スペック
形式番号 | CFK-029 |
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全高 | 20.3m |
重量 | 68.6t |
パイロット | シャディク・ゼネリ |
製造 | グラスレー・ディフェンス・システムズ |
概要
水星の魔女に登場するモビルスーツ。パイロットはシャディク・ゼネリ。西洋の甲冑の騎士を思わせる。
前日譚に登場するベギルベウと同じグラスレー・ディフェンス・システムズ製のMSで、大腿部装甲や関節部、胸部に露出したコクピットのキャノピーなどに同様の意匠が見受けられる。
右腕の戦術複合装備『ビームブレイサー』はあらゆる機能が搭載されており、ビームサーベル、クロー部分の先端の銃口、ビームブレイサーを飛ばす有線ワイヤー、そして対GUND-ARM用の武装としてベギルベウに搭載されていたノンキネティックポッドの無線ドローン妨害システム「アンチドート」の発展型が組み込まれている。
左腕には小型のシールドが装備されており、ここからビームサーベルを展開可能。
劇中での活躍
第8話にて、サリウスがシャディクに連絡を入れる際、ベギルペンデ5機と共にグラスレー寮に派遣された。
格納庫内に立つ姿だけだが初登場。
9話で地球寮のメンバーと株式会社ガンダムの吸収を賭けた決闘を行う際にシャディクが乗り込み、僚機のベギルペンデ5機と共に臨んだ。
決闘においては真っ先にチュチュ専用デミトレーナーの足場を崩し狙撃を妨害、地球寮側のザウォート達を片付けたベギルペンデに号令をかけ共にアンチドートでガンダム・エアリアルの行動を封じる。
その後は動けないエアリアルにベギルペンデ達が飽和攻撃を仕掛けていたが突如としてエアリアルのシェルユニットが青く輝きだし再び動き出す。
アンチドートを突破しベギルペンデ達を一瞬で3機撃破したものの満身創痍であったエアリアルに対し最後は自らの手でトドメを刺そうと赴き右腕を構えるが、その瞬間に中破したザウォート達に支えられたデミトレーナーの狙撃を頭部に受け敗北した。
その際シャディクはミオリネに
「人に信じろとか言っておいて、結局アンタは誰も信用してないのよ。」
と行動が読まれていたことを吐露されている。
ガンプラ
2023年1月にHG1/144スケールで1760円(消費税込み)で発売予定。
余談
概要にもある通り前日譚に登場するベギルベウを思わせるデザインやカラーリングではあるものの、シルエットがハイングラやハインドリーに近しい事からカラーこそ異なるものの正統進化に近いベギルペンデの下位機種と長らく予想されていた。
ファラクトと同じく、量産機をベースとした同一規格のカスタム機と思われる。
関連タグ
ベギルベウ:前身機。
ベギルペンデ:僚機の高級(と思われる)量産機。
ガンダムシリーズ
ギャン:騎士を思わせるデザイン。ミカエリスが逆三角形のプロポーションで右腕に特殊装備に対し当機は末広がりで左腕に特殊装備が施されている相違点がある。