And in this world that sort of shit is good for one thing.
Gettin' ya killed.
概要
原題は『 The Last of Us 』。ノーティードッグによって開発され、日本では2013年6月に発売されたTPS(三人称シューティング)の「サバイバルホラー」。『アンチャーテッド』シリーズを手がけたスタジオだけあって、さながらプレイするロードムービーといった風合い。荒廃した世界に生きる登場人物たちの織り成す、情感に満ちた人間模様の描写にも力が入っている。
傾いた高層ビルに水没した地下道など、作り込まれたアメリカの朽ち果てつつある街並みを堪能できる、廃墟好きにもたまらないゲーム。ホラーと銘打っているだけあって、物音のする暗闇などは最高におっかない。
対応機種はPS3だが、2014年8月21日にPS4専用のリマスター版が発売された。
2020年6月19日には、本作から5年後のエリーを主役に据えた『 The Last of Us PartⅡ』が発売されている。
2022年9月2日にはPS5、PC向けのリメイク版『 The Last of Us Part I』が発売予定。
物語
謎の寄生菌の感染爆発が人類を襲ってから20年。政府の崩壊以降、軍が強権的に支配する北米東海岸の隔離地域で運び屋を営んできたジョエルは、銃取引のいざこざをきっかけに、レジスタンス組織・ファイアフライから「荷物」として一人の少女の身柄を預けられる。
壁に囲まれたボストンを抜け出し、とうに廃墟となった州の旧議事堂に待機しているというファイアフライの一団まで荷物を送り届ければ、仕事は終わる――はずだった。
ゲームシステム
三人称視点のアクションゲーム。銃器や弓矢を使った遠距離攻撃、角材や刃物を用いた格闘戦に、レンガや瓶を使った搦め手も有効。ただし敵が多いと集中攻撃を浴びることになるため、身を隠して動く場面も多い。体力は基本的に自動回復せず、回復アイテム(の素材)を確保しておく必要がある。
武装した敵対者や、隔離地域外にうごめく感染者と戦うために、貴重な物資を消費していくため、ロッカー引き出し洗面台とあらゆる場所から使えそうな物を探さなくてはならない。持てる物資にも上限があるため、難しい局面を上手く切り抜けられるかはプレイヤーのサバイバル力次第。
道中で見つかる部品や工具を収集しておくと、ストーリー中に点在する作業台を使って武器の改良や取り回しの改善が可能。改良した武器は同一難易度の周回でのみ引き継ぎができる。
サプリメントによるステータス強化の要素もあり、体力の最大値増加や、射撃時の照準精度の向上、ステルス行動で重宝する「聞き耳」での索敵範囲拡大に加え、ナイフを消費した反撃も使用可能になる。
登場人物
本作の主人公。ボストンの隔離地域で運び屋を営む。
感染爆発で最愛の家族を失って20年、手段を選ばず生きてきたタフな男。形見の腕時計は肌身離さず身に着けている。年齢は50歳前後だが、フィジカルは強靭。
詳細はリンク先参照。
エリー (声:潘めぐみ / Ashley Johnson )
ジョエル達が預かる「荷物」。陸軍の幼年学校(要するに孤児院)育ちで、14歳の生意気盛り。
詳細はリンク先参照。
テス(声:田中敦子 / Annie Wersching )
運び屋商売で稼ぐジョエルの相棒。切れ者の女性で、ボストンのマーケットでは顔が広い。ファイアフライが保有する銃器と引き換えにエリーの護送を引き受ける。身内には気遣いや温かみを見せるものの、自分を殺しに来た相手を返り討ちにするなど、容赦のなさはジョエルといい勝負。イベントムービーでも頻繁にヘッドショットを決める、頼もしい姉御。
マーリーン(声:朴璐美 / Merle Dandridge )
軍による支配に対して政府組織の復活を唱える武装集団・ファイアフライを率いるリーダー。軍に指名手配を受けている。エリーの母とは友人だった。幼い頃から知っているエリーを自ら移送するつもりだったが、作戦中に負傷したためジョエルとテスに彼女の身柄を預けることに。その目的は――。
