分類
和名 | ミズアオイピクミン |
---|---|
学名 | Pikminidae caerula |
分類 | 歩根類・ピクミン科 |
概要・生態
色以外の差異として口のような部分が顔に存在する。『1』やピクミンガーデンではエラと称されているが、『2』の公式グッズにおいてエラは頬の部分にあるとされており、口とエラによって水陸での呼吸を可能にしているとの解説がされている。
ショートムービーでは口角を上げて笑っており、表情が豊かなのが分かる。
後述の理由からピクミン達の中でも活動範囲が広く、どの作品でも十分な働きをしてくれる心強い存在。シリーズが進むたびに、代替手段が豊かになっているのは悩ましい所だが…。
特徴
- 水に入っても溺れない
エラの働きにより、水中でも溺れずに呼吸する事が可能で、他のピクミンでは不可能な水中での作業・運搬・戦闘を行える。このピクミンと最初に出会う場所も決まって水場である。
一部の原生生物が放ってくる水攻撃を浴びても平気であり、身体が水で覆われた原生生物にも飛びついて攻撃できる。
自然界において水の存在する割合は多く、火・電気等と違って除去する事が出来ないため、その特徴が発揮される機会は多い。
『3』以降は水場の"上"を移動できる羽ピクミンや氷ピクミンとの差別化として深い水中での活動が主となり、水中を自在に泳ぎ回って原生生物と戦える優れた水泳能力を見せた。
- その他
また、『1』『2』においてフリー状態の青ピクミンは「近くで溺れている他のピクミンを陸地に投げて助ける」という仲間意識の高さを持っており、重たい紫ピクミンも助けることが可能。
この特性からか、『スマブラ』のオリマーの投げ技は青ピクミンを用いた時が一番威力が出るようになっている。
能力が水耐性の1つしかないため、弱いと目されることがある。
しかし実際にはエリアの構成要素に水辺は非常に多く、その活躍は他ピクミンに劣らないどころか「大水源」などの水が多いエリアではどのピクミンよりも活躍することになる。
『3』では登場の遅さと羽ピクミンによりストーリーでは影が薄かったが、『4』では新たに地上での水トラップが追加され、新規追加された氷ピクミンとは明確に差別化されており活躍が期待される。
設定検証
『3』において、元々空を飛べる羽以外のピクミンは溺れた際に水面からジャンプして、多少の段差であれば飛び越えて陸に上がることが可能となった。
泳げる青ピクミンにはこのような能力が備わっておらず、皮肉なことに対岸沿いを渡るだけなら青以外のピクミンの方が適切なケースさえあるという異常な光景も見受けられるようになってしまっている(事実、交わりの渓流においてはこれを利用することで橋を掛けずに羽ピクミンを仲間にすることが出来てしまう)。
『2』でのみ持つ特徴で、捕食攻撃を行う生物の捕食攻撃範囲内に青ピクミンがいる場合は必ず青ピクミンが狙われる。なお、青ピクミン以外にも優先順位は存在しており、青>赤>黄>紫>白の順番で捕食されるようになっている。
しかし、検証の結果、白>青>赤>黄>紫の順番になったという情報もある。
↓参考動画
また、勘違いされがちだが、土の壁を壊し、木の橋を組み立てるといった工作活動が他のピクミンよりも得意というのはガセネタであり、他のピクミンよりも優れている訳ではない。
なお戦闘などの激しい運動が苦手という設定があり一部攻略サイトなどでは攻撃力が低いと評されることがあるものの、設定に反して攻撃力・移動速度は標準的となっている。
関連イラスト
関連タグ
ロックマン(ロックマンエグゼ) - 比喩表現的な意味での通称