ブロロン(ポケモン)
ぶろろん
基礎データ
全国図鑑 | No.0965 |
---|---|
パルデア図鑑 | No.293 |
ローマ字表記 | Buroron |
ぶんるい | たんきとうポケモン |
タイプ | はがね / どく |
高さ | 1.0m |
体重 | 35.2kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | ぼうじん/スロースタート(隠れ特性) |
タマゴグループ | こうぶつ |
海外表記
ドイツ語 | Knattox |
---|---|
英語・スペイン語・イタリア語 | Varoom |
フランス語 | Vrombi |
韓国語 | 부르롱 |
中国語 | 噗隆隆 |
概要
ポケモンSVより登場した、史上初のはがね・どくタイプのポケモン。
スクラップ工場に投棄されていた単気筒エンジンに、謎の毒ポケモンが入り込んで誕生したという経緯を有する。勿論エンジン部分が本体で、野生の個体は下に張りつけた岩の車より成分を吸収して、そのエネルギーで活動する。
本物の駆動機械を融合先とすることも可能で、各スターモービルの後輪部を良く見ると、延長された車軸にブロロンが張付いている。
やはり唯の岩よりエネルギーやパワーに満ちているためか、ポケモンカード拡張パック「黒炎の支配者」では、ガレージに置かれた車に興味を示すブロロンの姿も描かれた。
さらに成分を吸い尽くして岩が脆く小さくなって来ると、別の手頃な岩へ乗換えるらしく、アニメではイシツブテに寄生しようと襲う描写が成された。
このことから、小型いわタイプにとっては油断ならない一面もあり、パルデアで危ない所としてはコジオかタンドン辺りであろうか?
名前もまんまエンジンを吹かす擬音からであろう。現状でも仮にあくタイプであったとしても、暴走族と絡めるのが良く似合う。
色違いは進化系同様銀色部分が金色となっている。
ゲームでの特徴
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
45 | 70 | 63 | 30 | 45 | 47 | 300 |
隠れ特性は何とレジギガスのアイデンティティであったスロースタートである。
ブロロン自体の素早さ種族値はそこまで高くないため、何とスロースタート発動中は条件付で素早さの実質種族値が-3となるという訳が分からない事態を起こしている。
他にも、全ポケモン中レッツゴー時の移動速度が最速という、大量発生での色違い厳選等に大いに役立つ特徴を持っている。かつ連れ歩いてる時は浮いているので、多少の段差ならば乗越えられるだけでなく水陸問わず動き回れる等至れり尽くせり。
そのスピード故か小回りは余り効かないようで、方向転換もかなり大回りとなってしまうので、レッツゴーで野生ポケを倒して行くテンポは格段に早いという程ではないが、それでも他の徒歩移動のポケモンよりはプレイヤー操作の手間が少ないのは間違いない。
また、その移動速度のため、主人公がライドダッシュで高速移動していてもボールうおり出たまま追従してくれるため、アイテム拾い要員としても便利(ほとんどのポケモンはライド中のダッシュより移動速度が遅く、一定以上離れると勝手にボールへ戻ってしまう。また、外に出して連れ歩きしているポケモンは、レッツゴー指示の有無に関わらず、落ちているアイテムの近くを通ると勝手に拾って来てくれる)。
進化すると移動速度が多少下がってしまうため、スピード優先厳選要員として動かす際にはかわらずのいしを持たせると良い。また、野生ポケモンの不意打ち等の不測の事態に陥った場合の備えとして、けむりだまも有用である。
逆にブロロン自身の色違いを狙う場合はやや難易度が高い。速い、小さい、夕焼け時は判別しづらい、そしておまけに浮遊しているといった厄介な要素が重なる。さらに大量発生時だと、常にそこらじゅうのブロロンが避けられない高速で突っ込んで来る恐怖が付き纏う。
2024年ゴールデンウィークでは、色違い発生率が高まるイベントも開催されたため、ここで狙ったというユーザーもいるであろう。
なお、高レベルのじめんタイプのポケモン(北1番エリアのドオーやナマズン等)を相手にすると倒せず戻って来てしまうことも。DLCマップだとストーリー進行により最終的にレベル60以上のポケモンだらけになるために不利タイプ以外でもボコボコにされがち。
能力が上昇しているレッツゴー用ブロロロームやその他ポケモンも用意して使い分けると良い。
ちなみに実際のすばやさ種族値はブロロロームより低い47である。