説明
物自体は、アルミ等の軽くて丈夫な金属で作られたタライである。
本来の木製よりも軽く丈夫だが、結構大きく当たると痛い。
現在タライはプラスチックのものが主流となっている。
頭上に落とした際の大きい衝撃音と、直撃後のリアクションの相乗効果で笑いを誘う単純ながらも優れた威力を発揮するギャグ用小道具のひとつとして使われる事が多い。
刻命館シリーズでも欠かせないトラップの一つである。
加藤茶によると、裏方が金ダライを落とすのは結構技術が必要であるらしく、頭上には必ず真ん中で当たるように落とさねばならないので結構神経を使うという。さらに複数落とす場合はリズミカルに当たる音を出さないといけないのでタイミングも重要。
また、故志村けんによると、ドリフのタライを落とすコントは必ずカツラを被るコントで、カツラの中にヘルメットを仕込んでおり、安全に気を配っているとのこと。
コントの内容によっては、これで直接相手を殴る場合もある。
また、「とんねるずのみなさんのおかげです」に存在したコーナーのひとつ「演歌のあぜ道」(「演歌の花道」のパロディでもある)も毎回、金ダライが落ちたことで知られていた。
どんな時に落ちてくる?
ザ・ドリフターズのコント群の場合
- 加藤「へっくし!」→バンッ!
- しぶい戸を力任せに閉める→バンッ!
ちなみに「演歌のあぜ道」ではどのタイミングで落ちてくるか決まっておらず、セットの背後にある昭和家屋の中から出る前に(つまり、シルエット状態で)金ダライを食らう回すらあった。
類似小物
関連タグ
手裏剣戦隊ニンニンジャー…劇中で使われる「金トンの術」が「敵の頭上に金ダライを落としてダメージを与える」と言うコントそのものの描写になっている。
タライアームズ…メイン画像の2年後の作品で登場した本当に頭から金ダライが落ちて来るシロモノ。
桃太郎電鉄…一部作品において貧乏神に金ダライを落として一時行動不能にできる。
サントリー伊右衛門…2018年初夏、宵闇にただずむ加藤茶、仲本工事、高木ブーの3人の頭上に金ダライが落ちてくるCMがオンエアされている。