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キルゲ・オピーの編集履歴

2023-04-10 12:43:32 バージョン

キルゲ・オピー

きるげおぴー

漫画「BLEACH」の登場人物。

「お前達には速やかに 死んで貰い〼」


CV:山寺宏一

冒頭ポエム

軍勢ゆきゆきて喇叭を吹く

耳鳴り止まず星屑のごとく

軍歌の轟き雷鳴のごとく

(単行本56巻)


人物像

身長178cm 誕生日は9月1日

右半分が長めの非対称なおかっぱ頭とサングラスをかけた男性。両目は普通だが、聖文字を使うとシャッター(ロボットの目)のような目に変わる。

見えざる帝国星十字騎士団の一人。狩猟部隊(ヤークトアルメー)の統括狩猟隊長でもある。

ユーハバッハから授かった聖文字は「J」。占領した虚圏にて、破面の回収と部隊の指揮を執っていた。

普段こそふざけたような口調だが、性格は冷血で残虐。自分に従わない者は部下であっても平然と斬り捨てる。また言葉の「ます」と言う語尾が〼と表記されるのが特徴的。

一方で観察眼と判断力は優れており、ユーハバッハからは「特記戦力である黒崎一護もキルゲと戦っているならしばらくは動けない」と彼の実力を買っており、戦闘では一護の卍解は攻撃力以上に攻撃速度の方が厄介と冷静に分析していた。


能力

  • The Jail

「監獄」の名を持つ、聖文字"J"の能力。

特殊な矢を放ち、その矢を媒体に相手を閉じ込める檻を形成する。

霊圧を完全に遮断するらしく、一護の霊圧が尸魂界から感知できず、連絡も取れずにいた。

卍解状態の一護が頑張ってもびくともしない程の強度を持ち、更に死後も継続するためその捕獲能力は高い。ただし、同族である滅却師を幽閉することはできない。その為、滅却師の血が流れていた一護には最終的に破壊された。


聖文字は原作ではなかなか判明せず最期になってやっと判明したが、アニメでは初登場時から紹介シーンで普通に紹介される形になり、それによって分かりやすくなった。


完聖体 『神の正義(ピスキエル)』

滅却師完聖体

神の正義を参照。


この形態になると霊圧を感じ取れなくなる。

崩玉藍染の領域に達している可能性があるが不明。


聖隷(スクラヴェライ)

天使の光輪に見立てた頭部の光輪から周囲の霊子を隷属・吸収する「霊子の絶対隷属」能力。

滅却師の基本的な能力である「霊子の集束」を極限まで高めた絶対隷属であり、

あらゆる霊子構成体を見境なく吸収し、際限なく取り込んだ対象の霊圧に比例して自身を強化していき、姿も変わる。

この能力によって吸収するたびに取り込んだ対象によって自身の身体や翼も変貌し、特に滅却師の敵である虚(アヨン)に対しては使いたがらなかった。

吸収する基点となっている頭部の光輪が弱点であり、この部分を破壊されると聖隷の発動はできなくなる。


  • 霊子兵装

滅却師の基本技術。キルゲの場合はサーベル型となっており、そこから鍔の部分に神聖弓を展開。無数の神聖滅矢をボウガンのように射出する。


  • 血装(ブルート)

『星十字騎士団』全員が持つ戦闘術の一つで、自らの血管に霊子を流し込むことで攻防双方の能力を飛躍的に上昇させる身体能力強化術。詳しくはこちらを参照。

当然、攻撃用の動血装(ブルート・アルテリエ)と防御用の静血装(ブルート・ヴェーネ)をそれぞれ扱える。


  • 乱装天傀(らんそうてんがい)

糸状に形成した無数の霊子の束を自分の身体の動かない箇所に接続し、傀儡人形のように動かす超高等技術。

マユリ戦で発動させた石田の霊子の形状は片翼だが、キルゲのは後ろに板状から体に多数の糸のものに接続されているのでより操り人形っぽい。


劇中の動向

虚圏の破面回収部隊の総指揮を任されたと同時に「特記戦力・黒崎一護を全力で倒すこと」の任命される。

回収目的だった破面も試験と生じて持っていた槍で惨殺する。(部下曰く「回収する気はなく、虚圏にも興味がない」)

斬魄刀を隠し持っていたロリ・アイヴァーンメノリ・マリアを一瞬で倒し、ハリベル従属官であるミラ・ローズアパッチスンスンを倒した所にネルペッシェに助けを求められてやってきた黒崎一護と戦闘。

完聖体を披露した後は一時的に一護を圧倒したが、途中で割って入ってきたアヨンのラッシュを食らい、地面に何度も叩きつけられるしまうが完全に折れている首を手で平然と戻して「聖隷」の力でアヨンを霊子に分解して吸収。


