ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

クリボー(遊戯王)の編集履歴

2023-02-22 02:10:01 バージョン

クリボー(遊戯王)

くりぼー

『遊戯王』に登場するモンスターカードの一つ。

クリクリー!


概要

闇属性・悪魔族の効果モンスター。茶色いモジャモジャから緑色の短い手足が生えており、可愛らしい瞳が印象的。


主人公の武藤遊戯が使用するカードの1枚で、ブラックマジシャンブラックマジシャンガールに次ぐ知名度を誇るマスコット的存在。彼のデッキにおいて守りの要を担う。


原作・アニメでの活躍

決闘者の王国編からバトルシティ編まで遊戯のデッキに投入されていたが、初登場時のインセクター羽蛾戦では罠カード(詳細不明)の囮として破壊されるだけだったり、低ステータスから「最弱モンスター」と対戦相手に酷評される事があった。


現在では考えられないことだが、原作初期においてはモンスターカードの効果は隠し能力のような扱いとなっており、カードには何も書かれていないのは当たり前だった。また、この時期のルールでは高レベルのモンスターを召喚する際に生贄(リリース)が必要無く、攻撃力の高さが重視されたという事情があり、ぱっと見で最弱と決めつける風潮になるのも無理はなかった。


初めて秘たる能力が明かされたのは王国編における海馬瀬人戦で、

案の定「マジックアンドウィザーズでも最も攻撃力の低いカード」とこき下ろされたが、

「何かが触れると機雷のように爆発し、攻撃を無力化する」という特殊能力と

魔法カード「増殖」のコンボで最強のモンスターだった青眼の白龍から遊戯を守る活躍を見せた。

同編ではクライマックスのvsペガサス戦でも

彼の切り札サウザンド・アイズ・サクリファイスを攻略する為に活用されており、

単純な攻撃力の高さだけでは勝負が決しないM&Wの奥深さを示している。


ルールが調整・変更された『バトルシティ編』以降のデュエルでも度々召喚されており、装備された《魔術の呪文書》の内容が分からず混乱したり、《オベリスクの巨神兵》の攻撃にビビって涙目になる等、多様で愛らしい表情を見せてくれる。


OCG効果が適用されたのは『バトルシティ編』の遊戯VS海馬戦(アニメ版)が初で、《オベリスクの巨神兵》の攻撃によるダメージを防いでいる。


また、アニメオリジナルの『ドーマ編』や後続作品でも多数の派生モンスターが登場しており、その人気が窺える。


OCGカード

カードテキスト

効果モンスター

星1/闇属性/悪魔族/攻 300/守 200

(1):相手モンスターが攻撃した場合、そのダメージ計算時にこのカードを手札から捨てて発動できる。その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。


解説

戦闘能力は低いが、効果によりプレイヤーへの戦闘ダメージを1度だけ防ぐことができる。ただし、自分ターンには効果が発動出来ないので注意。


OCGにおいては数少ない手札誘発かつ誘発即時効果に分類されるカードの1枚で、

OCGのルール解説等では度々誘発即時効果のカードとして引き合いに出される場合がある。

用語だけ見ると知らない人には意味不明だが、手札に握っている状態から効果を使う事ができ、

しかも相手のカードに対してカウンターとして使えるという事(ただしカウンター罠カードの効果等、例外はある)である。

更にクリボーの場合はフリーチェーンである…等、細かい話は色々と存在するが詳細は割愛。


手札にあるだけでも敵の致命的な攻撃を防ぐ事ができるため、デビル・フランケンの効果で

融合モンスターを繰り出し、更に巨大化で攻撃力を倍にしてワンショットキルを狙うような

戦法が使われていた時代にはこれに対するメタカードとして採用される事があった。

当時の環境では強烈なモンスター除去カードが多かった為に、フィールドに壁モンスターを出しておくのが

難しく、更に低ステータス故にクリッターなどのモンスターをサーチするカードで引っ張ってきやすいという事情があり、

効果自体も相手に妨害されにくいという強みがあったためである。


現在は攻撃を防ぐのみならず、バトルフェイズを強制終了させる《バトルフェーダー》などの

非常に優秀な手札誘発カードの後輩が存在しているため、あえてクリボーを採用するという

デッキは少ないが、天魔神などの素材の縛りの厳しさを《クリボーを呼ぶ笛》との併用である程度カバーする・下記の派生モンスターとの連携で多量召喚するという活用方法もある。


派生・関連カード

2016年クリボーンが登場したことによりカテゴリ化された。

クリボーの派生というだけあって、大抵はモンスターの破壊やダメージを防いでくれる効果を持っている。


歴代アニメの主人公はクリボー系カードを使用するのが一種の伝統で、例外は遊星遊矢ぐらい。その2名も漫画版において、それぞれジャンクリボーEMクリボーダーを使っている。


ハネクリボー


クリボー5兄弟

クリバビロン以外はルール上「クリボー」として扱う。


「クリボー」と名の付くモンスター


その他のモンスター


魔法カード

機雷化

クリボーを呼ぶ笛

増殖

ティンクル・ファイブスター

バーサーカークラッシュ

ジェネレーション・ネクスト


余談

  • 見た目がそっくりな「屋根裏の物の怪」という通常モンスターがいる。現状クリボーと関連付けるサポートカードはない。

  • 実はOCGにおいては攻撃力最低値・タイだった事は一度も無い。
    • クリボー以前に「異国の剣士」と「ゾーン・イーター」が攻撃力250/守備力250を叩き出している。さらに言うと、この2枚よりも先んじてワイトが最弱モンスターの座に君臨(?)していた。つまり、クリボーは最弱攻撃力だった時期が全く無いのである。
    • 上記のカードの初収録順は以下の通り。
      • 「ワイト」……STARTER BOX(1999年3月18日)
      • 「異国の剣士」と「ゾーン・イーター」……BOOSTER4(1999年8月26日)
      • 「クリボー」……Vol.7(2000年1月27日)

  • 『遊戯王ラッシュデュエル』ではクリボーそのものは登場していないが、クリボー系のクリボットが登場している。

関連イラスト

こんな遊戯王シリーズ嫌ッドゥヒン☆

クリバスケット クリボー

センシティブな作品


関連タグ

遊戯王 遊戯王OCG

マスコット 最弱 最弱キャラ

遊戯王OCGの特殊カテゴリー一覧


闇属性 悪魔族 効果モンスター 手札誘発

一頭身 増殖 / 数の暴力 ふるもっふ


外部リンク

《クリボー》 - 遊戯王Wiki

遊戯王Wikiにおけるカテゴリとしての「クリボー」の解説

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました