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加藤茶の編集履歴

2023-06-28 17:21:43 バージョン

加藤茶

かとうちゃ

加藤茶(1943年3月1日-)は、日本のコメディアンである。

概要

ドリフターズ 加藤茶

ザ・ドリフターズ(以下ドリフ)の一員で、バンドマン時代のドリフではドラムを担当していた。

後にバンド活動をしなくなっていき、民謡や軍歌等を替え歌にしコミックソングとして歌うようになると、主にリードボーカルを務めるようになる。


ドラムの腕前は『8時だョ!全員集合』や『ドリフ大爆笑』等のコントで、ドラムや和太鼓、ティンバレス等の打楽器を叩く際に、稀に垣間見る事が出来る。歳を重ねた現在もドラムの腕は健在である。


ドリフ映画ではアイドル的なポジションにあったが、結婚するようになったのは年を重ねてからである。


持ちネタ

どちらかというと下ネタが多く、それらが好きな子供達から絶大な人気を得た。


ィエ゛ーックシュン(イーッキシ!)

加藤茶の十八番とも言えるくしゃみ芸。妙にリアルで特徴的なくしゃみが笑いを誘う。くしゃみの後にタライが落ちるのはお約束。ちなみに加藤の実際のくしゃみもこんなんらしい。

ウエ゛ーー

酔っ払いキャラ定番の「吐き芸」。加藤の演技力も相まって視聴者の笑いを誘う。

1、2、3、4、やったぜカトちゃん!ぐるりと回ってうんこちんちん!

「8時だョ!全員集合」における加藤茶の代表的ギャグ。やたら軽快なステップとともに放たれるしょうもない下ネタに当時の子供達は爆笑だった。

いかりやに、あ、怒られた

ツッコミ役のいかりや長介に怒られた時の定番の返し。

痛いの痛いの飛んでけー!

実は加藤茶のギャグの一つとされている。しかしその起源はいまいちはっきりとしていない。何はともあれいかにドリフのネタが日本の文化に浸透しているかがわかるエピソードである。

3、2、1、…デーン!

カウントの後に寄り目の変顔をして「デーン!」と言う。ほぼ一発ネタに近い。

ちょっとだけよ

劇中、突然「タブー」の前奏が流れてくると共に、ピンク色のライトバックから加トちゃんがセクシーに現れ、BGMに合わせて寝転んだりしながらセクシーポーズを取り、「ちょっとだけよ」と言った後に、「あんたも好きねぇ」とニヤけながらさらに際どいポーズを取ろうとする。大体はいかりやに叱られて止められる。着想元はそのままストリップ劇場の演者が観客に言った言葉だとのこと。

カトちゃんペッ

古参ギャグ。付け髭を抑えるために指を添えていた所、そのポーズが面白いということでそのままギャグになった。

どうもスんズれいしました!

警察官コントでよく見られたギャグ。田舎訛りをギャグにした一例。


また、コント内で度々登場するハゲヅラ眼鏡のおやじ」トレードマークとなっている。


ドリフメンバーとして

実は荒井注がドリフを脱退する際、本当は加藤も一緒に脱退するつもり(荒井と話を付けていた)だったが、荒井の方が先に発表してしまった為に脱退の時機を逃してしまった。もし、加藤もドリフを脱退していたらその後のドリフは我々が知るドリフとは全く別のものになっていたかもしれないし、カトケンコンビもなかったかもしれない。


また、本来世代に隔たりのある志村けんの後見人の様な存在でもあった。

志村は他のメンバーより10歳以上年下の為あまりプライベートな付き合いはなかったと言われ、唯一加藤がその例外だった。加藤曰く、志村とは性格や趣味が自分と似ていたためすぐに意気投合し、付け人と言うより仲のいい友達の感覚になったという。

加藤によれば自分がボケた際にツッコミが欲しい時に他のメンバーの誰よりも的確にツッコミを入れてくれる事で一番息の合ったやりとりができたという。その為逆に志村がボケると加藤がツッコミで返すという互いの絶妙な掛け合いが、カトケンコンビとして親しまれる事になった。

その後加藤はTV番組ではひたすら志村を褒めており、自ら「志村けんの大ファンだ」と豪語するほどだった。


一方でドリフターズの闇の部分を惜しげもなく語るのも加藤である。有名な不仲説の多くは加藤が発信しているきらいがあり、特にリーダーのいかりやとは方向性の違いから衝突していたと話している。

しかしいかりや自身は裏で志村と加藤の存在感をありがたがっていた。また、恨み辛みを吐いていた加藤自身も、いかりや死去前最後の仕事では積極的にいかりやと会話をしたり、いかりやのハゲをいじるなど絡むことは多かった。お互い愛憎が入り混じった、一口には言えない感情があったと思われる。

死後、いかりやへの悪口を冗談で言いつつも「長兵衛さん(長介)が居たから今の自分がある」「死ぬと今までの悪い思い出がみんな消えて、良い思い出ばかりが浮かんできてしまう」と語っている。また、当時の葬儀では棺を霊柩車に運んだ後、最後の最後でひっそりと涙を見せている。


自分より先に志村が亡くなるという不幸に見舞われ、周囲から大層心配されたが、追悼番組に出演して健在っぷりを見せ、志村への弔事をいかりやのときと同じく読み上げることとなった。

しかし、私生活での意気消沈っぷりは凄まじかったとのことで嫁の綾菜はその痛々しい姿に大層心を痛めていたようである。


現在は残ったドリフメンバーの仲本工事高木ブーと「こぶ茶バンド」を結成し各地を回るなどの音楽活動も行ったり、ドリフ大爆笑で放送されたコントを若手芸人達と現代風にアレンジするなど相棒の志村、苦楽を共にしたいかりやと荒井の分まで精力的に活動を続けている。


プライベートなど

結婚

ドリフ全盛期当時は、結婚の有無が人間のステータスに大きく関わる時代だった。そのため、30代半ばを過ぎても結婚の話がまるで出なかったことをしばしばネタにされていた。

これは当時の加藤が非常にハンサムで、女性から言い寄られるのに事欠かなかったためだと言われている。よってどれだけ付き合っても長続きしなかったようである。

しかし1987年にようやく初めての結婚を経験し、一人娘を授かる。しかしいかりやの逝去前に熟年離婚を言い渡されてしまう悲劇に見舞われる。このことは体調不良のいかりやに余計な心配はかけまいと、逝去するまでは隠していた。


それからしばらくはTV出演の際に元妻へ「よりを戻してください」と切実な訴えをしており、大病を患った際は元妻が看病にきてくれるほどだった。が、2011年に娘とほぼ同年齢の若い女性・綾菜と再婚した。

あまりにも世代の合わない結婚だったことに加え、私生活では綾菜が自身の交友関係者を自宅に呼んで、しばしばパーティに興じる姿を撮影した写真が出回るなどしていた。このため、「遺産目当てではないか」という声が多く飛び交った。


加藤の顔色にも疲労の色が見えたため、若妻は批判の的となったが、実際は綾菜側の方が資産家で、むしろ加藤の借金を嫁の実家に肩代わりしてもらったエピソードが発覚している。

それ以外にも年々健康に不調をきたす加藤を献身的に支える姿などが明らかとなり、加藤を支えるために看護資格も取ったという。プライベートを明かすようになったのは、妻が世間から白い目で見られる状況に加藤が心を痛めたためだという。

こういった私生活を表向きに行く姿勢から徐々にこの年の差婚に対する世間の見方が変わるようになり、現在は批判されることはほとんどなくなっている。


健康面・不祥事

若い頃は車関係でしばしば事件・事故を引き起こしており、1970年の事故は正面衝突で重傷を負う程だった。そのためファンなどから「スピード狂」というありがたくない肩書きを授かっている。


先の事故を含めて加藤は何度も死にかけている。2006年に大動脈解離、さらに2016年頃には飲んでいた薬が身体に合わずパーキンソン症候群を発症。それを知らずに「鶴瓶の家族に乾杯」の収録に参加し、受け答えにも苦労していた。この不調の原因を調べるため即日病院で診察したことで原因がわかったという(その夜に酷い痙攣を起こしたからとも言われる)。


このように生死の境を何度も彷徨っているが、なんだかんだで毎回復活している。先のパーキンソン症候群の際は「認知症か?」というネットの憶測もあったが、現在ではトーク番組に復帰し、ネット配信のトーク番組でも饒舌な姿を取り戻している。


その他

2020年3月29日、志村けんが亡くなった際に、『風邪引くなよ!!』『お風呂入れよ!!』『歯磨けよ!!』等、『かつて8時だヨ!全員集合のエンディングで加藤茶が言っていた言葉を大切にしなければならない』というのがSNS上で拡散し、ネットのニュースなどでも取り上げられた。


基本的にはテレビ出演が多いが、近年は妻の綾菜が開いたyoutubeチャンネルで私生活の姿を公開している。


志村のバカ殿で出演した際、入場曲として使われた関係もあって、ゲスト出演すると「ズッコケちゃん」が流されることが多くなった。が、本人曰く自分が出した曲の中で一番売れなかったため恥ずかしいという。


関連タグ

カトちゃん 腹巻

ザ・ドリフターズ ドリフターズ

カトちゃんケンちゃん

いかりや長介 荒井注

ヒゲダンス 金ダライ 志村後ろ!

おっさんホイホイ 昭和

ちょっとだけよあんたも好きねぇ


関連イラスト

やったぜカトちゃん下手な奴がラクガキ作ってみた6

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