・対蛸用戦術試作兵器
・設計技術者：カンブリヤ ブキノサイ
（ミステリーファイルの記述）
概要
スプラトゥーンシリーズのサブキャラクター。
大ナワバリバトルの時代に活動したブキ設計者であり、ゲーム中に登場するいくつかのブキは、彼の作った設計を原型としている。
しかしミステリーファイルなどで僅かに記述と言及がされている程度で、直接登場することはない。詳細はほとんど不明。
経歴・活躍
直接登場しないため、彼について判明していることはほとんど無い。シリーズ初代作『スプラトゥーン』のミステリーファイルで僅かに記述がある程度。人物の詳細についてはミステリーファイルどころかアートブック等の設定集にも記述されておらず、生人なのか故人なのかすら判然としていない。
しかし特別公式サイト「スプラトゥーンベース」に断片的に情報が記されているほか、漫画版の単行本13巻巻末にイカ研究所公式の設定画が掲載されており、これらやミステリーファイルなどの情報をまとめると、主に判明している情報は次の通りになる。
- ブキの設計技師として、大ナワバリバトル時代に対タコ用のブキを開発。このとき成した財をもとに、一族でハイカラシティのショッピングビル「ブイヤベース」を所有した。
- 大ナワバリバトルではアタリメ司令率いるカラストンビ部隊に所属。兵科は工兵。開戦から約1年後の時点で27歳だった。
- ブキ開発者として「対蛸用戦術試作兵器」の設計に着手。これらの設計図はオクタリアンに奪われていたが、3号が奪還した後、孫のブキチの手でバトル用ブキとして完成。ダイナモローラー・プロモデラーMG・もみじシューター・スクイックリンβなどの形で世に流通した。
- ただしブキチによると設計図にはロストテクノロジー、あるいは現代でもオーバーテクノロジーな部分があり、再現できない部分も多かったという。
- 大戦後、40歳でブキ屋「カンブリアームズ」を創業。この開店時の顔写真は孫のブキチが経営を引き継いだ後のカンブリアームズ各店舗内に飾られている（例外として3作目のバンカラ街の店舗のみ飾られていない）。
- 晩年はブキの平和的利用のための活動に尽力した。
- 「晩年」という記述より、恐らくだが既に故人と思われる。
余談
その他の情報として外見だけは判明しており、ブキチの頭身を伸ばしてヒゲをつけたような見た目をしていることが、ミステリーファイルの写真から分かる。
この写真で彼は竹筒銃を装備しており、加えて上記の通り工兵だったことから、ブキ開発者でありながら前線で戦っていた可能性がある。
目が悪かったのか、写真では孫のブキチと同じようなゴーグルを身に着けているのも分かる（ブキチは毎日のようにブキの細かい調整をしたせいで極端に視力が悪くなり、ゴーグルのような度のキツいメガネを着けるようになった）。
ちなみに幼い頃のブキチは兵士になりたかったようだが、視力低下で諦めている。対してブキノサイは工兵として大戦に従事しており、仮に目が悪いのなら何故ブキチと違い兵士になれたのかは不明。
