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バッカニア族の編集履歴

2024-02-01 09:52:55 バージョン

バッカニア族

ばっかにあぞく

少年漫画『ONE PIECE』に登場する種族。

※この先、コミックス未掲載・アニメ未放送(2023年10月16日掲載、原作準拠第1095話 “死んだ方がいい世界” )の重大なネタバレを含んでいます。







概要

エッグヘッド編にて明かされた、バーソロミュー・くまが属する種族。作中では絶滅種として扱われている。

五老星サターン聖いわく「大昔に世界に対して罪を犯した」種族らしく、世界政府からは敵視されている。

 

ちなみに2章前のホールケーキアイランド編では「あらゆる種族が暮らす」万国でも3つの種族がいない事実が明かされており、その内の1種が巨人族で、ビッグ・マムに遺恨のある巨人族の方は早々に明かされていたが、残る2種はどちらも絶滅した種族である旨が語られており、その1種が本項のバッカニア族と思われる(片方は「歴史の彼方に消えてしまったかもしれない」と語っていた事に対しもう1種はルナーリア族であると明らかになっており、ビッグ・マム海賊団は同じ絶命種でもルナーリア族に属する者の存在=存命者がいるのがはっきり分かっているのと違い、後述の該当人物がその血筋であるのを知らないために存命者がいない=歴史に消えた存在になってしまった意味で語ったと思われる)。



種族の特徴

ルナーリア族をはじめとした他種族とは異なり、外見は人間と変わらないが、大柄で怪力を誇る。

血液検査で判別できる模様。ジニー曰く「巨人の血を引いている」らしい。

バッカニア族もまた「解放の戦士ニカ」を知っており、一族代々にニカに関する伝承を伝えていた。

劇中のくまの様子から(彼自身バッカニア族のハーフかつ、肉体が改造されている事実を加味して)も、肉体の自然治癒能力が異常に高い描写(=サカズキの攻撃を一方的に受けながら五体満足で済んだ)が散見されており、これも特徴ではないか推測される。


劇中で判明しているバッカニア族

  • バーソロミュー・くま

母親が人間のため、正確にはバッカニア族と人間の混血児(ハーフ)。


  • クラップ

くまの父親で故人。

息子が誕生して平穏な日々を過ごしていたが、政府に「バッカニア族の生き残りがいる」がバレてしまい、妻子を庇うも家族そろって天竜人の奴隷にされてしまう。

くまと再会したクラップは妻の死を教え、天国にいると告げた際には奴隷という生き地獄から解放されたためか泣きながら「その方が⋯⋯いいよな!!」と零した。それから幾時が経った後くまにいつか救いの道が訪れる未来を信じて「太陽の神ニカ」の偉大さを伝えていた所を、彼の目の前で天竜人に銃殺される最期を迎えた(「雑談がうるさい」のを理由としていたが、明らかに親子の近くの天竜人の会話の方が大声であった)。


尚、担当医はクラップとくまの事情を理解した上で、親子がバッカニア族の血を継ぐ事実を外部に漏らさないように診察しており、世界政府のスパイの密告で発覚してしまった時には、急いで親子の元に駆け付け涙を流してクラップに謝罪していた程に親密な関係を築けていた。

その様子から、あくまでもバッカニア族は世界政府にとって都合が悪い存在なだけで、民間人にとっては「数多ある種族の一端に過ぎない」と見られているのかもしれない(それもくまが赤ん坊の内から奴隷の錠を付けられたり、ほぼ絶滅していて代えのきかないはずの血統の者を癇癪だけで殺す辺り、一般の天竜人があくまで興味で攫う奴隷と異なり、その血筋を狩り尽くす姿勢を取っているのが覗える)。


余談

  • 実は「バッカニア」のワードには17世紀ごろにカリブ海で活動を行っていた海賊の意味がある。海賊をテーマにした漫画である舞台とこの種族にどんな因果があるのかは現時点では不明。
  • 尚、くまの娘とされるジュエリー・ボニーは彼との血縁上の繋がりがないため、バッカニア族の血を受け継いでいない事実が判明したが……(血縁が無いのを気にかけさせないためか、周囲から実の親子と思われるように振る舞い、バッカニア族の血筋=迫害対象と誤認されないようにするためか、くまは彼女に詳しく種族の詳細は語らなかったらしい)。
  • 詳細は続報次第だが、種族としての特殊性はルナーリア族とは差別化されているのはまず間違いない。前述の通りマグマ攻撃をも自然治癒してしまう、ヒトデやトカゲのしっぽやプラナリアどころではない早さで異常に高い自己再生能力が種族の特徴ならば、「ワンピースの作中で出てきた主要人物の中にも、バッカニア族の隔世遺伝で回復が異常に高いのでは?」と思わしき人物が幾人かいる(実際に魚人族や人魚族やミンク族は隔世遺伝により、普通の人間と違い親子が似ていない)。
    • ルフィ=ただし能力者になる前はナイフで顔を切っても傷跡が治らなかったため、食べた悪魔(神)の実の影響の可能性が高いが。
    • ウソップ=ナミならば死にかねない打撃を作中で何度も喰らってきており、特にアラバスタ編とワノ国編で常人ならば即死の頭蓋骨大打撃(前者はモグラ塚からの巨大バット、後者は恐竜形態のうるティの武装硬化頭突き)をダイレクトに受けて頸椎が折れてもおかしなく、ウソップ自身常人ではない特殊性がなければ説明がつかない。
    • 光月おでん=直前のモブが油で釜茹でに誤って落ちた直後に即死したが、おでんはそれに浸かって1時間耐える。作中でも “あいつの皮膚はどうなってる?” と疑問符を上げられており、武装硬化の様子もないため、覇気では説明しづらい。尚、息子のモモの助も丈夫さが受け継がれている。

