青い宇宙(そら)から やって来て
緑の地球を救う者
赤い正義の血を燃やし
銀の機械の腕 振るう
それは それは それは 金の心を持つ男
概要
特撮番組『仮面ライダースーパー1』の主人公、仮面ライダースーパー1の保有するアタッチメント。手から前腕にかけての部分が換装可能なユニットになっている。多種多様な能力を敵や戦局に応じて使い分けるという意味でのフォームチェンジの先駆け的な存在。
本来は惑星改造用に作られたものだが、戦闘に転用しても歴代ライダーの中でも群を抜いてチートな5つの能力を保有する。腰のボタンを押すことで瞬時に換装が可能。
誤解されがちだが、「5セットのグローブを交換している」とか「1対の腕を5形態に切り替えている」とかではなく、上記の通り腕そのものが5対あり、それを適宜換装している。1話冒頭の一也の改造シーンの手術台の脇に全てのファイブハンドが個別に置かれており、バチンガル戦で奪われたファイブハンドを取り返した際に1つずつ換装し感触を確かめるように開いて握っている。
ファイブハンド
詳細はそれぞれの記事を参照。
- スーパーハンド:格闘に特化した銀色の腕。
- パワーハンド:怪力を誇る赤い腕。
- 冷熱ハンド:右手からは炎を、左手からは冷凍ガスを放つ緑の腕。
- エレキハンド:高圧電流「エレキ光線」を放つ青い腕。
- レーダーハンド:レーダーを搭載した小型ミサイルを放つ、索敵用の金色の腕。
その他
後年の二次作品『仮面ライダーSPIRITS』ではサタンスネークとカイザーグロウの合体した不死身の怪人に対して、スーパーハンドを装備しながら他の4種全てのハンドを自身の周囲に同時展開し敵の技をいなしつつ一撃必殺のカウンター技を喰らわせる「チェンジ・ファイブハンド」という技を披露している。
この技の発動時には、背後に師匠の玄海老師、亡き友の弁慶、姉弟子の義経、そして変身前の姿である沖一也の姿が現れていた。
関連項目
アストロスイッチ:おそらくファイブハンドが元ネタ。また、エレキステイツの複眼が青色、ファイヤーステイツの複眼が緑色と、それぞれエレキハンドと冷熱ハンドのカラーリングを踏襲している。