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No.92偽骸神龍Heart-eartHDragon

なんばーずきゅうじゅうにぎがいしんりゅうはーとあーすどらごん

アニメ『遊戯王ZEXAL』に登場したモンスターカードである。アストラルの記憶の鍵を握るカテゴリー・ナンバーズに属するカードでもある。今のところOCG化はされていない。

概要

アストラル世界を滅ぼそうと企む男・Dr・フェイカーが操るエクシーズモンスターナンバーズに属するモンスターカードであり、フェイカーの切り札。

名前にあるハートのところなど全くない、実に禍々しいドラゴンの姿をしている。色もピンクの部分は全然無く、を主体としたカラーリングである。

蛇の如くかなり細長い胴体をしている。手と腕は存在せず、足の変わりに尖った物体が付いている。背中にはトゲの装飾が付いた巨大な翼を有する。口には鋭い牙が並び、常に紫色のオーラを纏っている。

ラスボスらしい、あらゆるチート効果を詰め込んだ贅沢で処理がめんどくさそうなモンスターとなっている。そしてテキストの説明文はとても長く、その文字数は370文字もある。今のところ、OCG版・アニメ版の歴代フレーバーテキスト数ではトップに立っている。

テキスト

闇属性・ドラゴン族・ランク9 レベル9モンスター×3 攻撃力・0 守備力・0

このカードが特殊召喚に成功した時、相手フィールド上の攻撃表示モンスターを全て守備表示にする。この効果の対象になったモンスターの表示形式は変更できない

このカードは戦闘では破壊されない

このカードの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは無効となり、無効にした数値分のダメージを相手が受け、同じ数値分自分のライフを回復する

このカードが特殊召喚以後に相手フィールド上に置かれたカードは、その次のターンのスタンバイフェイズ時にゲームから除外される

このカードがエクシーズ素材のない状態で破壊され墓地へ送られた時、1度だけ墓地から特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したこのカードの攻撃力は、除外されている全てのカードの枚数×1000となる

活躍

決戦である、九十九遊馬天城カイト神代凌牙(シャーク)との3対1の変則デュエルで登場。遊馬・シャーク・カイトの絆と銀河眼の光子竜の猛攻によってNo.53偽骸神ハートアースが破壊され、フェイカーは敗れたかに思われた。

しかし、ハートアースの効果によってハートアースドラゴンが召喚されており、フェイカーはダメージを受けていなかった。召喚と共に相手モンスター全てを守備表示にする効果によって戦闘は無かった事にされていたのだ。さらに表示形式変更と共にフェイカーは「フェイク・フォーム」を発動、3人にダメージを与えて決着をつけようとした。しかし、カイトが手札から「クリフォトン」の効果を発動しダメージを無効化された。

次にハートアースドラゴンでNo.32海咬龍シャーク・ドレイクを攻撃。とモンスター効果によって3人にとどめを刺そうとするが、シャーク罠カード「エスケープ・ルアー」で攻撃対象をNo.39希望皇ホープに変更、遊馬が罠カード「ハーフ・アンブレイク」を発動することでダメージを大幅に減らされてしまった。

遊馬のターンで魔法カード「ガムシャラッシュ」を使われ600ダメージを受けてしまう。反撃としてハートアースドラゴンの効果でCNo.39希望皇ホープレイを除外、ダイレクトアタックを仕掛けたシャークをも防ぎ切りCNo.32海咬龍シャーク・ドレイク・バイスを除外した。

しかし、この除外する効果を逆手に取られてしまう。罠カード「エクシーズ・ディメンション・スプラッシュ」(除外されるとレベル8モンスターを制限付で2体召喚するカード)を使われてしまい、カイトに超銀河の光子龍を出されてしまう。効果を無効化されたうえにオーバーレイユニットを奪われてしまい、攻撃力を上昇させた超銀河の光子龍に攻撃され粉砕された。

残り僅かなライフとなってしまったフェイカーはこの所業の動機と自身の本当の思いを告白。そこへ真の黒幕・バリアンが強制介入し、フェイカーを乗っ取ってしまう。さらに、倒したはずのハートアースドラゴンが再び復活していた。

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