概要
東京都千代田区霞が関二丁目にある、東京メトロ有楽町線の駅(Y17)。
霞が関の官庁街の北端に位置し、警視庁は当駅を最寄り駅にしている。
東名ハイウェイバスやドリーム号の霞が関バス停(降車専用)にも近いため、サンシャインクリエイションへの参加者の中には、夜行バスで霞が関で下車し、当駅から有楽町線(サンシャインシティの最寄り駅は東池袋駅)を利用された御仁も少なくないことだろう。
当駅〜永田町駅間に千代田線霞ケ関駅方面への連絡線が、また当駅〜市ヶ谷駅間には南北線方面への連絡線が設けられ、有楽町線・副都心線および南北線・埼玉高速鉄道の車両が綾瀬検車区にて検査を受ける際にこれらを利用する。
1990年代後半以降では、東京湾大華火祭開催に伴う特別列車の運行にも使われ、2008年3月から2011年9月までは、小田急電鉄の特急ロマンスカーの臨時列車として連絡線を経由して新木場方面に向かう「ベイリゾート」も運行されていた。
駅構造
島式ホーム1面2線。
1974年の開業当時は、当駅の地下1階に有楽町線・半蔵門線の運行管理を行う運輸指令所「桜田門指令所」が設けられていた。1994年からは、丸ノ内線茗荷谷駅沿いにある小石川車両基地内の総合指令所に移転している。
また有楽町線には、早朝に有楽町発新木場行きが存在するが、有楽町駅には引き上げ線がないため、前夜に新木場駅から当駅まで回送されて夜間停泊する。
利用状況
2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員は12,224人である。官庁街にある関係で、昼間や週末には閑散としているためか、東京メトロの中では西ヶ原駅に次いで2番目に少ない。