ビル(声:谷昌樹 / William Earl Brown )
隔離も何もされていない避難指定のリンカンのゴーストタウンで生きるトラップキング。あらゆる侵入者を排除するため街中に罠を仕掛けながら、集めた物資で運び屋と取り引きしている。少々気難しく、独り言が多め。ジョエルとは馴染みで、大きな借りがあるらしく、車の入手を手伝う羽目になる。孤独を紛らわせるためか、雑誌のような文化的な娯楽も私的に収集している(劇中で明言はされないものの、雑誌の趣味などから同性愛者であることが示唆されている)。
ヘンリー(声:坂口候一 / Brandon Scott)
ハンターに支配されたピッツバーグで出会う青年。住んでいた地域の体制が崩壊し、ファイアフライの本拠地を探している。パンデミック当時はまだ幼く、平和だった時代をおぼろげに記憶している。明朗で楽観的な性格だが、唯一の肉親であるサムの安全を最優先に考えており、非情な判断を下すことも。
サム(声:内山昂輝 / Nadji Jeter)
ヘンリーの弟で、エリーと同年代の少年。一緒に旅をしてきた仲間とはハンターの襲撃で離散しており、かれらの生存を諦めている。まだ子どもらしい情緒を見せる一方で、世界の過酷さゆえか常に不安げな表情を浮かべている。
トミー(声:高橋広樹 / Jeffrey Pierce)
ジョエルの弟。ジョエル曰く「マーリーンに唆されて」かつてはファイアフライに所属していた。正義感が強く、情も倫理も捨てた兄とは意見の相違から喧嘩別れをして以来、音信不通。生きるために手を汚した記憶に苦しみながらも、人らしい暮らしを取り戻そうと、現在はある集落に協力している。
デビッド(声:大川透 / Nolan North)
厳冬を耐え忍ぶエリーの前に現れた、山間に暮らす集落のリーダー。落ち着いた物腰の理性的な人物で、どこか透徹した人生観の持ち主。共に感染者の襲撃を乗り切ったエリーに興味を抱き、自分たちのグループに勧誘する。
原語版のCVを務めたノーラン・ノースは、同じくノーティードッグのアドベンチャーゲームにて某トレジャーハンターを好演している。
敵対者
感染していない人間。大抵は集団でプレイヤーを追い詰めてくる。防弾装備を身に着けている者も居り、銃での撃破に手間取ることも。ヘッドショットによる即死攻撃が有効なため、狙撃に慣れれば消費する弾数を大幅に節約することができる。数の脅威が素直に恐ろしいものの、索敵AIの都合でシュールな場面演出に貢献してしまうことも少なくない。
軍 / FEDRA(FEderal Disaster Response Agency)
崩壊した政府に代わって、物資の配給や人の往来の管理など、各地の隔離地域を統率する。隔離地域を密かに出入りする市民も少なくないため、寄生菌のキャリアの疑いのある者を容赦なく排除している。ボストンを抜け出したジョエル一行を追跡してくるが、議事堂での攻防を最後に、生きている軍人の出番は終わり。他の地域では不満を爆発させた市民の叛乱によって軍が壊滅したケースもあり、旅の中では凄惨な戦いの名残を目にする場面もある。
『Ⅱ』では「連邦災害対応管理庁」と訳されている。
ハンター
軍の支配と庇護の下に属することなく徒党を組み、弱肉強食を地で行く略奪者集団。隔離地域内で蜂起した市民が軍を駆逐したり、廃墟となった町で共同体を形成していたりする。現物取引が当たり前となった世界で「商品」を狩り集めるべく、集団で他の生存者を襲う。ビル曰く、行動を予測できる感染者よりも恐ろしい連中。
半数くらいが銃を使ってくるため、銃撃戦になることも多い。プレイヤーが物陰で油断していると火炎瓶を投げつけてくる。
感染者
人間の脳に寄生し、胞子を撒き散らすがごとく人々を襲うよう仕向ける菌の感染爆発(パンデミック)がそもそもの発端。作中では冬虫夏草の仲間と設定されており、症状は「寄生菌による脳内感染(Cordyceps Brain Infection)」と呼称され、発症率100%の凶悪さで猛威を振るう。治療に関してはWHOもお手上げで、一時期は爆撃で感染者を一掃していたほど。世界規模で影響が広がったと思われ、少なくともアメリカ合衆国は壊滅。
