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編集者:bushed pan8
編集内容:ゲイザーゼロの変身音関係を追記(いずれも公式媒体で判明した情報)

『ZILLION DRIVER…!』

CV:松岡禎丞

概要

仮面ライダーギーツ』に登場する変身ベルト

創世の神の呪縛を振り切った浮世英寿に対してジットが使用したドライバー。ジットを回収したスエルも使用する。

デザグラ運営の中でも限られた存在しか使用することができない最高位のドライバーで、無尽蔵のクリーンエネルギーを生み出して国家レベルのエネルギー消費量を仮面ライダー単体で使用可能とするという異次元の性能を持つ。

システムボイスはヴィジョンドライバーレーザーレイズライザーと同じく松岡禎丞氏が担当しているが、上記2つと比べて禍々しい声質になっている。

外見と機能

基礎設計は同じく運営専用のドライバーであるヴィジョンドライバーに準じており、装着状態での空間移動能力や各種戦闘機能なども同様に備えているが変身後のスペックは相応に跳ね上がっている。

外見自体も金色・白金色を用いたより複雑な意匠の神々しいものとなっている。

特筆すべき点として文字通り人間の目を模した液晶画面「ジリオンコア」を核とした様々な時代のあらゆる再生可能エネルギー発電施設からの半永久的なエネルギー供給を可能としており、システム上発電施設ごとのエネルギー発電量も少ないため、損失とリカバリーのコスパも良いという妙にエコな側面も持つ。

しかしそれ故に「多少エネルギー発生源を潰されたところで弱体化する心配がない」という大きな長所となっている。

変身

ベルト「シュラウドライン」を展開して装着後、天面の指紋認識生体認証装置「スティグマメトリクサー」による認証によって起動し、専用の特殊カードシリウスカードをジリオンコア右側(正面から見て左側)のカードリーダー「ジリオンリーダー」にリードさせることでリガドへの変身を実行、オーディエンスアイの取り込みとクリーンエネルギーの展開を行う。

ベルト右側にはシリウスカードを携帯しておく「シリウスカードホルダー」、左側にはヴィジョンドライバーのアップグレードアセンブル同様にレイズバックルの使用・拡張武装展開を可能とするグレートアセンブルが装備されている。

スエルが変身する際にはグレートアセンブルのボタンを入力しエグゼクティブプロデューサーとしての権限を認証、シリウスカードのリードによってリガドΩへの変身を実行する。

なお、上部「スティグマメトリクサー」を用いた認証ではない理由は放送翌日に更新された玩具版開発ブログ曰く、「劇中の設定ではスエルには実体がないため、センサーでの認証ではなくサイドホルダーのスイッチを押すことで変身出来る」ということが明かされた。

その他

ヴィジョンドライバーと共通する運営専用の機能として創世の力に干渉し、神としての存在への変化を進行させる事ができる模様。ジットはこの機能を用い、かつてのミツメのように英寿を創世の神として完全なものにしようとしたが、呪縛を解かれたことで失敗に終わっている。

これに加え、リガドへの変身の際の描写からオーディエンスアイそのものの操作、およびアイを介したオーディエンスとの繋がりを持つことも可能と思われる。

慟哭編・慕情編においてヴィジョンドライバーがジャマト陣営に奪われるという非常事態が起きていたにもかかわらずスエルらは余裕を崩していなかったが、恐らくこのドライバーによって代用または奪還が容易であることがその理由と思われる(劇中でもジーンの発言から、その状態からでもグランドエンドを実行可能であることが示唆されていた)。

