概要
身長 | 2m |
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体重 | 84kg |
演 | 唐橋充 |
『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』に登場する、キール星人のレイオニクス。
性格は飄々としており、「そうです、私がキール星人です!」とレイに自己紹介するなど、相手を小馬鹿にしたようなふざけた態度を取るが、本性は極めて好戦的で残虐。
レイオニクスの中でも最強クラスの実力者で、レイより先にネオバトルナイザーを手にしていた。
ただし、本人はレイブラッド星人の後継者争いには興味がない模様。
また、過去に同族が地球を襲った事(『ウルトラQ』におけるエピソード)を知っている。
普段着用しているマスクは、某仮面ライダーを彷彿とさせるデザインとなっている。
手持ち怪獣
暴君怪獣タイラント
グランデが最初に使役する怪獣。
かつてウルトラ5兄弟を撃退した事で有名な強豪怪獣だが、以前も使っていた火炎や冷気の他、イカルス星人のアロー光線、バラバの武器、ベムスターの口など、体を構成する怪獣・宇宙人のパーツをより有効活用しており、初代よりも強力な個体となっている。
また、設定では火炎と冷気を同時発射する「ハイブリッドヘルサイクロン」という必殺技を持っている。
どくろ怪獣レッドキング/EXレッドキング
タイラント亡き後、新たにグランデが操る怪獣。
グランデを最強のレイオニクスバトラーたらしめる実力を持つ非常に強力な個体であり、本来であれば圧倒的に格上であるはずのキングジョーブラックに生身で完勝し、ペダン星人のレイオニクスハンター部隊を驚愕させた。数多のレイオニクス達を倒してきたレイのゴモラとも互角に渡り合う実力を見せている。
必殺技は、足に炎を纏った飛び蹴り「ヴォルガニックインパクト」(炎を纏った打撃を叩き込む拳バージョンも存在)。
上位形態にブレイブバーストを持つ他、グランデがレイオニクスの力を覚醒させる事で、最強形態・EXレッドキングへとパワーアップする。
活躍
「弱い相手には飽きた」という理由でレイに挑戦し、タイラント一体でゴモラを圧倒し、エレキングを消滅させた。
その後レイの復活を感じ取り、来訪したペダン星人の艦隊を壊滅させた後、パワーアップしたレイに戦いを挑むが、タイラントが今度は手も足も出せずに倒されてしまう。だが、「あの怪獣にも飽きてきてた」とあっさりタイラントとのリンクを切り捨てて生存し、レイに再戦を誓って宇宙船で去って行った。
ちなみに、レイとの再戦前に忠告に現れたケイトに惚れたらしく、レイに「お前の姉ちゃん紹介しろ」と頼んでいた(ただ、実際にはケイトは既に死亡しており、この時グランデの前に姿を現したのは彼女の精神体である)。
その後は新たなパートナーであるレッドキングと共にキングジョーブラックを返り討ちにし、その後レイのゴモラとも戦うも、ブレイブバーストとなったゴモラに惜敗。
この時、実は彼にもレイ同様教育係の姉がおり、その姉を殺した事でレイオニクスに覚醒し、最強になりたいのはその犠牲に報いるためだと明かされた。
最終決戦では、アーマードダークネスに苦戦するレイの下に駆け付け、バトルを楽しむためと、姉をまだ紹介してもらっていないという理由で共闘。
レッドキングをEXレッドキングにパワーアップさせて撃破に貢献した。
最後はレイに雪辱戦を誓い、去って行った。
『ウルトラギャラクシー大怪獣バトルNEO』の続編であるアーケード版の「ギャラクシーサーガモード」ではカブト・ザ・キラーと戦うレイに対し、レッドキングのヴォルガニックインパクトで援護した。
そこから50年程経ったアーケード版NEO(コミカライズ版)のストーリーでは、TV版当時の彼が登場。
過去の惑星ハマーにやって来たアサマ・アイと戦うが、キングジョーブラックの乱入で中止になってしまう。
しかしながら、タイラントの足程度にしか考えていなかったアイのレッドキングに可能性を見出したらしく、これが最終的にレッドキングをパートナーに選んだ理由である事が示唆されている。
余談
グランデを演じた唐橋充氏は、過去に『仮面ライダー555』で海堂直也/スネークオルフェノクを演じた事で有名。