感染力が強く、飛沫感染する他、菌床から飛散する胞子を吸い込むだけでも人としての死を意味するため、特に隔離地域外で活動する者たちにとってガスマスクは必需品。正気でいられるのはもって2~3日、早ければ数時間で影響が出るため、隔離地域でも頻繁に専用機器でのスキャンが行われており、感染が発覚すれば即座に薬剤ないしは銃弾を用いた“処分”が下される。
感染者の「意識」については作中で明言されないものの、死より惨い状態である可能性も示唆されている。
感染者に噛み付かれた時点で感染によるゲームオーバー……と言うより、感染者の形態によらず噛み付きが即死攻撃となっているため、距離や迎撃手段の確保など細心の注意が必要。
ランナー
感染初期。苦しげに呻きながらウロウロと歩き回り、人と見れば襲いかかり噛みついてくる。パンデミックの際にはそこらじゅうに溢れ返っており、そこかしこで生存者を襲う地獄絵図を展開した。目が見えているため移動速度が速い反面、耐久力は生身の人間と変わらないため、各個撃破はそれほど難しくない。ただし、とにかく素早い動きで接近して殴り掛かってくるため、囲まれると袋叩きにされるなど非常に危険。
ストーカー
感染中期。ランナーと大差はないが、菌の寄生が進行して眼球から菌糸が伸び始めている。視力は残っており、向かってくるときは一直線。プレイヤーの視界に入っていると隠れて様子を窺い、背中を見せた途端に襲いかかってくる面倒なやつら。必然的に物陰の多いフィールドに配置されているため、急に出てくる挙動のほうに驚かされるプレイヤーも多い。
クリッカー
本作を代表するクリーチャーであり、感染末期の怪物。すくすく育った菌のせいで頭部の形状はキノコ状になっており、もはや生前の面影はない。視覚を失ったため自らクリック音を発し、反響で周囲の状況を捉えている。剥き出しの歯が並ぶ口だけは残っていて、ランナーやストーカー同様に噛み付き攻撃を仕掛けてくるが、クリッカーの噛み付きはナイフを所持していないと振り払えないため、ゲーム全編を通してゲームオーバー要因の筆頭。
物音を立てようものなら両腕を振り回して掴みかかろうとしてくる上に、通常の打撃攻撃は効かず、近接武器がない限りは接近を許してしまう。体組織も変化しているのか、銃撃への耐久力まで上がっており、拳銃で倒そうとすると弾数を持っていかれてしまう。
「症状」がここまで進行すればコロニーという形態になり力尽き、大きな菌床の核になって胞子を飛ばし始める。
ブローター
飛び道具をも得た、確認されている感染者の最終形態。ミシュランのタイヤマンが全部キノコに置き換わったような外見。見えにくいがちゃんと口があり、続編では死体をむさぼり食らうおぞましいカットシーンがある。全身に硬い外皮を身に付けているため銃弾がほとんど通用しない。胞子を撒き散らす爆弾を投げつけてくるため対峙する間は一つ所にとどまるのも難しい最悪の相手。即死となる引き裂き攻撃は抵抗・カウンターの手段が一切なく、むやみに距離を詰めても問答無用でリトライ行きに処されてしまう。火炎に弱いのと個体数が少ないのがせめてもの救いだが、そもそもまともにやり合うべき相手ではない。
武器
ハンドガン
初期装備の9mm自動拳銃。最も基本的な武器だが、ブローター以外の相手ならどんな時も頼りになる。改造でマガジンを拡張すれば、最大20発以上を携行可能。
リボルバー
装弾数が6発固定の高威力なハンドガン。感染者にやられた名も無き兵士の遺品。弾込めが1発ずつなのでリロードのタイミングには要注意。序盤はホルスターを作ってハンドガンと併用するのが目標。
猟銃
議事堂で倒れたファイアフライ構成員の武器。高倍率のズームで積極的にヘッドショットを狙うことができる。威力も高いが、初期状態だと一発撃つごとにリロードが必要になる。狙撃に自信のある人は改造で装弾数を増やそう。貫通力を上げれば防弾ヘルメットをも撃ち抜けるようになる。
弓矢
