概要
新興国家ファウンデーション王国、その親衛隊名と同じ名を賜りし専用MS。
指揮官機と思しき「シヴァ」と「ルドラ」という2つのタイプに分けられており、漆黒の姿は烏天狗、鎧武者を彷彿とさせる。
頭部の目元口元が黒く顔の形状がうかがえないが、カメラアイの部分はツインアイ状に赤く発光している。
共通の装備としては、以下の装備が確認出来る。
- 新世代の装甲「フェムテク装甲(FT装甲)」が施され、ビームが着弾しても完全に無効化するため、まともに相対するには強力な実体剣・実体弾武装を持ち出すしかない。
- 次世代MSの特徴である全天周囲モニターが採用されている。
- 背部にビームマントが搭載され、このマントはビームシールドの代わりの防御手段としても、ビームサーベルのような攻撃手段としても使用できるため、攻防に隙が無い。
- ZGMF-X42S デスティニーのように残像を生み出す高機動戦闘が可能であり、おそらくミラージュコロイド技術が使われている。
- ロック時には頭部からレーザーサイトが敵機に向けて照射される(おそらくは無人機への攻撃指示用)
製造元であるファウンデーション王国の技術力は極めて高く、主力機のルドラであっても世界平和監視機構コンパス最強クラスのライジングフリーダムやイモータルジャスティスを圧倒するほどの性能を持ち、シヴァ、カルラといった上位機種は前大戦時に最強クラスの性能を誇ったストライクフリーダムやインフィニットジャスティスと互角以上に戦えるだけの戦闘力を持つ。
無人機のジン-Rやディン-Rを遠隔操作で随伴させる事で火力を補っており、最大艦隊クラスの無人MSを制御する事で物量による攻めも守りも可能と、強固となっている。
該当機
※:正式名称のブラックナイトスコードは省略。
- NOG-M1A1 シヴァ
- NOG-M4F1 ルドラ(ガーネット)
- NOG-M4F2 ルドラ(エメラルド)
- NOG-M4F3 ルドラ(スピネル)
- NOG-M4F4 ルドラ(サファイア)
- ????(ネタバレ注意)
立体物
1/144 HGCEでシヴァとルドラ(エメラルド)が発売予定。
特徴的なマントや各種武器が付属しており、劇中のシーンを再現可能となっている。
余談
- 綴りは「Siva」と「Rudra」となるはずだが、「Shi-ve.A」と「Rud-ro.A」と綴られている。何か意味がありそうだが…?
- 特にSEEDシリーズは何らかの意味の単語から、頭文字等を使った名称とする事が多く、アコード(Accord)の専用機と言う意味のAと言う可能性も考えられる。
- 一方で、AというのはZGMF-Xシリーズやその系列機の型式番号で用いられているが、このAは核エンジンを表すAtomicを表している。しかし、この法則が当てはまるのはザフト製もしくはターミナル製のMSのみで、地球連合の1つであるユーラシア連邦から独立したファウンデーション王国がこの法則を型式番号に用いるかは不明である。そもそも、核動力機にAを付ける義務は無い。
- 撃墜された際の爆発も通常の機体と大差無い事から、この高い性能をしてバッテリー動力である可能性も十分にあり、全く別の新動力を搭載している可能性もある。
- デュエルの強化装甲ユニット「アサルトシュラウド」の右肩のレールガンも「シヴァ(Siva)」、レーゲンデュエルのレールライフル(前述のレールガンを手持ち型に改装)も「ルドラ(Rudra)」と名付けられている。
- 皮肉なことに、ブラックナイトスコードのフェムテク装甲はこれらの武装を苦手としている。
関連項目
バクト…同じくビーム兵器を無効化する特殊装甲を有する、別作品のMS。弱点もほぼ同じ。
(旧MH)バッシュ・ザ・ブラックナイト→(現GTM)ダッカス・ザ・ブラックナイト…劇中のとある演出からおそらく元ネタ。