分類
和名 | ヤドリピクミンとその宿主 |
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学名 | Parasiticus pikminicus |
分類 | ピクミン科 |
重さ | 7 |
解説
「ヤドリピクミン」という他者に寄生するピクミンの一種に寄生されたチャッピー。サイズは従来の成体よりやや小柄。
寄生したピクミンは宿主の神経に根を絡ませ、宿主の行動を支配しているが、食欲に関することだけは宿主任せのようで、ピクミンを普通に襲ってくる。
ゲーム内では地下洞窟にのみ生息し、大型の一匹を先頭にピクミンサイズの小型数匹が群れを作っている。クマチャッピー同様に常にエリアを徘徊するパトロール型で、体力こそ少なめだが身軽なため背後を取るのが難しい。
加えて体格が小さいためにピクミンを当てづらく、クマチャッピーや1のウジンコ同様捕食されたピクミンを救出できないのもあって中々の難敵。
特に青ピクミンだけで入ることになる水中の城においては、絶対に無視できない存在。しかし、正面からでは間違いなく犠牲を出してしまうため、パンチやゲキニガスプレーでの対処が推奨される。
小型のものはコッパチャッピーと呼ばれており、ハチャッピー1体につき最大で10匹付いている。
なお、連れているピクミンの数が100匹だった場合、コッパチャッピーがいない状態でエリア内を徘徊している。
『ピクミン2』のオリマーメモによれば、他生命体と積極的に関係性を持とうとするピクミンの習性から寄生ではなく共生なのではという推測もされている。
なお、体内のヤドリピクミンは寄生したチャッピーの中で一生を過ごし、子供が完全に自立するまでは隊列を組みながら行動しているとのこと。
ルーイメモによると、葉を天ぷらにして食べるとほのかな草の風味が絶品なんだとか。
余談
「なぜ地下に(ヤドリとはいえ)ピクミンが普通に生息しているのか?」という疑問が長年ファンの間で議論されていたが、ピクミンガーデンにて、「うまく共生関係を築けずに数を減らしたり、群れからはぐれてしまったピクミンの一部は、野生化し、活動の場を地下に移すこともあるようだ」と説明されているため、おそらく群れからはぐれてしまったヤドリピクミン達が地下に逃げ延び、複数のチャッピーに寄生して生活の場を移した物と思われる。
同じくピクミンガーデンにて近縁のヤドリピクミン種であると判明した岩ピクミンや氷ピクミンと異なりオニヨンは持たないが、何かしらの事情があったのだろうか?(無機物とは異なりチャッピーならばオニヨン抜きでもある程度自立した行動が取れるという違いはあるが)