また、変身者に時空を操る力を与え、リガドではスティグマメトリクサーを操作することで超加速能力「アクセラレート」が発動可能。

リガドΩ変身中の「Ωモード」ではグレートアセンブル操作で加速できるが、さらに2回入力により対象の時間を巻き戻す「リバース」が発動できるようになっている。

変身可能な仮面ライダー

『ENFORCEMENT OF VIOLENCE, REGAD』

ゲームマスターのジットが変身する。

「ENFORCEMENT OF VIOLENCE」は「暴力の執行」を意味する。

『CREATION & MASTER OF ALL, REGAD Ω』

エグゼクティブプロデューサーのスエルが変身する。

「CREATION & MASTER OF ALL」は「全ての創造と支配」を意味する。

リガドΩ変身時はドライバーも「Ωモード」へ移行。各時代のエネルギー収束端末が全力運転を行い、時空を超越した超高出力を発揮する。これにより対象への時間操作すら可能

『CONTROL WITH ABSOLUTE POWER, GAZER ZERO』

ギーツエクストラ 仮面ライダーゲイザー』に登場する、仮面ライダーゲイザーに酷似したライダー。

立体物

初登場した47話の放送後、2023年8月21日よりプレミアムバンダイにて予約開始となることが告知された。劇中のドライバーの再現を目指すべく、「衝撃の仕様」が搭載されているとの触れ込みがなされた。

21日の16時より予約が開始。特徴的なディスプレイ部分はミラーを用いて再現され、衝撃の仕様とはこのことを指していたらしい(そのため肩透かしを食らったファンも少なからずいた)。

一応ミラーを用いた奥行きのある発光には前例があり、バンマニでは「ジーニアスフルボトルシフトトライドロンと似たようなギミック」と紹介されているが、ドライバーサイズなのでそれらの比ではなく、搭載されたLEDの発光が反射し奥行きのあるように感じられ、さらにジットとスエルの台詞も収録されていると非常に豪華な仕様となっている。

またレイズバックルを装填することで劇中通り必殺技を発動できるほか、玩具オリジナルギミックとしてレジェンドバックルを使用することで各ライダーの最強フォームの変身音が発動できる。

さらに、2024年1月25日の発送開始にあたって、BANDAI公式サイト上で取扱説明書も公開され、その中で、仮面ライダーゲイザーゼロの変身音も収録されており、ゲイザーゼロへの変身遊びもできることが判明した。

リガド、リガドΩ、ゲイザーゼロの3ライダーへの変身はモード切替によって実現させており、玩具の電源スイッチをONにする際にそれぞれ異なる操作をすることでモードが変わる仕様となっている。

(リガドモードは他の動作をせず普通に電源スイッチON、リガドΩモードはバックルホルダーのサイドスイッチを押しながら電源スイッチON、ゲイザーゼロモードはドライバー本体のスラッシュ部にシリウスカードを押し当てながら電源スイッチON)

リデコ元のヴィジョンドライバーから比べると4000円以上値下がりしており、おそらくこの値段の違いは上記のように衝撃の仕様とされていたディスプレイ部の仕組みの違いであると思われる(LEDライトの数がヴィジョンドライバーが51個だったのに対し、ジリオンドライバーは15個とかなり減少している)。デモンズドライバーから続くLED搭載型ベルトの中では初めて1万円を切った

また、情報解禁がなかなかされなかったことで一部視聴者からは「リバースで時間が戻ったせいで解禁日先延ばしになった」、驚きの劇中仕様が「リバースによる時間逆行」と皮肉交じりにネタにされてしまった。

ちなみに、開発者ブログで「実体」を「実態」と誤記している。

余談

  • ジリオン=zillionは英語で無数の、おびただしい、莫大なといったニュアンスを持つ語。吸収したおびただしい数のオーディエンスアイや、ドライバーのスペックに恥じないネーミングとなっている。

参考文献

関連タグ

仮面ライダーギーツ 変身ベルト

ヴィジョンドライバー

ジット スエル

仮面ライダーリガド 仮面ライダーリガドΩ

仮面ライダーエクストリーマー:沢山の眼を取り込んだライダー繋がり。取り込んだに動きを封じられる所も共通している。

仮面ライダーギーツに登場する変身アイテム一覧

デザイアドライバーヴィジョンドライバーレーザーレイズライザージリオンドライバー
編集者:bushed pan8
編集内容:ゲイザーゼロの変身音関係を追記(いずれも公式媒体で判明した情報)