トゥーンリンク
とぅーんりんく
概要
「トゥーンリンク」と呼ばれるのは、『大乱闘スマッシュブラザーズX』において『風のタクト』のリンクが「トゥーンリンク」の名で登場したことから。ただし、原作ゲームでは呼ばれていない。
頭が大きく、足が短く、胴と手が長いのが特徴。
pixivではトゥーンリンクと猫目リンクの両方がタグとして使われているので、OR検索の使用を推奨。
このデザインのリンクが登場する作品
『風のタクト』以降の作品でも子ども版のほとんどがこのデザインとなっているため、「青年」と「少年」で分ける意味でも使われる事もある。
作品名 | 発売日 | ハード | その他 |
---|---|---|---|
風のタクト | 2002年12月13日 | GC | 『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』ではこの人物で統一している |
4つの剣 | 2003年3月14日 | GBA | 正式名称は『ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣』 |
4つの剣+ | 2004年3月18日 | GC | 『4つの剣』の続編"ではない"。トゥーン系では唯一の"子どもリンク封印ルート" |
ふしぎのぼうし | 2004年11月4日 | GBA | ゼルダ史によると、トゥーン系では最古となる作品 |
夢幻の砂時計 | 2007年6月23日 | DS | 『風のタクト』の続編で、"同一人物"である |
大地の汽笛 | 2009年12月23日 | DS | 『夢幻の砂時計』の続編だが、"別人"である |
トライフォース3銃士 | 2015年10月22日 | 3DS | 『神々のトライフォース2』より数年後の設定の為か、"青年"らしい。また、トゥーン系では唯一の"敗北ルート" |
CV:松本さち
俊敏な動きで剣を振るう幼き少年。
小柄ながらも熟練した剣術と、軽快な動きで相手を翻弄する。
高くジャンプをして空中からデクの葉や叩きつけるような一撃を繰り出すなど、テクニカルな戦闘を得意とする。
(-公式サイトの紹介文より-)
概要
3DS版『ハイラルオールスターズ』から参戦。
PVでは「トゥーンリンク」だが、ゲーム中での表記は「リンク」となっている。その為、バトル内で青年リンクやこどもリンクがいる場合は情報がややこしくなる(どちらも表記が「リンク」となっているため。トゥーンゼルダも同様である)。
他のリンクたちと同様彼も喋らないが、妹のアリルがゴシップストーンを通じて代弁する。
使用可能まで
「レジェンドモード」(所謂ストーリーモード)には登場せず、やり込み要素である「アドベンチャーモード」より使用可能となる(「レジェンドモード」の最初のバトルをクリアすれば、全てのマップも含めてプレイ可能となる)。
3DS版では「冒険マップ」のスタート地点付近にあるバトルでクリアが条件となる(Switch版ではこどもリンクに差し替えられており、そちらの解放条件は易しくなった)。
Switch版では「大海原マップ」のスタート地点に変更されており、この仕様の変更によって、下記の理由により「レジェンドモード」の終盤まで避けられないことになってしまった。
- そのスタート地点でのバトルは「10分以内にあるボスたちを倒すこと」であるが、後者の弱点のアイテムの入手先が「レジェンドモード」の終盤である「風のタクト編」となっている(前者は序盤での入手となる)。
- 肝心な「風のタクト編」にたどり着くまで、メインストーリーだけでなく、番外編の二つまでやる必要があるので、かなり手間と時間が掛かる。普通にプレイしていると、一つのバトルにつき10~20分以上は掛かる上、ストーリーも結構長め(「風のタクト編」の解放まで28バトルぐらいある)。
- 更に、このバトルをクリアしないとマップの進行が出来ない都合上、メドリの使用も出来ない(それどころか、一部のキャラのLv.2の武器の入手も出来ない)。テトラとハイラル王の使用は「風のタクト編」か「大海原マップ」での解放となる。
