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タイプスピードワイルドテクニック

かめんらいだーはーとふかんぜんへんしんたい

仮面ライダードライブサーガ『仮面ライダーハート』に登場する新たなライダー「仮面ライダーハート」の失敗形態である。

『DRIVE!TYPE-SPEED!WILD!TECHNIC!』

ハート「……? こ、こんなんだったか、ドライブって?」

ブレン「まあ……だいたい、こんな感じかと」

概要

劇場版作品『サプライズ・フューチャー』のプレミア前売り券付属のシフトカー「シフトスピードワイルドテクニック」での音声。タイプスピードタイプワイルドタイプテクニックの音声が順番に鳴る。トレーラー砲に装填するとトリガーを引く度にスピード→ワイルド→テクニックの順に音声が切り替わる。

ちなみにマッハドライバー炎で読み込むと「ハヤーイ!ツヨーイ!ウマーイ!」になる。どこかの牛丼屋みたいだ

劇中には登場しない・・・と思われていたが、『ドライブサーガ 仮面ライダーハート』では仮面ライダードライブを模した変身の失敗例として登場。仮面ライダー図鑑によると正式名称は『仮面ライダーハート 不完全変身態』

ロイミュード5886との戦いで過去のデータからドライブを模した力を手に入れようとして、ブレンメディックと共にドライブの姿を思い出しながら即興でデータ構築したが、頭がタイプテクニック、胴体がタイプスピード、下半身がタイプワイルドという奇妙な姿になってしまった。奇しくもその姿は現さんがかつて思い浮かべた妄想ドライブそのものである。

タイプフォーミュラの意匠が無いのは、ブレン曰く「青はやられたから嫌い」とのこと。

より細かく見てみると、

  • 頭部がテクニック=分析能力に優れた頭脳。だがいくら分析が優れていてもそれを生かせる手先の器用さが無ければ意味はない
  • 胴体がスピード=空気抵抗をなくすため薄くされた胸部装甲。だが足が速くなければただの紙装甲。
  • 下半身がワイルド=力で圧倒する前提の重たい脚部。だが肝心のパワーを活かす箇所は腕であることが、攻撃を受けやすい部位は胴体であることが多いため、ただ足が遅いだけ。

と、まさに全てのタイプの長所を完全に殺している奇跡的なスタイルである。てんこ盛りがここまで悪影響を及ばすことがあるのは珍しい例ではないだろうか。

かなり無理のある変身形態だからか装甲が脆く、ロイミュード5886にあっさりと両肩の装甲及びタイヤを引っこ抜かれている。

立体物

残念ながら販売はされていない…が、タイヤコウカンシリーズのタイプスピード、タイプワイルド、タイプテクニックを各々分解しパーツを組み込むと、それっぽくなる。

外部リンク

ドライブログ | 追田警部補の事件簿 - 本編第12話で描かれたモンタージュの裏話