ソウル(カービィ)
ほしのかーびぃのうらぼす
ソウルとは、星のカービィシリーズに登場するラスボスの総称である。
概要
ゲーム『星のカービィ』シリーズに登場する、ラスボスの総称。
「ソウル」という概念は、2005年発売の『タッチ!カービィ』にてラスボスの形態変化として登場し、以後は 真・格闘王への道及び真・勝ち抜きボスバトルのラストや、エクストラモードのラストなどに登場している。
それぞれの作品のラスボスを原型としているものの、元の姿からかけ離れていたり、おどろおどろしい風貌になったりしている者が多い。また、差異はあるものの使用する技に似通った部分があり、ソウル形態という概念に考察の余地を持たせる要素にもなっている。
一覧
ソウル形態とは何らかの関係性があるボス
星のカービィ スターアライズ以降でソウル化したボスにはソウル形態から派生した形態が存在する。
七つの大罪との関連性
これはあくまで考察です。
ドロシアソウル 嫉妬
- 原因は現実世界の『嫉妬』から。
- 対応する悪魔レヴィアタン(リヴァイアサン)の意味は「捻れた」「渦を巻いた」という意味をもち、絵の具を混ぜたような見た目をしたドロシアソウルを思い浮かぶ。
- レヴィアタンは水(海)から生まれ、雄は全員殺されたとされているが、ドロシアソウルも水(絵の具)から生まれ、公式から女性と明言されている。
- さらに、「タッチ!カービィ」のエンドロールには本編には関係無い「海」が存在する。しかも、"唯一"である。
マルクソウル 堕落
- ノヴァを呼び寄せるミルキーロードはカービィに任せ、自分は願いを言うだけの『堕落』な計画を立てた。
- 対応する悪魔ベルフェゴールはバアル・ペオルの前身なのだが。バアルは「主神」、ペオルは「裂け目」という意味を持ち、特に後者はやられる際のマルクソウルを彷彿させる。
- ベルフェゴールは発明を手助けする堕天使であり、マルクはカービィにノヴァの知識を教え、計画を手助けさせている。
- さらに、「幸福な結婚は存在しない。」と考えており、本編の「太陽と月が喧嘩している」というのは太陽と月は男女の象徴であり、上の理論に基づいている。
マホロアソウル 強欲
- マスタークラウンを手に入れるためにはカービィ達をも利用する『強欲』なマホロアの末路。
- 対応する悪魔マモンは「人の信頼するもの」「不正な富」という意味を持ち、今まで仲間として「人(プレイヤー)を信頼させ」たマホロアも「不正な富(ローア)」で身を固めていた。
- マモンは「地獄に落ちてもなお、宝石や黄金を求めている」という1面を持つが、そもそもマホロアはハルカンドラの種族ではなく、ローアも地獄のような火山、デンジャラスディナーにて発掘している。
セクトニアソウル 色欲
- 自らの『色欲』に執着した結果、美しく散ってしまった。
- 対応する悪魔アスモデウスは、動物を組み合わせたキメラの容姿をしているが、セクトニアもたくさんの動物に寄生し、後の作品にて多様な生物の特徴を持っていることが明かされた。
- さらに、トビト記に記述れてる物語によると、「アスモデウスは美しいサラという女性に取り憑き、彼女と結婚した夫を7回殺した」とされているが、これはタランザ含む妖精たちの数と一致している。
星の夢.SoulOS 傲慢
- カンパニーの繁栄の為、『傲慢』にも生命体など必要無いと見下していた。ハルトマンの心が無いとただの壊れたマシンでしかないのに……
- 対応する悪魔ルシファーはラテン語で「明けの明星」という意味があり、本編ではこのバトルが終わったときに、朝になっていたため、ポップスターからみると明けの明星に見えるかもしれない。
- ルシファーは天使だった頃、最も美しい大天使だったが、創造者である神に謀反を起こし、自ら堕天使となったが、星の夢もマシンの中では「最高級」だったが、制作者であるハルトマンに反逆し、生命体を根絶やしにしようとした。
- さらにルシファーは「私は天に上り、王座を神の星より高く据え、神々の集う北の果ての山に座し、雲の頂きに登っていと高き者のようになろう。」という言葉が記述されているが、星の夢もハルトマンを乗っ取ったあと、高く上っている。(さらにいえば戦闘場所はポップスターよりも高い所にある。)
ソウルオブニル 暴食
- 多くの闇エネルギーを食らい、更には三魔官やハイネスも食ってようやく蘇った『暴食』の始まりであり、終わりの神。
- 対応する悪魔ベルゼブブはあたり中を飛び回るハエの王であり、ニルもそこら中を飛び回り、無数のニルの1つがエンデ・ニル、ハエの王と称している。
- しかし、ベルゼブブは実際は悪魔ではなく、「豊穣の神」と呼ばれ、入植者によって邪教神とされた。事実、ニルは星のカービィで唯一「明確な悪行を行っていない」ラスボスであり、邪教神とされたのも記録だけの存在かもしれない。(技名にも悪意は感じられない)
- さらに、ローマなどの神殿にて、生贄を捧げていたとされ、三魔官やハイネスを彷彿させる。時間がかかるのもハエらしい。
ソウル・フォルガ 憤怒