これは、まどかやほむらが戦う、
繰り返しの世界で起きていた物語。
概要
『魔法少女まどか☆マギカ』10周年記念の一つとして制作された、ニトロプラスとf4samuraiによる『マギアレコード』での新プロジェクト。2021年4月25日の魔法少女まどか☆マギカAnniversary Stageでワルプルギスの廻天と共に告知され、2023年10月3日(鹿目まどかの誕生日)から常設イベントとして開始。
シナリオはニトロプラスの下倉バイオが担当し、蒼樹うめ原案の新キャラクターにして最終的に存在が消されてしまう魔法少女「愛生まばゆ」が登場した。
ストーリーはまどか☆マギカ本編の前日譚であり、シナリオはフルボイスで展開され、Magia Day 2023での正式紹介時の時点で既に全編収録済み。セリフ総文字数20万字超、まばゆの収録ワード数は5000以上という高ボリュームとなっている。
画面に関しても現在が何日目かが表示され、テキストも従来のキャラ名+吹き出しではなく黒枠でかつ発言者のイメージカラーなど通常のストーリーと演出が違う。
システム
ストーリーの進め方はデイリーミッションをクリアする事で獲得できる「リコールランプ」を消費して解放していき、一定まで進めていくと様々な報酬が獲得可。
それとは別にログインボーナスで獲得できる「ドアプライズフィルム」を使うとサイドストーリーをランダムで獲得可。
更にチャレンジバトルも実装されており、困難級、窮地級、絶望級の3つの難易度で魔女に挑める。なお困難級以外は魔女のHP減少に伴い、行動が変化していく。
イベント開始時点ではストーリーはfilm2まで、魔女は委員長の魔女と薔薇園の魔女が公開され、今後段階的に追加される予定。
11月6日には暁美ほむら ecene0 ver.が実装され、Film3~Film4 DAY13。チャレンジバトルに犬の魔女が追加される。
あらすじ
愛生まばゆは叔母の咲笑の店で手伝いをしつつ暇さえあれば映画を観る生活を送っていたが、ある時自分以外の時間が不定期に止まるようになる。
その後瀕死に陥ったエイミーが急に回復したり、時間停止後に爆発が起こったり等の不可解な現象を経験した末、時間停止の原因を探るなかで出会ったマミ、杏子、ほむら、まどかを通して魔女や魔法少女についてを知り、彼女達が原因なのではと思い追求しようとするが…
登場人物
鹿目まどか(CV:悠木碧):車に轢かれたエイミーを救うべく魔法少女となる。イベント開始と同時に派生キャラとしてScene0 Ver.が実装された。
暁美ほむら(CV:斎藤千和):まどかがワルプルギスの夜に殺される結末を回避すべく未来から時間遡行してきた。当初は眼鏡をかけた姿だが、ストーリーかバトルかを選ぶ画面(まばゆ含めた6人の魔法少女が集合しているイラスト)では眼鏡を外した姿(クーほむ)が描かれている。という事は…
巴マミ(CV:水橋かおり):まばゆのクラスメイト。魔法少女となったまどかと共に魔女と戦うようになり、後にほむらを疑うものの仲間に迎え入れ、Film2ではさやかも加入させる。
美樹さやか(CV:喜多村英梨):キュゥべえに目をつけられており、周囲から契約するなと言われていたが、恭介の入院、自分だけ一般人などの要因から…
佐倉杏子(CV:野中藍):かつてマミとコンビを組んでいたが、今のマミの戦いぶりに難色を示している。
百江なぎさ(CV:阿澄佳奈):OPムービーのみの登場だったが、下記のFilm3&4の予告ムービーに台詞があった事から本編に登場すると思われる。
志筑仁美(CV:新谷良子):Live2Dは悪魔ほむらの魔法少女ストーリー(『叛逆の物語』の振り返り)ではモブ仕様の単色グラフィックだったが、本イベント開催に当たって固有の容姿で描かれるようになった。
早乙女和子(CV:岩男潤子):Live2Dは期間限定イベント「始まりと永遠と~Ther Lost Record~」(テレビ本編の振り返り)でのモブ仕様のまま。
エイミー:咲笑の店を度々訪れている猫。本作でもまどかが魔法少女となるきっかけとなっている。
愛生咲笑(CV:不明):本作オリジナルの人物で、まばゆを引き取り自身の店の手伝いをさせている。
この他原作の魔女が多数登場しており、暗闇の魔女の手下、影の魔女、芸術家の魔女、鳥かごの魔女、牛の魔女(仮称)は本作では本ストーリーで初登場となる。
主題歌
関連動画
告知PV
予告
Film.3&Film.4 予告PV
余談
初報の後のマギア☆レポート2#183ではまどか先輩がscene0(ゼロ)をsceneO(オー)→スケネオーと呼ぶシーンがあるためファン・プレイヤーの間ではそちらの愛称で呼ばれることも多い。
元々は下倉が『まどマギ』とは無関係のループもののストーリーとして考えていたところを、アニプレックスの鳥羽洋典プロデューサーから「これなら『まどマギ』でいけるのではないか」と提案され、原作者の1人である上司の虚淵玄に話を通すなど紆余曲折を経て『scene0』になったらしい(参照)。
関連タグ
始まりと永遠と:こちらは原作本編を準えたイベントストーリー。