概要
ポケパーク(遊園地)とは、主に2005年に、愛知万博と同時開催される形で、期間限定で開園した「実在したポケモン遊園地」のことを言う。
正式名称は「Pokémon The Park 2005」。
2006年には、5年をかけて世界巡業を行う計画が立ち上がり、台湾の台北市で、2005年同様、期間限定で開園・営業を行っている。
テーマソングはベッキー(&ポケパークKIDS合唱団)の「ハロー!サンキュー!」。
しかしながら、諸事情あって2006年の台湾巡業を最後に、ポケパークは開園しておらず、更に上述の海外巡業についても、台湾以降の巡業については白紙撤回された。そのため、2006年以降長期に渡って閉園状態が続いていたが…………。(後述)
アトラクション一覧
ポケパークにあったアトラクション(遊具)は、名古屋開催時に関しては以下の通り。
また、台北開園時に持ち込まれた/持ち込まれなかったアトラクションも○×で表記してあります。
アトラクション名 | ホストポケモン | 台北 |
---|---|---|
おどるポケモンミニツアー | ニャース・ゴニョニョ | × |
ルギアのくるくるシップ | ルギア | ○ |
バトルコースター裂空 | レックウザ | × |
アルトマーレの観光船 | ラティアス・ラティオス | × |
ポケモンメリーゴーランド | エンテイ・スイクン・ライコウ・ホウオウ | ○ |
ウォークスルーアドベンチャー「ミュウと波導の勇者ルカリオ」(注) | ルカリオ | × |
ポケモンわくわくサファリ | ─ | ○ |
ミズゴロウのスプラッシュアドベンチャー | ミズゴロウ | ○ |
ピカチュウの森 | ピカチュウ | ○ |
アクア団vsマグマ団 クラッシュカーバトル | グラードン・カイオーガ | × |
ポケモン星空トリップ | ミュウ・セレビィ・ジラーチ | ○ |
ピチューBros.のわんぱくトレイン | ピチューブラザーズ | ○ |
ポケモン大観覧車 | ─ | × |
※この一覧はイベントステージ等を省略しております。
(注):ウォークスルーアドベンチャー「ミュウと波導の勇者ルカリオ」は、開園時からあったアトラクションではなく、後に追加されたアトラクションである。
遊具(アトラクション)達の行方
閉園後は行方が分からなくなったポケパークのアトラクションだが、この中では珍しく「ポケモン大観覧車」のみポケパーク閉園後の行方が判明しており、現在、静岡県にある遊園地「ぐりんぱ」の観覧車として稼働中とのこと。
もちろん「ポケモン大観覧車」だった頃の面影はない。・・・タブンネ。
この「ポケモン大観覧車」の例から、現在ではおそらく、全ての遊具が解体処分、またはポケモン色を消した上で再利用されているものと考えられる。
ゲーム
台湾興行終了より3年後、2009年に「ポケパーク」の名前を関したゲーム、『ポケパークWii ピカチュウの大冒険』が発売された。ピカチュウが楽園「ポケパーク」を救うべく活躍するアクションゲームである。
ただし、ゲームに登場するポケパークと、本項の「実在した遊園地としてのポケパーク」との間に、直接の関係はない。…と思われるのだが、『ポケパークWii』ではミニゲームの事を「アトラクション」と呼称しているため、「実在した遊園地としてのポケパーク」の事を、全く意識していないとも言えなさそうである。
まさかの復活
2023年12月12日、株式会社ポケモンは「よみうりランド」内の敷地を利用して『ポケパーク カントー』をオープンすることを決定した。
上記台湾の閉園から実に約17年ぶりの発表である。
別名・表記ゆれタグ
現在では、同名のゲーム(『ポケパークwii』、または続編の『ポケパーク2』)の方が話題に上ることが多く、
「ポケパーク」で検索した場合、同名のゲームに関連したイラストが多数ヒットする。
関連タグ
開催地
名古屋市(2005年) 台北(2006年) よみうりランド(予定)