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オリジナル10

おりじなるてん

オリジナル10とは、1992年の日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)発足時に加盟した10クラブを指す通称。

クラブ一覧

クラブ名前身ホームタウン発足時のホームタウン前身の発足年開幕前年度所属
鹿島アントラーズ住友金属工業蹴球団茨城県鹿嶋市大阪府1947年JSL2部
ジェフユナイテッド千葉古河電気工業千葉県市原市横浜市1946年JSL1部
浦和レッズ(浦和レッドダイヤモンズ)三菱自動車工業埼玉県浦和市兵庫県1950年JSL1部
ヴェルディ川崎読売サッカークラブ 神奈川県川崎市東京都1969年JSL1部
横浜マリノス日産自動車神奈川県横浜市神奈川県横浜市1972年JSL1部
横浜フリューゲルス全日空サッカークラブ神奈川県横浜市横浜市1964年JSL1部
清水エスパルス清水FC静岡県清水市清水市1956年非実業団なので未参加
名古屋グランパストヨタ自動車愛知県名古屋市静岡県1939年JSL1部
ガンバ大阪松下電器大阪府吹田市1980年大阪府JSL1部
サンフレッチェ広島マツダ広島県広島市広島県1938年JSL1部

日本のプロサッカーリーグ『Jリーグ』発足後、リーグ初年となる1992年より参加・加盟した10クラブの総称として『オリジナル10』の呼称が使われるようになった。

  • 初年度の参加クラブを10クラブとし、地域バランスなどを考慮してクラブの選定を行った。
  • なお、鹿島アントラーズと清水エスパルスは現在のホームタウンの名前が異なっているが、これはホームタウンの合併や吸収が発足後のため、発足時の地名を採用している。また、ホームタウンが追加されたクラブも存在する。
  • 横浜フリューゲルスは1998年シーズン終了後、横浜マリノスへ吸収合併された。

降格

1999年よりJ2リーグが設立されると、毎年昇格、降格争いが起こり、オリジナル10のクラブにも降格したクラブも存在する。2023年現在、清水、千葉、東京はJ2リーグ所属で、他はJ1。

なお、鹿島アントラーズと横浜F・マリノスは2023年現在も降格経験がなく、30年間J1に居続けているため未表記とする。

クラブ降格年降格回数最終復帰年現在
浦和1999年1回2000年J1
市原2009年1回以降復帰無しJ2
川崎V2005年、2008年2回2007年J2
清水2015年、2022年2回2016年J2
名古屋2016年1回2017年J1
G大阪2012年1回2013年J1
広島2002年、2007年2回2008年J1

各クラブのタイトル(2023年6月現在)

2023年現在、全てのクラブがタイトル経験があり、うち8クラブはリーグ優勝を経験している。

ここでは、J1リーグ、天皇杯JリーグカップALCの4つを対象とする。なお、ここでは発足後のみを表記し、前身時代は含まない。

クラブ初獲得年最終獲得年内容
鹿島20冠1996年2018年(リーグ8回、天皇杯5回、リーグカップ6回、ACL1回)
市原2冠2005年2006年(リーグカップ2回)
浦和10冠2003年2023年(リーグ1回、天皇杯4回、リーグカップ2回、ACL3回)
川崎V7冠1992年2004年(リーグ2回、天皇杯2回、リーグカップ3回)
横浜M8冠1992年2022年リーグ5回、リーグカップ1回、天皇杯2回
横浜F2冠1993年1999年(天皇杯2回)
清水2冠1996年2001年(天皇杯1回、リーグカップ1回)
名古屋4冠1995年2021年(リーグ1回、天皇杯2回、リーグカップ1回)
G大阪9冠2005年2015年(リーグ2回、天皇杯4回、リーグカップ2回、ACL1回)
広島4冠2012年2022年(リーグ3回、リーグカップ1回)

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