概要
神奈備命の衛者で社殿の警備隊長。元浪人。官位は正八位下(しょうはちいのげ)、官職は左衛門大志(さえもんふだいさかん)。特にPC版テキスト中では随身(貴人の外出の際の護衛)とも称している。
物心つく前に孤児となり、旅の僧「雲水」に拾われ行脚を繰り返していた。しかし、幼くして雲水を山賊に殺され、自らは乞食に落ちぶれることとなる。その後、傭兵となり、数多の戦場を駆けた後に仕官を認められ、武士となった。幼少期より己の力だけを頼りに修羅場を潜り抜けてきており、実戦で培われたその剣技はかなりのもの。神奈の着替えと岩を谷川に投げ込んで追っ手を欺くなど、頭も決して悪くない。
周囲が畏怖する「翼人」、しかも自分の主人である神奈に対しても物怖じせず、むしろ横柄な程だが、しかし真摯に接する。神奈が他の社へ移送されることから陰謀を察知し、裏葉と共に神奈を連れて社から脱出する。
劇場版AIR
外見が全く異なり、黒髪を中分けにしている。非常に生真面目で物腰も穏やかであり、神奈に対しても最後まで敬意を崩さなかった。
神奈とは相思相愛となるが、それ故に神奈が原作とは異なる「翼人の呪い」に苦しむこととなる。
また原作とは異なり当初から法術を使え、剣術に加え独楽を用いた中距離戦が可能。
誰が残したのか不明な翼人伝承(多分この人であろうが)においては大層な二枚目と伝えられている。
かぎなど
どういうわけかタイムスリップして神奈備、裏葉とともに登場。『AIR』には「主人公の同性友人枠」が1人もいなかったため、劇中では面識がないにもかかわらず「先祖だから」という理由で登場させられ、女装させられた。
関連イラスト
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チェスター・バークライト:他人の空似。