以上の問題点により、解放までの進行に巨大ボスが絡んでいる中でも、「レジェンドモード」を中盤まで進めると攻略しやすくなるチンクルやユガなどに対し、Switch版での『風のタクト』のキャラはいずれにせよ最後辺りまで進行しないと解放が難しい条件となっており、出番が遅めになりがちな面を踏まえて、不遇な扱いである。
対象キャラが目当てでプレイする場合は「やり込み要素>ストーリー」のプレイスタイルでも、「レジェンドモード」の番外編も含め、ほぼ全てをクリアするまでは避けられないことを覚悟すること。
また、2度目の移植作品なのにも関わらず、WiiU版や3DS版によるセーブデータの引き継ぎも不可。
ただ、こどもリンクを先に使用解放し、特殊攻撃による「必殺技ゲージを魔力ゲージに変換する」という性能を活かして工夫したゴリ押し戦法であれば、弱点アイテムを入手せずともクリアは出来ないこともない(Lv.15で検証済み。「レジェンドモード」の進行次第では連れの仲間二人が不要になることもあるため、安全な場所に誘導する必要もあるが…)。
活躍
前述通り「レジェンドモード」での出番はなし。
「アドベンチャーモード」の「大冒険マップ」の一部のバトルでは援軍として登場し、単騎でバトルエリアを徘徊しながら周囲の味方を鼓舞する(やる気が上がる)という、サポート役を担っている。登場する際、『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』でもお馴染みのあの戦闘曲のアレンジが流れる(進行によっては流れないこともある)。ただ徘徊するだけでなく、拠点を制圧することもある(拠点の制圧は、敵が味方砦を侵入するまでの時間稼ぎにもなる)。操作キャラの2Pと3Pには鼓舞の影響は受けるが、なぜか彼本人と1Pには影響は受けない仕様である。鼓舞を受けた味方の生存率は上がるので、なるべく敗走されないように気を配ろう。
また、彼を1P(もしくは2人プレイ)として操作した場合は援軍としての登場はしない(代役もなし。これはメドリやトゥーンゼルダなど、途中から援軍するキャラ全員同様)。
使用武器
- 片手剣
最初から使用可能な武器。
属性は光で、武器のLv.4+では水属性が追加。
機動性が高いイメージを持っていることから高くジャンプすることが出来、敵の攻撃を避けたり、後ろに回り込むことが可能となっている。クセがなく、小回りが利きやすい。また、前述の通り、デクの葉で風を当てたり、上から剣を叩きつけたりする追撃手段がある。
敵のウィークポイントゲージを削り切った時に敵の周りにウィークポイントスマッシュ可能のサークルが出現するのだが、ジャンプ(攻撃含む)で近づこうとするとウィークポイントスマッシュが発生せず、暫くの間画面がチグハグになるバグが存在する(巨大ボス除く。3DS版は不明)。
最高のLv.4+の入手先は「ロウラルマップ」であるが、マップ構造や探索用アイテムの都合上、やや後半気味。
待機モーションは、機嫌良くタクトを振る(『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』の上アピールと若干似ている。結構可愛いので一見の価値あり)。
尚、全レベルの武器の入手先は、砦などを制圧する「アドベンチャーバトル」のみとなっている為、彼のレベルが低いと難易度が上昇する。
- サンドロッド
3DS版ではDLCとして追加され、固まった砂や汽車を操って戦う武器となっている。属性は炎で、武器のLv.4+では闇属性が追加(Switch版のみ)。
片手剣より機動性は少し劣るものの、攻撃範囲はこちらの方が広い。汽車で突進する間は、大きさと速さもあって動きの制御がしにくいが、(フレイム)ギブドの雄叫びや仰け反りが無効化される、所謂スーパーアーマー状態なので、使い慣れると光るところがある。