ビルのアジト付近で入手する武器。矢が放物線を描いて飛ぶことに加え、目標を射抜くまでに若干の時間差があるため、猟銃よりさらに上級者向けの狙撃武器だが、音を立てずに敵を攻撃できるメリットがある。上手く刺されば矢が折れず、回収して再利用できるのも魅力。
ショットガン
ビルのアジトで譲渡される武器。近距離で撃てばブローター以外の敵はほとんど即死するストッピングパワーの高さが売り。反動の強さやリロードの長さは改造で改善可能。待ち伏せ戦法と相性が良いため、ゲーム中盤ではとてもお世話になる。
ミニショットガン
イシュの下水道で入手できる武器。銃身と銃床を切り詰め、ハンドガンのカテゴリにストックできるようになったショットガン。一撃必殺の威力はそのままに、散弾の拡散範囲がショットガンより広く、より接近戦向き。弾薬はショットガンとは別規格で共有ではない。
ディアブロ
ダムで入手できる武器。スコープを取り付け狙撃ができるようになった、より高威力のリボルバー。大抵の相手を一撃で吹き飛ばす凶悪さが持ち味。長物カテゴリに猟銃を入れたくない時にはこちらを活用しよう。弾薬は専用規格で猟銃と共有ではない。
火炎放射器
コロラド大学で入手できる武器。金属配管に噴射剤と燃料の缶を取り付けたDIYな一品。ボタン長押しで発射するため若干のラグはあるものの、距離を詰めてくる感染者相手には非常に有効。後半~終盤ではとりあえず長物カテゴリに入れておけば心強い。
アサルトライフル
最終盤の病院で鹵獲できる事実上のステージ専用武器。改造する機会はないが、連射で制圧できる強力な武器で、火炎放射器と併用するとほぼ隙はなくなる。反動が強いため、単発撃ちで使ってもいいだろう。一発ごとの威力は低いので相手が倒れるまでしっかり撃ち込むと〇。
火炎瓶
工作できる投擲物その1。燃え広がる炎が一定時間の着火判定を持つため、火を恐れない感染者に対して非常に有効。ブローターでも2発浴びせられればほぼHPを削りとれる。ステルス時には物を投げて感染者をおびき寄せてから火炎瓶で一網打尽にするコンボが強力。もちろん人間相手でも有効で、アーマーを着た相手でも一撃で倒すことができる。爆弾と違い着発するうえ、直撃せずとも周囲の目標に引火する優れもの。素材になるアルコールと布は回復アイテムと共通のため、配分には気をつけたいところ。
爆弾
工作できる投擲物その2。ビルが編み出した危険な玩具。実質的な地雷で、転がしておけば近づいてきた標的をまとめて吹き飛ばす。アーマーを着た相手でも一撃で倒すことができる。不発だった場合には回収可能。素材になる刃物はナイフや打撃武器強化に、火薬は煙幕にも必要になる。
煙幕
工作できる投擲物その3。一定時間、白い煙を発生させる爆弾で効果範囲内の敵をひるませる。人間相手の銃撃戦で非常に有効なアイテムで、距離を詰めたり奇襲に使える。素材は火薬と砂糖。
ビン
落ちてる投擲物その1。割れると大きな音がするため、専ら陽動に使われる。相手に直接ぶつけて怯ませ、次の攻撃につなげることもでき、タイミングを合わせれば打撃武器との強力なコンボが発生する。持ち物としての枠はレンガと共通しており、どちらか一つしか持ち歩けない。
レンガ
落ちてる投擲物その2。陽動の効果はビンにやや劣るものの、特筆すべきは打撃武器としての性能。相手に気づかれていない状態で殴り掛かればクリッカーすら仕留められるため、愛用するプレイヤーは多い。もちろん大きな物音がするため、周囲の状況を把握したうえで使いたい。
角材 / 木製バット / 鉄パイプ
近接用の打撃武器。強度に差はあるものの、一定回数殴ると使えなくなってしまう消耗品。刃物で強化すると必殺の一撃を繰り出せるようになるが、素の状態でもビンやレンガと組み合わせれば頼もしい武器となる。
マチェット / 斧
近接用の必殺武器。強化した打撃武器と同等の威力を持つ一方で、耐久力には難あり。刃物強化は使用回数を増やすのと変わらないものの、乱戦時に持っておけば制圧力を発揮してくれる。
ナイフ
刃物素材から作れる名脇役。絞め落としよりも素早いステルスキルや、クリッカーへの反撃に有用。その最大の使命は、ストーリーの各所で見つかるまとまった量の物資(※ラスアス基準)が眠っている部屋のドアの鍵をこじ開けることにある。
