ペトラ=マクネアリー
ぺとらまくねありー
プロフィール
概要
フォドラ西方のブリギット諸島出身の留学生。諸島の王の孫娘で次期女王。かつてブリギット諸島はダグザと組んで帝国と戦争を行ったことがあり(ダグザ=ブリギット戦役)、それに敗北したことで、ブリギット諸島の臣従の証として帝国に人質として連れてこられたという経緯がある。
その後、帝国のゲルズ公の勧めで士官学校に入学した、とのこと。
そうした経緯から別ルートでスカウトした場合、故郷へ帰国後すぐフォドラへ戻り、第二部開始以前から帝国との戦いに身を投じている。
留学生キャラ的なボケをやる時もあるが、地の性格は黒鷲随一の常識人で非常に真面目。
好きなことに勉強が入っており、何事にも一生懸命。頑張っているとはいえども、体を動かすほうが得意で座学はあまり得意ではないようだ。
また、生粋の戦士・狩人でもあり、それ故か支援会話では戦争や狩猟など生命倫理というか「他者の命を奪うこと」についての話も多く、確固たる考えを持っていることが解る。
戦場でも常に周りの状況を見て何が有利かを考えている。
頬のほかに少なくとも腕や背中にも、精霊の加護を得るための文様が施されている。
出身地の母国語とは異なるフォドラの言葉を習得している最中であり、片言で話す。
読み書きはほぼ完全にでき相手が話している内容も理解できるが「会話」が苦手とのことで、日本語の「てにをは」と活用を欠いた独特な話し方をする。また、ことわざを間違えるネタがある一方で、熟語に関しては高度な概念でも正確に使用している。
これらを勘案すると、フォドラ語が日本語と同一だとするとブリギット語は中国語のような言語だと考えられる。
5年が経過した第二部でもまだ片言ではあるが、発話が流暢になっている。
初期クラスは意外にも「平民」。一国のお姫様であり支援会話でもドロテアからそういわれているが、フォドラではいわゆる『外人』であり、それ故にフォドラにおける貴族の定義(聖人やフォドラ十傑の子孫)に該当しないのである。ゲーム内の一般的宗教観の外側に位置する地域の出身者であるのは実はシリーズ初。当然ながら紋章も持っていない。
ユニット性能
得意技能 | 剣術/斧術/弓術/飛行 |
---|---|
苦手技能 | 理学/信仰 |
個人スキル | 狩りの掟(敵のHPが50%以下の時、必殺+20) |
固有習得スキル | 怒りの陣 |
固有習得戦技 | 魔物斬り/秘剣/無我夢中/金剛斧/ウィークショット |
理学習得魔法 | ウインド/アロー |
信仰習得魔法 | ライブ/リザイア/レスト |
スカウト条件 | 技10・馬術C |
成長率 | HP | 力 | 魔力 | 技 | 速さ | 幸運 | 守備 | 魔防 | 魅力 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
% | 45 | 40 | 25 | 50 | 60 | 45 | 30 | 15 | 35 |
成長率は高めで、紋章や戦技に頼らず身体能力で戦うスタイルのユニット。
全生徒では速さの個人成長率が2位タイ(1位はDLCのユーリスなので、それを除けばトップ)で、力・技も高水準。一方で防御面には若干の不安があり、特に魔防は壊滅的。
技能素質は剣・斧・弓・飛行が得意な物理特化で、苦手なのは理学・信仰。本人は斧・飛行のドラゴンナイト系や、剣・弓のアサシン系を希望してくる。
個人スキル「狩りの掟」の効果は、敵の体力が半分以下なら必殺+20、というもの。人間相手だとあまり意味がない(半分以下の時点で必殺が出なくても大体倒せる)が、魔物などの大型敵相手には強力。
適性も踏まえた進路としては、以下のような選択肢が挙げられる。
- 剣系(ソードマスターorアサシン)
速さを重視し、防御面を回避で補う育成。その中でもソードマスターは力が、アサシンは移動力が上がる。
- 斧・ドラゴン系(ドラゴンマスター)
無難に強い飛行職。ヒット&アウェイで集中攻撃を避ける育成。機動性に優れ、力も高くなる。
- 弓系(スナイパー)
長射程で一方的に攻撃すれば、防御面の不安も関係ない。スナイパー専用戦技のハンターボレー+個人スキルの組み合わせも噛み合っており、魔獣キラーとなれる。
槍の適性はないが、成長率は最優。能力値の高さを最大限に活かす育成。
