概要
機動戦士ガンダム水星の魔女PROLOGUEに登場するMS製造企業。
作中の時点で、GUND研究開発機関「ヴァナディース機関」を買収し子会社に置き、GUNDを利用したモビルスーツの研究を行っていた。
研究プラントが置かれたフロント「フォールクヴァング」は老朽化しているのか、壁にシミが出来ていたりと年季が入っており、施設を確保するにあたって中古のフロントを購入・改装したもしくは元々オックス社の所有物であった可能性がある。
また、買収前のヴァナディース機関が元々スペーシアンかアーシアンかは明言されていないが、PROLOGUEでは先述した通り老朽化している施設を拠点としている事や本編の第八話ではカルドのビデオメッセージで「スペーシアンの皆様」と前置きをした事、宇宙空間での生活で生じる障害への療法の一つであるワクチンやインプラントよりもGUNDが安価な技術である事をアピールしている事から彼らもアーシアンの可能性が高いと思われる。
しかし、彼らの開発するGUNDフォーマットを利用したモビルスーツGUND-ARMの危険性が露呈した事からモビルスーツ開発評議会によって会見からの締め出しを受けたうえで研究や開発が凍結され、追い打ちをかけるようにデリング・レンブランの独断によりグラスレー・ディフェンス・システムズ傘下のドミニコス隊が強襲し職員及び関係者は二名を除きほぼ全滅。フォールクヴァングも爆破された。この事象は後年ではヴァナディース事変（の一端）とされる。
二十一年後（とされる）本編では本社を含め未だ顛末が明らかとなっていない。
なお、ベネリットグループの傘下企業であるシン・セー開発公社とは表向きには関係がないと思われるが……。
社員
便宜上、ヴァナディース関係者も本記事に記載する。
フォールクヴァング配属
- ヴァナディース研究員
- 出向社員
本社勤務
- 社員
- ヤマオカ：ツーブロックの中年の日系人。ナディムと連絡を取っていたがフロント制圧部隊が突入しドミニコス隊MSが発進する直前に通信が途切れ、消息不明。
関係者
- エリクトは便宜上ここに表記。
- エリクト・サマヤ：エルノラとナディムの娘。
- ベルメリア・ウィンストン：便宜上ここに表記。ヴァナディース研究員だがPROLOGUE時点での配属先は不明。
開発MS
- ガンダム・ルブリス
- ガンダム・ルブリス 量産試作モデル
関連タグ
- 水星の魔女関連企業
- ペイル・テクノロジーズ：接収された技術は主にこちらに流出したと思われる。
- シン・セー開発公社：現時点では（表向きには）直接の関連はないと思われる。
- 株式会社ガンダム：事実上の後継者。
- 他作品