Left Behind ―残されたもの―
ノーティドッグが贈る2014年のバレンタインプレゼント(配信版)。
エリーを主役に据えた追加エピソードで、戦闘にも楽しい新システムが導入された。本編内の行間を埋めるような筋立てながら、難易度は相変わらず容赦がない。
大学探索中に敵と遭遇し、重傷を負ったジョエルを手当てするため、どうにかショッピングモールに辿り着いたエリーは物資を探してモール内を奔走する。単身での決死行と並行して描かれるのは、彼女のボストン時代――ジョエルとテスに出会う半月ほど前のある出来事。
特徴としては、本編ではイベントだけだった「敵人間 vs 感染者」の戦闘が実際にゲーム中でも引き起こされることにある。漁夫の利を狙いやすくなる反面、ナイフカウンターが使えないエリーでは捕まった時点で即死確定のクリッカーとの正面戦闘を強いられやすくなる。
実際の戦闘ではとにかくクリッカーが猛威を振るい、狭い場所ではほぼ無双状態。一方で広い場所では人間側も逃げ場が多くなって銃を活かしやすくなるためか、いい勝負をする。なお、ランナーはかなり不利で、1対1だとあっさりぶっ殺されることが多い。
ライリー
エリーが軍の寄宿学校(という名の孤児院)にいた頃の友人。ファイアフライに憧れ、喧嘩別れ同然にエリーのもとを去り、学校を飛び出して行方不明になっていた。ある晩、首にファイアフライのタグを提げて戻ってきたライリーは、エリーを連れ出して立入り禁止のショッピングモールに潜り込む――。
ドラマ版
The Last of Us | Official Website for the HBO Series
アメリカ有料ケーブルテレビ局HBO(Home Box Office, Inc.)によって実写ドラマシリーズ(全9話)が2023年1月より公開中。
ジョエル役は『マンダロリアン』のディン・ジャリンで知られるペドロ・パスカル、エリー役は『ゲームオブスローンズ』の幼い女領主リアナ・モーモントを演じたベラ・ラムジー。ゲーム版で声優を担当した、トロイ・ベイカーとアシュレー・ジョンソンもそれぞれ役柄を伴って登場する。
日本語吹替版もゲーム版を担当した声優の多くが続投している。
世界観の拡張に伴って設定や展開に一部変更や補足を取り入れつつも、ポストアポカリプスを題材とした映像作品としての完成度は非常に高く、原作のムービーがフラッシュバックするような演出、理性を失った感染者の力任せの追跡、台詞回しの再現度だけでなく、サブキャラクターの掘り下げも高い評価を得ている。
悪夢の忍び寄る2003年のジョエルの誕生日から、20年後の隔離地域脱出までを描いた第一話だけで470万人の視聴者を獲得し、シーズン2の制作も決定している。
『THE LAST OF US』の第一話について、制作チームが語ります!
関連動画
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『The Last of Us Part I』 ローンチトレーラー
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バイオハザード7:同じく菌類に寄生されたクリーチャーが出てくる。
ネタバレ
エリーはパンデミックの原因となる菌に対する抗体を持っており、これによりワクチンを開発できる可能性があった。しかしその為にはエリーの脳を摘出する必要があり、確実に彼女は死ぬ事が終盤になって明かされる。
しかもあくまでも「ワクチンを開発できる可能性」であり、成果なくエリーは死ぬ可能性もあった。エリーはその話を聞かされ、世界の為になるならと承諾する。
ファイアフライの拠点までエリーを送り届けたジョエルはそれを知らされ、マーリーンから「エリー」と「世界」のどちらを救うかと迫られると、ためらいなく「エリー」を選択。
マーリーンを射殺、ファイアフライ相手に虐殺を敢行し、手術に備え麻酔で眠らされていたエリーを保護して逃亡した。
その顛末は5年後の世界、「The Last of Us Part II」にて語られる。