概要
本来の2クール番組は半年間継続して放送されるものであるが、こちらは1クール目を1クール放送した後、一旦放送を終了して休止期間を置き2クール目を放送するという形態。
2000年代から増加している。
制作スケジュールに余裕ができて作画の質が担保されるメリットがあるものの、休止中に放送局が変わり見られなくなる地域が出る、宣伝費が休止中の分増えるなどのリスクもある。
亜種形態として分割3クールや4クールもある。
分割3クールは1クールずつ放送するタイプと2クール+1クール(またはその逆)で構成するタイプがある。
分割4クールは2クールずつ放送されるのが主流で、比較的ハイターゲット向けの全日帯アニメ枠(MBSの日5枠や読売テレビの土曜17時30分枠等)で採られることが多い。
テレビドラマでも1クール終了後に別作品Bを挟み、その後に放送される作品Aのようなケースもあるかもしれないが、ドラマの場合は近年が基本1クールで分割のようなケースを取るような作品は一切ない。
(長期シリーズ化している相棒などは、そう受け取られそうな気配はするのだが……あくまで1クール扱い。ウルトラマンがニュージェネレーションスターズなどを挟むケースもあるが、こちらも新作扱いとなるため、分割2クールのような扱いにはならない)
この形態をとった作品の例
分割2クール
アイドルマスター…UHF放送局における再放送。TBSでの本放送は2クール連続放送。
食戟のソーマ餐ノ皿
鬼灯の冷徹弐期
進撃の巨人Season3
ハイキュー!!TO THE TOP
魔王学院の不適合者第2期
分割3クール
デュラララ!!×2…承、転、結の3回にわけて放送
うしおととら…前半2クール+後半1クール
戦国妖狐…前半1クール、後半2クール。上述のうしおととらとは逆。
分割4クール
コードギアス反逆のルルーシュ…後半は『R2』となっている
マギ…前半は『The labyrinth of magic』、後半は『The kingdom of magic』
ソードアート・オンラインアリシゼーション…アリシゼーションは2クール、War of Underworld、同LAST SEASONはそれぞれ1クールにわけて放送