浜崎豪
はまざきごう
概要
浅黒い肌と顔の傷が特徴的で、伊達真から「AV男優みたいな男」と揶揄されている。
性格は非常に陰険で、みかじめ料を払わない料理屋の店主を時限爆弾で店ごと爆破するなど極めて危険な人物。
横浜中華街を拠点にし、通称「ハマの帝王」と呼ばれている。
劇中の動向
龍が如く3
東城会若頭補佐として登場し、六代目会長・堂島大吾が何者かに撃たれ生死不明となった後、若頭である柏木修を差し置いて、自身や神田強による跡目争いが発生する。
真島吾朗に沖縄のリゾート計画の件を紹介し、中国マフィア「蛇華」の総統・劉家龍と組むなど暗躍していたが、六代目の維持を望んだ峯義孝が立ちはだかったことで失敗し、組は蛇華や白峯会の攻撃によって壊滅に追い込まれた。
その後、エピローグにて主人公・桐生一馬の前に落ちぶれた姿で現れ、腹いせに彼をナイフで刺し、スターダストの一輝とユウヤに取り押さえられ、警察に殺人未遂容疑で逮捕された。
龍が如く4 伝説を継ぐもの
上記の事件後、東城会を破門にされ、沖縄第弐刑務所で服役していたが、同じく収監されていた「18人殺し」の伝説の極道・冴島大河と知り合い、彼を唆して刑務所から脱獄を図る。
この脱獄に乗じて、所長室で警察が沖縄第弐刑務所を利用して犯罪をコントロールしていた動かぬ証拠である神宮京平の極秘ファイルを手に入れている。
脱獄の最中、冴島が自分を裏切らなかったという理由で道を譲り、冴島が自分を信じてくれた2人目の人間となったことで、沖縄にいる桐生を頼れと話して「兄弟」の誓いを交わした直後、刑務官の斉藤から銃撃を受け、斉藤を道連れにして海に落ちた。
そして、負傷を追いながらも桐生が営む児童養護施設「アサガオ」に流れ着き、桐生に極秘ファイルを手渡す。このファイルを手柄に東城会への復帰を画策していたが、桐生が刺されたのを見てトラウマを植え付けられていた澤村遥の振る舞いを見て断念し、警察に出頭しようとする。
そんな時に、冴島の妹・靖子と出会い、同時期に斉藤率いる刑務官達が追撃してきたことで桐生と靖子に神室町へ行くように催促し、斉藤たちを食い止めた。
その後、刑務所で斉藤から受けた背中の傷が致命傷となり、病院に運ばれる。そして、見舞いに来た遥に「俺たちの生きた証である東城会を守るよう桐生に伝えてほしい」と言い残し事切れた。浜崎の遺体はアサガオで引き取られた。