ゲゲゲのゴジラ
げげげのごじら
『ゲゲゲの鬼太郎』(もしくは「墓場鬼太郎」)と、『ゴジラシリーズ』の、クロスオーバーやパロディなどを描いた作品に付けられるタグである。
概要
東宝の制作する特撮映画『ゴジラシリーズ』と、水木しげるの漫画及びアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』(もしくは「墓場鬼太郎」)のコラボタグ。
どちらも昭和中期(終戦直後)から存在する長寿作品であり、怪獣をモチーフとした偽者のメカ怪獣が出現するなどの共通点(鉄の大海獣、メカゴジラ)から、pixivにおいてもちらほらとコラボイラストが存在していた。
また6期鬼太郎の妖怪獣はシン・ゴジラをオマージュしたような描写がされていた。
その後、2023年に映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」と映画「ゴジラ-1.0」が、それぞれ近い時期(11月の3日と17日)に上映・公開されたことをきっかけに、関連作品が徐々に増えてきている。
両作品(製作陣を含む)の共通点として…
- 人間側の主人公達が、戦争帰りの元軍人(特攻と玉砕からの生還者)で、精神面に深い傷を負っており、そして養父。
- 主人公達が子供達の未来を守るため、巨大な敵に立ち向かう。
- ゴジラ-1.0に登場する駆逐艦雪風は、水木しげるが復員する際に乗艦している。
- ゴジラ-1.0の監督である山崎貴と、水木しげるはどちらも軍艦好き。山崎は重巡洋艦高雄を出したいためにこの年代を選び、水木は軍艦の模型作りが趣味だった。
- ゴジラ-1.0で主人公を演じる神木隆之介は、子役時代に妖怪大戦争シリーズで水木しげると共演している。言及のみではあるが鬼太郎も登場しているため、こちらとも間接的にではあるが共演している。
- ゴジラ−1.0の山崎監督は過去に「DESTINY鎌倉ものがたり」や「ゴーストブックおばけずかん」などの作品で「妖怪」「おばけ」を幾度となく描いてきた。
などがある。
尚、水木しげるが鬼太郎以前に描いた作品『怪獣ラバン』にはゴジラが登場しており、そのゴジラの血で人間が怪獣化すると言うストーリーが描かれている(これが鬼太郎の有名なエピソードの一つ『大海獣』の原案と言える)。