ほかにも、原作にはないアニメ版では、全盛期の白ひげと腕試し一騎打ちの末に、(おでんは殺意はなかったつもりだが船員は船長殺そうとしただろと激怒していたあたり白ひげも一切手加減しておらず船員保護優先で本気で返り討ちで殺す気だった可能性が高い)ノーダメージ白ひげから頭部に渾身の一撃で大気にヒビを入れたグラグラ攻撃を直撃したにもかかわらず、実力差を認めておでん側が負けを認めはしたがおでん自身は全く死にかけておらず、回復が早すぎるとしか思えない。

    • カイドウ=覇気のない刃物(ギロチンなど)がまるで効かなかったのは、回復が高く覇気使いの斬撃に及ばなかったからかもしれない。回復能力が高すぎれば空島から落ちてもピンピンしていても納得なのかもしれない。ルフィが最初にタイマンした時も、回復が早すぎて殴られたダメージを打ち消した可能性がある。
    • ティーチ=体型のだらしなさに反し、肺や心臓をエースの火の槍でやられても立ち直り、白ひげから頭蓋骨に直接震撃を叩き込まれてもやはり即死せず立ち直っているが、ヤミヤミの能力はむしろ受けるダメージを高めてしまうため、能力だとタフさが説明がつかない。
    • サカズキ=常人ならば即死するであろう白ひげの渾身の一撃を、2発連続でモロに受けて尚も戦線復帰しつつ、白ひげ海賊団隊長らともやりあえる規格外なタフさは秘められた回復能力を匂わせる(しかし、コビー粛正のマグマの拳をシャンクスに妨害された際は「今度こそ助からない」と直感による判断なのか、大人しく立ち止まっている)。尚、実際のマグマ/溶岩そのものは震撃(震動)に強いか弱いかは賛否両論なので未知数。
      • エースや白ひげも、サカズキのマグマ攻撃で即死せず一定時間生きられたカギも、バッカニア族の隔世遺伝の可能性があるかもしれない(回復できなかったのは遺伝が薄く回復に及ばなかったからだろうか)。ビッグマムも、頑丈さの秘密がこれに絡む可能性を秘めているかもしれない。
    • また、上記の者達の中には2m超過の身長を小柄に錯覚させる程の、桁違いに高い身長の者達がいるが、これもバッカニア族の隔世遺伝の発現なのかもしれない。
    • 規格外な戦闘能力を有した登場人物が多いなか、作中の権力者の1人のチャルロス聖は本来常人ポジであろう天竜人の中でバカに頑丈であり、フーシャ村の海獣や幾多の同業者や海兵らをKOさせてきたルフィの拳、2年後編の世界会議に至ってはミョスガルド聖の金棒、数日後にはレオ(ONEPIECE)サイ(ONEPIECE)(特にサイは氷の大陸をも打ち砕く大技)の同時攻撃にも耐えた(ただしモブが死んだ扱いしており生存確認の続報次第だが)異常さは、磔で処刑となったミョスガルド聖と違い隔世遺伝感を感じてしまう。


関連タグ

ONEPIECEに登場するキャラクター一覧

死んだ方がいい世界



ONEPIECEにおける他の種族

巨人族(ONEPIECE)

魚人族・人魚族(ONEPIECE)

空の者

手長族

足長族

蛇首族

トンタッタ族

三つ目族(ONEPIECE)

ミンク族

ルナーリア族



他作品の類似存在

幽霊族:人間を上回る能力を持ちながら衰退してしまい、尚も人間に追いこまれた結果、1つの家族しか明確な生き残りが確認されてない種族繋がり。更にシリーズ一部の作品に限定されているがその登場した家族の母親が人間のため息子が純血ではないというのも共通している。母親が早くに亡くなってしまい息子も一族の境遇から物心つく前から、苦労が続く生を送る羽目になってしまった点までくまの家族と共通している。

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