概要
東京都北区西ケ原二丁目にある東京メトロ南北線の駅(N15)。
1991年11月29日の南北線駒込駅〜赤羽岩淵駅間開業当時からある駅の1つ。南北線建設区域周辺は埋蔵文化財包蔵地でもあり、当駅の建設前には、遺跡の発掘調査が1区〜5区に分けて実施され、縄文時代〜弥生時代の遺構などが多数発掘され、大きな成果を収めた。
当駅東北東には、国立印刷局の滝野川工場および東京病院、さらにその奥には京浜東北線の上中里駅がある。上中里駅へは、当駅からは遠回りになり、滝野川女子学園の方へ迂回しないとたどり着くことができない。
また、旧古河庭園の最寄り駅ともなっている。
かつては、当駅の真上にある本郷通りを、都バス【茶51】(御茶ノ水駅〜王子駅)が南北線と並行するように走っていたが、2000年12月に駒込駅以北が廃止になった。その後、同路線は御茶ノ水方を秋葉原駅発着に延長し、現在にいたる。
駅構造
島式ホーム1面2線。
利用状況
2021年度の1日平均乗車人員は7,311人で、都内の地下鉄駅の中では最も少ない。