曖昧さ回避
データ
別名 | 未来怪獣 |
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身長 | 41m(成体)、210cm(幼体) |
体重 | 6万2千t(成体)、200kg(幼体) |
出身地 | 5000年後の地球 |
概要
第53話「未来怪獣」に登場。
5000年後の未来から来た地球怪獣で、極度に進化した遺伝子を持つ。時空を歪ませる能力を持ち、局地的に5分ほど時間を止めたり時間移動をすることができる。これが原因でノワール星人に狙われていた。食事は口から管を伸ばして行う。
また、成体には殻にトゲが生えている。
幼体が時間旅行中に現代に迷い込みチームEYESに保護されたが、既に現代の環境になじめず衰弱しており、ヒウラキャップの特製スープを食べても尚、衰弱していった。そこにノワール星人が現れてアラドスの引き渡しを要求。これを地球側は拒否したため(ただし統合防衛軍もアラドスの能力に目をつけ死後研究材料として解剖しようという思惑があり、アラドスの命を救いたいムサシを葛藤させた)、ノワール星人はラグストーン・メカレーターを送り込み円盤と共にコスモスを攻撃。アラドスは劣勢になったコスモスを救うため最後の力を振り絞りラグストーン・メカレーターを時空のかなたに飛ばすと同時に力尽き息絶えてしまうが、迎えにきた成体たちの光線で復活し、共に元の時空に帰った。
派生作品
『大怪獣バトルウルトラアドベンチャー』ではババルウ星人に捕まった子供の個体が登場。レイオニクスに選ばれなかった逆恨みでババルウ星人の移動手段として散々こき使われ、50年前の『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』最終回時の惑星ボリスに置き去りにされてしまった。ウルトラマンたちの協力でボリスへの人工太陽落下から間一髪で逃れ、最後は50年後のボリスにタイムスリップして御倉イオとピグモンを帰してあげた後に元の未来に帰って行った。
余談
当初は「パラドス」(タイムパラドックスに由来)という名称だったが、商標登録の関係で使用できなかったため「アラドス」に変更された。この「アラドス」の由来はこの話の脚本を行った荒木憲一氏にちなんでつけられた。
着ぐるみはジェルガの改造。
デラシオンの予言との関連
5000年後の地球からこの怪獣が来たという事は地球が健在、つまり、2015年のデラシオンのリセットを回避できる可能性は高かったという事であり、2000年後に地球が害を及ぼす星になるという予言も外れたか、リセットも本格的に撤回されたものと思われる。
しかしながら、5000年後の地球にすむ生命体の善悪を抜きにしても、アラドスの時空間を移動できる能力や再生能力に注目した場合、この予言が全く外れているとも言い難い。
事実としてノワール星人がこの能力を狙っていた他、M78スペースのババルウ星人はアラドスの子供の能力を悪用して過去の惑星ボリスにいるレイモンを抹殺して歴史改変を企んでいた為、いるだけで危険な存在である事には違いない。
これを裏付けるように、デラシオンも時空間を移動して怪獣達や闇の巨人を傘下に引き入れている勢力に警戒態勢を敷いている。