概要
本作における主役チーム。
ジェミー・ヘメロスがオペレーターや戦術担当や雑務も兼任しているためにウォーリアーとしての出番は少ないが、ビット・クラウドに感化されてレオン・トロスが武者修行に出てからはジェミーの参戦も増えた。
ジェミーにかなりの苦労をかけているだろうし、そもそも彼がどのように日々の業務をこなしているのかは謎である。
経歴
「珍しい物好き」なスティーブ・トロスが、どこかの段階でライガーゼロを購入していた。
ホームベースの他に、トランスポーターとしてホバーカーゴを備えるなど、背景は不明だが少なくとも過去にはある程度の資金を備えていたと思われる(ホバーカーゴは、バックドラフト団でもかなりの地位にあるサラが知らなかった程には珍しいゾイドとされる)。
しかし、第一話の時点では「次の給料を払えない」とされたり、ビット・クラウドがヘルディガンナーの主砲を自前で用意しなければならないほどに懐具合が寂しい弱小チームであった。
しかし、スティーブ・トロスは(こう見えても)天才的に優秀な科学者であり、友人の誤解によるアクシデントとはいえど美人の妻と結婚していた事からも、それなりの経歴があると思われる。
そして、チームの戦績が改善されるにつれて懐事情も良くなっていったと思われるが、それでも以下の様に割と大規模な事ができているので、トロス博士の過去の貯蓄がある程度あった可能性もある。
しかし、もしそうだとしたら、トロス博士がメンバーの給料よりもメカニックを優先させていた可能性もあるのかもしれない(実際に、とあるエピソードではこれが示唆されている)。
- ホームベースとホバーカーゴを維持できる
- ライガーゼロ用の「CAS」と換装システムをトロス博士が一晩のうちに一人で完成させる
- ジェミーのプテラスを無断で下取りに出したが(この時代ではある程度珍しい)レイノスを一括で購入する
- リノンのガンスナイパーの「邪道ユニット」と機体チューニングを行える
- 完全な新規種であるシャドーフォックスを管理・維持できる
- ゴジュラス用の特殊大型エネルギー砲「ロングレンジバスターキャノン」(「ゴジュラスキャノン」とは異なる)を購入できる
- ホバーカーゴに複数の荷電粒子砲にも耐える超大型Eシールドを装備できる
そして、ビット・クラウドがライガーゼロと出会ってチームに加わった事により、チーム・タイガースを踏み台にして急激に戦績を上げ、ついには「ロイヤルカップ」への出場が認められる程の強豪チームになっていった。
所属メンバー
監督
ウォーリアー
- ビット・クラウド/ライガーゼロ(後に離脱や復帰したのかは不明)
- バラッド・ハンター/コマンドウルフ⇒シャドーフォックス(後に離脱)
- ジェミー・ヘメロス/プテラスボマー⇒レイノス(オペレーターも兼任)
- リノン・トロス/ディバイソン⇒ガンスナイパー
元メンバー
- レオン・トロス/シールドライガー⇒ブレードライガー
- ビットが旅に出た事が示唆されたり、バラッドがチーム・フリューゲルに加わったため、ブリッツに復帰する可能性もある。
余談
- 漫画版では、ライガーゼロはビットと出会うまでは野生の個体だった。
- ビット以外は、レオンも含めて所属ウォーリアーは全員が愛機を乗り換えている。
- 『ゾイドフューザーズ』におけるマッハストームとは対照的な面が少なくない。
- チーム・ブリッツの面々は、よくも悪くもウォーリアーとゾイドの個性が強く、マッハストームの所属ゾイドと比べても各ゾイドの得意とする戦況が大きく異なる。
- 全体的に個人主義やゾイドの性能を重視する面もマッハストームよりも強く、チームワークを重視するマッハストームとは対照的である。
- リノンがポイントが欲しいがために平然とチームメイトを巻き込んで荷電粒子砲レベルのビーム砲をぶち込む
- 各々があまりに作戦を無視するのでジェミーが匙を投げる
- それでも、無茶苦茶な戦術を各々の驚異的なポテンシャルとノリでカバーしている。