基本的に、抜きん出た長所が無い代わりに無難に強い優等生タイプで、上記のどの進路でも活躍してくれる。そのため、他のユニットとの兼ね合いなどで育成を決めるのが良いだろう。ただし斧系以外の進路でも、ブリガンドのマスタースキルである「鬼神の一撃」は取っておきたい。
また、騎馬・重装・魔法系は適性面や成長率の面で適職とは言い難い。
※括弧内は支援レベルの上限
全ルートで加入可。遠乗りの台詞によると、本作の衣装は母国の女王の正装を模したもの。
コンスタンツェとの支援会話で「故郷にとても幼い(原作のツィリル支援Bで帝国との戦争に両親を奪われたと語っているため、おそらく7~8歳程度の)弟妹がおり、自分が王位を継がなければ恐らく殺される」と発言している。
ところが、原作で唯一継承権を手放す描写のある男主人公との支援Sではこの件に触れていないため、原作とは物語の流れが違うこともあり状況も異なっているのだろう。
異境の姫 ペトラ
「わたし、ペトラ=マクネアリー、いいます。
ブリギット、わたしの、故郷です。
よろしく、願います。」
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 暗器/飛行 |
武器 | 狩猟の鋭刃(獣特効)(専用) |
奥義 | 月光 |
A | 攻撃速さの密集3 |
B | 曲技飛行3 |
C | 先導の伝令・地3 |
2019年8月から登場。
能力的には上記のアサシンとドラゴンナイトの折衷であると言える。レギュラーでは初の獣特効持ちで、飛行タイプの暗器もレギュラー初となった。
「狩猟の鋭刃」は獣特効とキラー系武器に加え、周囲2マス以内に自分より高いステータスを持つ味方がいる場合、戦闘中、各ステータスを+5にする(例えばペトラの速さが38と攻撃が46よりも高い味方が2マス以内にいるとペトラは速さが43。攻撃が51になる)。もちろん全ステータスでも可能になる。
「攻撃速さの密集」は周囲2マス以内に味方がいるときは戦闘中、自身の攻撃/速さが周囲2マス以内の味方の人数×2+1上昇し、最大7まで上がる。条件が整えば武器スキルとAスキルで速さが+12も上がる。曲技飛行と先導の伝令・地で自分と味方の機動力を上げ、スキルを活かしやすくなるような構成になっている。
飛行特効には警戒する必要はあるが素のステータスでは守備も魔防も高くないため得に緑属性の魔道やマムクートには注意。
飛行、暗器のライバルに武器の重装特効と追撃不可効果を無効にするイースターパオラや専用武器での追撃不可や味方の回復役にもなれるエイルもいる。
2022年11月のアップデートで錬成武器対象に。
周囲三マス以内に拡大し、自分の各ステータス-4より高い味方がいると戦闘中、各ステータスに+6へ増加と条件変更。もう一つは周囲三マス以内に味方がいると戦闘中、全ステータス+4が追加。
特殊錬成効果は自分のHPが25%以上あると戦闘中、さらに全ステータス+4かつ追撃不可無効。もう一つは敵のHPが満タンかつ自分から攻撃するとキャンセル効果無効+最初に受けるダメージ60%軽減。
これで範囲の拡大でステータスが上がりやすくなる上に追撃不可無効と、敵のHP次第でキャンセル無効にダメージ軽減追加の更なる個性を得た。
異境の太陽 ペトラ
属性 | 赤 |
---|---|
兵種 | 弓/飛行 |
武器 | 波間の欠片の鋭弓(獣、飛行特効)(専用) |
奥義 | 狙撃 |
B | 攻め立て4 |
C | 速さ守備の十字牽制 |
2024年7月からの超英雄でペトラ初。そして約5年ぶりに登場。
通常版とステータスを比べるとHP以外上回っている。
専用武器は獣、飛行特攻とキラー武器、再移動(1)が発動可能で周囲2マス以内の味方の周囲2マス以内に移動可能に加えて自分のHPが25%以上の時は敵の速さ守備のバフ無効。
もう一つは同条件で戦闘中、全ステータス+5かつ攻撃速さが自分を中心とした縦横3列にいる味方が「攻撃が55以上」と「速さが40以上」の合計値×6分増加(最大18)。奥義カウント-は攻撃で発動する奥義装備時、最初の攻撃前は合計値+1分、カウントが加速して最初の追撃時は合計値+1-戦闘開始時、自分の奥義カウント最大値分、加速する。味方を固めて尚かつステータス条件を満たす必要はあるが常に奥義を連発する芸当が可能になる。