データ
別名: | 精強宇宙球体 |
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身長: | ? |
体重: | ? |
出身地: | キングスフィア体内 |
概要
『ウルトラマンデッカー』に登場する地球外生命体「宇宙浮遊物体スフィア」の一種。
母体(母機?)と思われるキングスフィアから生み出される小型の個体で、いわゆる本作における戦闘員的存在。常に緑色に発光し浮遊している。
緑色のビームを放つ能力を持ち、劇中では無数の飛行編隊で街に攻撃を仕掛けている。また、相手を吸収して同化する能力も持っており、吸収された相手は記憶及び自我を失い、徐々に同化されていってしまう模様(TPU隊員の2名が吸収されており、アスミ・カナタも吸収されて自分を見失いかけたが、気を振り絞ってデッカーに変身した事で生還した)。
また19話にて、人間のみならず、異次元人ヤプールさえ、吸収してしまう事が判明した。
なお、地球人にとっては充分な脅威だが、単体ならTPUの携帯銃火器やナースデッセイ号やGUTSファルコンで撃墜でき、単体での攻撃力の低さを数の暴力で補ってはいるものの、ウルトラマン相手だとそれでも分が悪いようで、デッカー相手には悉く消滅させられており、光線技だけでなく、パンチやキックだけでも倒されている。
また怪獣と合体する事でスフィア合成獣に変身させる事も可能。
第7話では火星で襲撃が頻繁に行われており、TPUとウルトラマントリガーが迎撃を行っていた。小型のスフィアがヒジリ・アキトによって捕獲、解析されユザレから託されたスフィアのディメンションカードにエネルギーを注入することに成功している。
第12話で、第1話以来となる襲撃をスフィアネオメガスと共に展開し、融合によるスフィアネオメガスの欠損部分の修復や目的に合わせた腕の形状変化、デッカーへの一斉射撃を行っていた。
第14話、15話では、スフィアネオメガスが復活させたと思われるスフィアザウルスと再び、攻撃を開始。前回のスフィアネオメガス戦と同様に、スフィアザウルスの破損部を修復するだけに留まらず、ナースキャノンを一つの集団になることで防御する能力を見せた。(無論、肉壁の為、部位的な破壊はされる)15話ではスフィアザウルスの活動再開と同時に行動を開始し、リュウモン達やTPU地上部隊をテラフェイザー-フェーズ2-と共に襲いかかる。デッカーの新たな形態ダイナミックタイプにより襲撃した一団スフィアザウルス、テラフェイザーと共に一掃される。
第19話では、火星のみならず、月面基地も占拠しており、小型と人間大の大きさの個体が多数登場する。TPUの宇宙開拓の前線基地だった施設内を巣窟としており、調査に訪れたマナカ・ケンゴを取り込もうとした。その後、現場に居合わせたヤプールにも取り付き、記憶も完全に吸収して、同化寸前にまで達していた。その後、等身大のトリガーとデッカーに返り討ちに合い基地の周辺に様々なロボット怪獣の集めて自分達の器にしようとしていた内からギャラクトロンMK2に取り憑いて、反撃に出る。取り憑いたヤプールは、ゼペリオン光線とセルジェント光線でたおされ、ギャラクトロンMK2もダイナミックタイプとグリッタートリガーエタニティの連携技で破壊された。
第21話では、民間企業サイテックスラボラトリーホールディングスの敷地にて、死骸が発見され、それを分析培養してSプラズマ増殖炉という新しいエネルギー動力源が作り上げられたが、増殖炉の出力を上げた事で生き返り、増殖炉を破壊し取り込むことでスフィア合成獣では無い、スフィアザウルスに続くスフィア融合獣スフィアジオモスとなった。
余談
『ウルトラマンダイナ』に登場した宇宙球体スフィアと名前や外見、能力がほぼ瓜二つだが、詳しい関係性は不明。
ウルトラマン1人相手に悉く倒されるのも共通しているが、『ダイナ』では光線技でしか撃墜していなかった点が『デッカー』との違いの一つとなっている。
何とソフビ人形化しており、2個セットで、公式でも複数買いが推奨されている。