阪急2300系
初代は高度経済成長期に登場した通勤形車両、2代目は座席指定車のついた特急専用車両として在籍。
詳細は阪急2300系の記事を参照。
南海2300系
南海高野線山岳区間の乗客減に対し、南海2000系の改良型としてワンマン化・2両単独運用が可能な仕様で2004年に新製、2005年に営業運転入り。
2両編成4本が在籍。直前に高野山が世界遺産に登録される事が決まり、それに相応しいデザインで竣工している。内装は転換クロスシートになっている。南海高野線橋本駅以南の山岳区間で閉じ込めて運用されているのがもったいないくらいである。
名鉄2300系
2005年に名古屋鉄道2200系との組成のため、9編成36両(嘗て2008年には1700系(元1600系)4編成16両)が新造された特急用車両。嘗ての1700系、2200系各種の指定席車2両と2300系の自由席車4両で編成を組む。2300系は2005年に登場した2200系の自由席車の部分の為、2015年度より登場した2200系については双方共10番台とし、嘗ての1700系番号重複を避けるため30番台(2019年度より登場した2200系についても同様の措置)とした。
※なお、名鉄では指定席車を「特別車」(現在では2200系)、自由席車を「一般車」(2300系)と表現する。
山陽電鉄2300系
山陽電気鉄道の通勤形電車。1976年・77年にツリカケ駆動の2700系をカルダン駆動化して生まれた。3000系の機器を新造して装備したので「2000系の車体+3000系の機器」から形式を「2300系」とした。6両改造。
1997年・98年に6両とも3000系の付随車として3550形へ改造されて形式消滅。その後車両自体も2004年までに廃車除籍となっている。