ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

キャスト(ダイハツ)の編集履歴

2023-09-27 19:35:50 バージョン

キャスト(ダイハツ)

だいはつきゃすと

ダイハツ工業が生産販売していた軽乗用車。

概要

2015年9月から販売されていた(スポーツは同年10月から)。

車名の由来は、「搭乗者はそれぞれの人生のキャスト(主演者)である」という理念によるものである。


わずかな丸みを擁するデザインが大きな特徴であり、往年の「旧き良き自動車」のイメージを微小ながらも受け継いでいる。

全てCVT(2ペダル)仕様であるが、スピードメーターとタコメーターを独立計器で装備している。

この事からクラシックカー風デザインであったミラ・クラシックミラジーノの後釜とされている。


トヨタにもOEM供給され、ピクシスジョイとして2016年8月から販売されていた。


2023年6月上旬限りで生産を終了、販売に関しても在庫がなくなった時点で終了した。ピクシスジョイも同時に廃止された。


バリエーション

ピクシスジョイも含めてユーザーのライフスタイルに合わせた3種類のモデルを設定されていたが、2020年3月に車種整理が行われてラインナップはスタイルのみとなった。


スタイル

ピクシスジョイではファッション(F)となる。

市街地での使用を想定したスタンダードモデルの軽トールワゴン仕様である。


アクティバ

ピクシスジョイではクロスオーバー(C)となっていた。

車高を30mmほど上げて見た目をSUV風にした、いわゆるクロスオーバーSUVボディのモデル。

4WD仕様は専用の電子制御も加わり、そこそこの走破性を持つ。ただし本格的なオフロードや悪路での遊びにはオススメしない。

初音ミクコラボレーションした『雪ミク』仕様も設定されていた。


2020年に登場したタフトが実質的な後継車と言われている。


スポーツ

ピクシスジョイでもスポーツ(S)となっていた。

休日の遠距離ドライブ高速道路走行を想定し巡航性を高めたグランツーリスモ仕様。

巷ではソニカの後継車とも言われたが、公式では特に明言されていなかった。


開発者は「4人乗りのコペンを目指した」と語っており、

  • エンジン設定はターボのみ
  • 7速パドルシフトを設定
  • レザー✕ファブリックのヒーター付きシートを採用
  • MOMO製本革ステアリングを採用
  • コペンベースのショックアブソーバーを採用

など、他の2種類のキャストには無い要素でスポーティな雰囲気を醸し出していた。


しかしエンジンや給排気系、ボディ剛性等はすべて他のキャストのターボと同じ仕様で、全くチューニングされていない。加えてタッパの大きさゆえ重心も高いため、スポーツカーというよりは雰囲気重視のスペシャリティカーであった。

せめてMT仕様があれば、現行N-ONE RSのような知る人ぞ知る軽GTとして持て囃された……かもしれない。


また上記アクティバに対するタフトのような後継車も存在しない。


関連項目

ダイハツ 乗用車 軽自動車 軽トールワゴン

ミラ(ダイハツ) ミラジーノ


トヨタピクシス……OEM先

スズキハスラー……最大のライバル

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました