ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

AIR(ゲーム)

えあー

「AIR」とは、Keyが制作した恋愛アドベンチャーゲーム、およびそれを原作とするメディアミックス作品である。

概要

Key(ビジュアルアーツ)が制作したWindows用18禁アドベンチャーゲーム第2作として、2000年9月に発売された。

前作Kanonと同様、シナリオが感動に特化した泣きゲーとして支持を集め、2000年度の年間セールスで10万本を超える大ヒットとなった。翌2001年7月には全年齢版が発売されている。

本作は非常に大まかに分けると3部構成になっている。

第1部『DREAM編』は現代が舞台となっており、3人のヒロインのエンディングを全て見ると、第2部に進めるようになる。

第2部『SUMMER編』は1000年前の平安時代が舞台となり、『DREAM編』で描かれた伏線が回収される。

第3部『AIR編』は『DREAM編』開始直前から再びループすることとなり、少し異なった視点で『DREAM編』の出来事が描かれることとなる。

第2部以降はADVでの「選択肢」が極端に減り、実質的なノベルゲームとなる。

アニメ

テレビアニメ版は、京都アニメーション制作で2005年1月6日から3月31日までBS-iで放送された。全12話。

SUMMER編をわずか2話で纏めたため、カットされたエピソードは前後編特番『AIR IN SUMMER』で掘り下げられた。

2005年2月5日には東映アニメーション制作、出崎統監督の映画版も上映されたが、内容は大きく異なる。⇒劇場版AIR

DVDサブスクで見たいという方はに見た方が臨場感がある…かもしれない。

ストーリー

その町には夏が訪れていた。

人形を操るひとりの青年。その周りには子供がふたりだけ。観客の興味を引くには、青年の芸は退屈すぎた。

子供たちは興味を失い、その場を走り去った。

青年は旅のひと。

彼の道連れはふたつ。

手を触れずとも歩き出す、古ぼけた人形。

「力」を持つ者に課せられた、はるか遠い約束。

そんな彼に、話しかけるひとりの少女。 人なつっこく、無邪気に笑う。

彼女との出会いをきっかけに、この土地での暮らしが始まる。

夏の情景に包まれて、穏やかに流れる日々。

陽射しの中で繰り返される、少女たちとの出会い。

夏はどこまでも続いていく。

青く広がる空の下で。

彼女が待つ、その大気の下で。

(公式ページより引用)

登場人物

AIRの登場人物一覧も参照。

本作は非常にネタバレが多い為、登場人物のページに子細にネタバレを書き込むのはお勧めしません。

主題歌

オープニングテーマ

鳥の詩

作詞 - 麻枝准 / 作曲 - 折戸伸治 / 編曲 - 高瀬一矢(I've) / 歌 - Lia

言わずと知れた国歌。ナウなヤングも藤井風がピアノソロで弾いたことがあるので知っている人も多かろう。

TV版では1番の歌詞が長いのでかなりぶつ切りになっており、文意が伝わりづらいのが難点。

:「消える飛行機雲 僕たちは追いかけた 眩しくて逃げた (いつだって弱くてあの日から変わらずいつまでも変わらずにいられなかったこと) 悔しくて指を離す

エンディングテーマ

「Farewell song」

作詞 - 麻枝准 / 作曲・編曲 - 戸越まごめ / 歌 - Lia

主題歌である「鳥の詩」はアメリカロサンゼルスでレコーディングが行われた。

なおコンシューマー機版ではDREAM編のEDテーマが、メロディにアレンジを加えてインストゥルメンタルにした「Farewell song(dream version)」に変更されている。

挿入歌

青空

作詞・作曲 - 麻枝准 / 編曲 - 折戸伸治 / 歌 - Lia

TVアニメ版各話リスト

サブタイトルは全てひらがな単語1字(いわゆる大和言葉=訓読み)になっている。

話数サブタイトル
第1話かぜ〜breeze〜
第2話まち〜town〜
第3話こえ〜whisper〜
第4話はね〜plume〜
第5話つばさ〜wing〜
第6話ほし〜star〜
第7話ゆめ〜dream〜
第8話 なつ〜summer〜
第9話つき〜moon〜
第10話ひかり〜light〜
第11話うみ〜sea〜
第12話そら〜air〜
特別編前編やまみち〜mountain path〜
特別編後編あめつち〜universe〜

他の記事言語

AIR