巻頭ポエムと思ってるアヨン
愆つは、人
殺すは、魔(39巻)
概要と思ってるアヨン
ティア・ハリベルの従属官であるエミルー・アパッチ、フランチェスカ・ミラ・ローズ、シィアン・スンスンが特殊能力『混獣神』(キメラ・パルカ)により自らの左腕を合成して作った強力な怪物。
アパッチ曰く「ペット」らしいが、どうみてもペットではない。なお、千年血戦篇ではアパッチから普通に「バケモノ」と訂正されていた。それもそれで可哀想だが。その性質から考えると、3獣神の子供に近いのだろうか。
3人の特徴を混ぜた容姿をしており、鹿の角とヒヅメ、ライオンのタテガミ、大蛇の尾を生やした巨大な獣人のような姿をしている。身長7,9m(尻尾込み:15,1m)。体重9,5t。
破壊と殺戮のためだけに動き、主であるアパッチたちの命令すら聞かず、彼女らからも不気味がられている(山本元柳斎重國曰く「人を殺す事しか考えられない物の怪」)。
頭部の中央にある髑髏の仮面のある部分が顔に見えるが、実際はその左右に眼、下に口があり、激昂するとそれらが露わになる(つまり髑髏の仮面は鼻の可能性があるが、詳細は不明瞭)。
戦闘力と思ってるアヨン
実力は副隊長の大半を瞬殺し、あの山じいの攻撃を2度も耐えるなど、規格外のタフネスぶりを発揮した。
これほど強い理由については『キメラする際に大虚での共食いに相当する現象が起こっており、それにより戦闘力が大幅に向上しているのではないか』と見る説がある。
千年血戦篇ではキルゲに唯一流血させる活躍を見せた。その攻撃力は「血装の強度調整を陛下に進言しなくては」とキルゲに評させるほど。
技と思ってるアヨン
- 怪槌(エル・マルティージョ)
右手を肥大化させる。
本編での動向と思ってるアヨン
破面篇
空座町の決戦で松本乱菊、雛森桃と対峙したアパッチ達の『混獣神』により出現。
乱菊の脇腹を一撃で千切り取り、雛森をパンチ一発で下し、救援に駆けつけた檜佐木修兵すら殆ど歯が立たず、不意打ちで攻撃しようとした射場鉄左衛門さえも、隠れていた目から放った虚閃で瞬殺するなど圧倒的な力を見せつける。
雛森を治療していた吉良イヅルも狙われるが、元柳斎により胸に穴を開けられ、ターゲットが元柳斎に変わって助かる。
自分の体に穴を開けた元柳斎に激昂し本気を出すが、全く歯が立たず「撫斬」で真っ二つにされる。
最期は左半身だけの姿になって尚も襲い掛かるが、流刃若火の炎で焼き尽くされ遂に動かなくなった。断言はされていないが恐らく死亡している。
千年血戦篇
虚圏に侵攻した星十字騎士団のキルゲ・オピーを斃すために再び召喚される。
出現した際に負傷したアパッチ達を気遣うような動きを見せ、以前より知性を見せたが、彼女達から背を押されると激昂し最初から本気モードで暴れた。
滅却師完聖体のキルゲをかつての空座決戦篇のように叩きのめし、倒れた彼を尚も殴り続けるエグい活躍をした。
しかし、実はキルゲは致命傷を全く負ってないどころかピンピンしており、霊子集束により逆に吸収されキルゲの戦闘力を上げてしまった(それでも卍解した黒崎一護よりは弱かったが)。
関連イラストと思ってるアヨン
- 二次創作、キャラ崩壊
関連タグと思ってるアヨン
エミルー・アパッチ フランチェスカ・ミラ・ローズ シィアン・スンスン
キマイラ:文字通りの意味であるが、伝承のキマイラはライオン・ヤギ・ヘビと微妙な差異がある。