ルパン三世の公式コラボ
るぱんさんせいのこうしきこらぼ
概要
『ルパン三世』がこれまで作品上でコラボしてきた公式コラボ作品の解説。
『ルパン三世VS名探偵コナン』別記事のある場合は、発表年と該当作品だけ解説し、詳しくは、その作品の記事を参照。
また、マクドナルドコラボのような商品コラボは、キリがないので作品のみのコラボ(クロスオーバー)に留める。
元々が、『アルセーヌ・ルパンシリーズ』という他作者の作品の設定を、現代と地続きにさせた作品のため、コラボさせやすかった可能性もある。
『名探偵コナン』
日本を代表する名探偵と怪盗ということで、コラボを何度か行っている。
2009年3月にテレビ『ルパン三世VS名探偵コナン』を放送。詳しくは、ルパンVSコナンを参照。
2013年12月には続編の映画『ルパン三世VS名探偵コナンTHEMOVIE』を上映。詳しくは、ルパン三世VS名探偵コナンTHEMOVIEを参照。
嘘予告にあった『まじっく快斗』とのコラボは、ルパン三世VS怪盗キッドを参照。
この2作品のコラボ概要については、ルパン三世VS名探偵コナンを参照。
『キャッツ・アイ』
2023年1月27日から『キャッツ・アイ』とのコラボ作品『ルパン三世VSキャッツ・アイ』が配信された。詳しくはルパン三世VSキャッツ・アイを参照。
さらなる可能性
『ルパン三世』が、『名探偵コナン』とのコラボ作品『ルパン三世VS名探偵コナン』が制作された上、『キャッツ・アイ』とのコラボ作品『ルパン三世VSキャッツ・アイ』を制作し、更に『シティーハンター』の劇場版作品『新宿PRIVATEEYES』『天使の涙』でも来生三姉妹がゲスト出演を果たした他、『天使の涙』ではルパンと次元がカメオ出演する等、双方の作品に強い結びつきが生まれている。
その為、視聴者からは少なくとも『ルパン三世』の世界には『名探偵コナン』(および『まじっく快斗』)『シティーハンター』『キャッツ・アイ』が共存している事になっているのではないかと考察する者もいる。
これは元々アニメ版の『ルパン』が監督によって自由な作風で展開されている事や、他の三作品も基本は一話完結型の作品である為、四作ともコラボし易い作品だからである。
また、この考察に基づけば、現状直接のコラボこそしていないものの、『名探偵コナン』と北条司作品も『ルパン三世』という作品を通して共存しているということになる。
ちなみに、4作品を比較すると、
- 主要人物が常人よりも少し強い身体能力を持っている。
- 主要人物に女好きがいる。
- 舞台となるのは現代日本である。
- 巨大な犯罪組織が暗躍している。
といった様に、共通点も意外と多い。
ちなみに、『ルパン三世VS名探偵コナン』『名探偵コナンVSキャッツアイ』などと比べて実際にコラボのない『名探偵コナン』と『シティーハンター』の共通点に絞ると
- 連載時期
- 連載時期は、『シティーハンター』が1985年~1991年、『名探偵コナン』が1994年~現代と、連載期間こそかぶっていないが他の2作品として比較して近い期間となっている(正確には、『シティーハンター』と、『コナン』の前の連載作『YAIBA』の連載期間がかぶっている)。
- 主要人物には博士的ポジションの人物もいる。
- 毛利小五郎と冴羽獠の共通点
また、コナンとルパンを手掛けたトムス・エンタテインメントは、『シティーハンター』のリブート作である『エンジェル・ハート』のアニメ版を手掛けてもおり、一応、コナン・ルパン・北条司作品のアニメ版の制作ノウハウを持っていることになり、これも4作品をコラボさせやすいとする説の補強材料の1つとなっている。
『こち亀』
一方的なコラボ
双方で登場させたり、一緒に作品を作りあげたわけではなく、一方的に登場させた例。『ルパン三世』はパロディも多く、それを含めるとキリがないため、ある程度そのまま出していたりするものに留める。
『シャーロック・ホームズシリーズ』
『アルセーヌ・ルパンシリーズ』でシャーロック・ホームズ(エルロック・ショルメ)が登場していたことをふまえてか、
『ルパン三世』にショルメならぬホームズが登場した例がいくつか存在する。
第2シリーズでは、ホームズの孫とされるキャラクターが、第6シリーズでは、現代のホームズ(ホームズの後継者?)が登場した。
詳しくは、シャーロック・ホームズ(ルパン三世)を参照。
『少年探偵団シリーズ』
『少年探偵団シリーズ』(『怪人二十面相シリーズ』)のキャラクターの明智小五郎と二十面相は、それぞれルパン三世の原作漫画に登場したことがある。
明智小五郎は、ルパン三世を第1話で捕らえる老人として
二十面相は、ルパン三世の上の世代の怪盗であり(本来の設定に反して)自分に殺意を向ける者は殺す殺し屋ということになってる。
詳しくは、明智小五郎(ルパン三世)を参照。