CV:前川涼子
概要
アスティカシア高等専門学園のグラスレー寮に所属する、パイロット科2年の女子学生。学籍番号LP012。
シャディク・ゼネリの取り巻きの一人で、気弱な性格。
人物像
愛着があるのか年季の入ったウサギのぬいぐるみをよく抱いている。ベギルペンデのキットインストでは『ほっとけない系』とされている。同じ人見知りでもスレッタ・マーキュリーとは異なりコクピット内で強気になる事もない。
政治などへの関心も薄いのか、サリウス・ゼネリと寮の面談でもそっぽを向いて寝込んでいたりシャディクのベネリットグループ解体を目論むクーデターに対して反応を見せていない。前者に関してはゼネリ家やサビーナに咎められる事も無かったため、問題視されるどころかむしろ彼女に配慮しているものとみられる。
グエル・ジェタークのファンなのか、彼の〈決闘〉動画を視聴する事が趣味。第9話アバン時点で(具体的な日月は不明ながらも、グエルがホルダーかつシャディクが脱走騒ぎに言及していたため過去と思われる)その月だけで5回視聴しているほど。
地球寮との団体戦の前にはメイジーに自身が足を引っ張るのではないかと不安視する発言をしており、VSエアリアルではメイジーと共に最後まで生き残っており特段イリーシャが他のメンバーに劣っているわけではないと思われるが、サビーナがフォーメーションを組むよう指示した際も彼女は指名されず戦闘時は常に仲間の誰かしらと集団行動をとっており、シャディクら6人の中では最も腕に劣っていると自覚しているからなのか単に自信がないからなのかは不明。
とはいえ、リーダーのシャディクは策士ではあるものの出しゃばりであり他のメンバーも直情的な性格が2名もいるため相対的に冷静かつ俯瞰出来る立ち位置ではある。
動向
起業が禁止された地球寮を憐れんでおり、彼らとの団体戦ではベギルペンデに搭乗し追い詰められたチュチュ専用デミトレーナーの脚部を破壊し、シャディクの危機を救うが、地球寮の作戦により同機によってエアリアルを追い詰めたミカエリスの後頭部を狙撃されてしまい逆転負けとなる。
ヴィム・ジェタークの行動に応じて「彼ら」にもクエタ攻撃を行うようシャディクから指示があった際は、二時間後と伝えられたにも拘らず強行した事に疑問を呈した。
余談
- 学籍番号に本人の能力は反映されないと思われ、シャディクの取り巻きの面々は連番である事から同一の出資者が付いているとみられる。
- 茶髪こそ先に登場したペトラ・イッタと共通しているものの、それ以外の面では共通項は薄い。
- むしろ、人物像の節で先述した通りスレッタと対比されている節がある(グエルへの好感度は対照的)。
関連タグ
- グエル・ジェターク:彼のファンだが、社会的地位と消息は……。
- スレッタ・マーキュリー:内向的な性格同士だが、作中ではどこか対比されている節がある。