ムー大陸
むーたいりく
太平洋上に存在したといわれる伝説上の大陸
概要
19世紀後半に南米のマヤで発見された古文書に、災害で海に沈んだ王国の伝説が記されており、研究者の解読でその名が「ムー(Mu)」と翻訳された。
20世紀前半にイギリス人のジェームズ・チャーチワードがイギリス軍従軍中にインドで見つけた石盤を解読し、1万年以上も昔に太平洋上には海に沈んだ大陸と王国が存在していたと発表した。しかし、石盤を見つけた時のチャーチワードは16歳と若すぎるため、彼の創作であると現在では見なされている。
現在でもアトランティスやレムリアに匹敵する未知なる大陸として知られ、実在を信じて研究をする者もいる。だが元がアレのため、基本的にはムー大陸ではなく間違いピラミッドを発掘してしまうことになる。「ムー大陸にあった文明の子孫が日本人と皇室である」といういつものトンデモ説もある。
今では様々な物語作品でその名を冠する名称は数多あり、「え? お前ムー大陸知らないの? ほんとに日本人?」レベルの扱いでバンバン登場する。