「出来れば使いたくなど無かった。聖ナル翼が邪ナルモノで穢れて仕舞〼カラ」


醜悪な姿になるもパワーアップを遂げる。

負傷したアパッチ達を連れて砂の中に隠れていた井上織姫茶渡泰虎を聖隷で殺そうとしたがその隙に一護に卍解の発動を許してしまい、頭部の「光輪(ハイリゲンシャイン)」を破壊されてしまう。

さらに天鎖斬月を奪うことが出来ず、速度の圧倒的な差と能力の相性の悪さに静血装から動血装の切り替えすらできない苦戦を強いられる。

そして一護から「卍解が怖いのか?」と言われて激昂して静血装を解除し動血装に切り替えた隙をつかれて浦原喜助の不意打ちの一撃で胴体に風穴を空けられ倒れるも、「乱装天傀」を発動して強引に復活。

尸魂界に向かう一護を能力で黒腔内に封じ込め、指令の1つの「命を賭してでも黒崎一護を足止めすること」を完遂。

同時に浦原達にも重傷に負わせ、彼らにとどめを刺そうとしたが何者かの刃で背後から体を真っ二つにされて今度こそ死亡した。


最終的に一護に監獄を破壊されたが、ユーハバッハらはキルゲが一護と交戦した事に乗じて瀞霊廷へ侵攻し、死神側に甚大な被害を与えることに成功。


ユーハバッハにより石田雨竜の情報(ダーテン)を受けていたのか、石田が星十字騎士団入りした際に、ほとんどの団員が石田がユーハバッハの後継者となることに納得しなかったが、キルゲ・オピーは一護との戦いで石田の実力が自分より上であると確信しているような言動を見せている。

なお石田の事に関しては他の団員は「何者?」と知らなかったようだったので、騎士団の中でも情報に通じている様である。


主なセリフ

「ハイハ――イ!静粛に――!!これより、’’生きるか!?死ぬか!?虚・破面混合大センバツ大会’’を開催いたしまぁす!!」


「今の説明で分からない人はこんな風にぃ!こんな風に…こんな風に…死んでもらいまあす!!」


「おっと、多弁は銀、沈黙は金。少々喋り過ぎました…ご容赦を」


「不気味だと言いましたね。私のこの姿を。正しい反応です。貴男方死神の如き悪虐の輩の瞳には、聖なる執行者たる我々の姿は不気味でおぞましきものと映って然るべし!!!」


「良い判断です。 だが、“力の差”が計算から抜け落ちてい〼」


「こうして藻掻く姿を目にする度、私は認識を新たにします。弱者の死する様とは斯くも無様な物なのか…と。見るに堪えぬ…死になさい」


「卍解させてはならないという情報は来ていた、奴の卍解は星章化できぬからと。だがそれだけ、それだけだった筈だ。

なのに何故、何故奴は完聖体となりあの化物までも吸収したこの私を…」


「貴方の敗けだ黒崎一護。貴方はその闇い檻の中で尸魂界の滅亡を只為す術も無く待つのだ」


余談

劇中の発言やそのイロモノな見た目によらず聖文字に依存した戦い方をする他の騎士団員とは違い、神聖滅矢、乱装天傀、霊子の集束など滅却師らしい戦い方をすることや、劇中初登場の騎士団メンバーだけあって滅却師完聖体(クインシー・フォルシュテンディッヒ)、血装(ブルート)と多数のオサレワードを出してくれたおかげで一部の読者から高い人気を誇っている。


後に浦原も一護と同様に特記戦力の1人だった事が判明し、彼に深手を負わせて「まっ… 待て…」と言わしめるほどに焦らせた数少ない人物もあって有能扱いされている。


しかしながら、他の騎士団はわざわざ卍解を奪わずとも、揃って聖文字や滅却師完聖体で卍解した隊長格と普通に交戦出来ていたのに対し、彼だけは静血装を使わないと普通にダメージを受け、動血装を使わないと卍解した死神には攻撃が通用しないと語るなど、騎士団の中で弱いほうだったりする。


また、彼だけ聖文字や滅却師完聖体に頼らずとも普通に戦える理由は、彼の聖文字は仲間に通用しないため、基礎能力を鍛えておかないと、襲われた時に対処できないからではないかという説がある(作中では実際に身内同士の同士討ちが何度かあったため、賢明な判断かもしれない)。


戦闘力では劣っているが、参謀面で強いという人物なのかもしれない。


関連イラスト

キルゲさん

opie

キルゲ・オピーShadow of Idea


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BLEACH 見えざる帝国 星十字騎士団 黒崎一護 浦原喜助 石田雨竜

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