Switch版ではアドベンチャーモードの「大冒険マップ」の左側である『大地の汽笛』サイドでの入手となり、全てのレベルの武器はこちらのマップにて用意されている。ただ、マップの難易度が「辛口」で、キャラ制限(トゥーンリンク。Lv.4以上はサンドロッドの武器制限も追加)が掛かっており、レベルが低いとやはり苦戦する。
こちらのマップでは入手難易度は高いが、キャラクター制限の解放が可能なアイテムカード「黄金の汽車」が存在している(とにかくキャラ制限が多い他のマップでも欲しいと言わんばかりである)。ハートの器とは違い、武器の解放は本人でなくても可能な為、鍛えたキャラで挑むのもいいだろう。アイテムカードの購入(Switch版のみ)は出来ないが、一度入手してしまえば、探索で「ウィンドストーン」を利用して量産も出来る(しかも暫くすると復活する)ので、在庫切れにならないように気を配ろう。
他のマップでは片手剣で参戦するが、「大冒険マップ」のみサンドロッドを持参する(援軍時も同様)。
待機モーションは、サブゲーム等の勝利モーション。
尚、こちらのトゥーンリンクは『風のタクト』及び『夢幻の砂時計』の人物であり、元ネタである『大地の汽笛』に登場する機関士リンクとは別人であるが、魔力解放時や勝利ムービーに機関士リンクの特徴とも言える、敬礼する。
武器一覧
種類 | 属性 | レベル | 武器名 | その他 |
---|---|---|---|---|
片手剣 | 光 | Lv.1 | 勇者の剣 | 初期装備の武器。 |
Lv.2 | 夢幻の剣 | 「大海原マップ」で解放 | ||
Lv.3 | ロコモの剣 | 「裏冒険マップ」で解放 | ||
Lv.4 | 裏ロコモの剣 | 「黄昏マップ」で解放 | ||
Lv.4+ | 水ロコモの剣 | 水属性が追加。「ロウラルマップ」で解放 | ||
サンドロッド | 炎 | Lv.1 | サンドロッド | DLCとして追加(3DS版)。「大冒険マップ」で解放(Switch版)。 |
Lv.2 | サンドロッド改 | 「大冒険マップ」で解放 | ||
Lv.3 | ナイスサンドロッド | 同上 | ||
Lv.4 | 裏ナイスサンドロッド | 同上 | ||
Lv.4+ | 闇ナイスサンドロッド | Switch版で追加。闇属性が追加。「大冒険マップ」で解放 |
外部出演
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
第3作『大乱闘スマッシュブラザーズX』よりファイターとして参戦。詳細についてはトゥーンリンク(ファイター)の記事を参照。全ての作品において、『風のタクト』及び『夢幻の砂時計』の人物で統一している。
当記事では、それ以外の人物としてのトゥーンリンクを紹介する。
本作で追加されたステージの「汽車」では、『大地の汽笛』に登場した機関士リンクが汽車を操縦している(リンク系のファイターで対戦している場合、師匠のシロクニが操縦している)。
また、機関士リンク、リンク(大地の汽笛)のフィギュアも登場している他、3DS版のフィギュアでは『大地の汽笛』が主になっている(Wii_U版では『風のタクト』の出典が主になっている)。
スピリットがいくつか登場している。
- シロクニ&機関士リンク
出展作品:『大地の汽笛』
分類:サポーター
階級:HOPE級
スキル:ダッシュ攻撃強化(タックルなどの、走行攻撃の攻撃力アップ【中】スピードアップ【小】)
その他:『灯火の星』で、荒野の汽車を動かせる唯一のスピリット。
- トーテムリンク
出展作品:『トライフォース3銃士』
分類:アタッカー(投げ属性)
階級:HOPE級
スキル:なし
その他:『灯火の星』で、岩を破壊できる。
ニャニャニャ!ネコマリオタイム
突如下から登場し、パペットのリンクが『ゼルダの伝説シリーズ』の作品を紹介する準レギュラー。ネコマリオたちには「リンク」と呼ばれているが、デザインはトゥーンリンクのもの。
一人称は「ボク」で、語尾に「デャッ!」と付けて喋る。
喋る時に剣を振り回す。