概要
ベッキーは、日本のタレントである。女優、歌手として活動する事もあり、歌手としての名義は「ベッキー♪#」。
神奈川県出身。日本人の母親とイギリス人の父親の間に生まれたハーフで、本名はレベッカ・英里・レイボーン(芸名のベッキーは、レベッカの略称である)。
日本とイギリスの二重国籍だったが、20歳を機に日本国籍を選ぶ。
妹のジェシカ・レイボーンはカナダ在住で、ダンサーとして活躍している。
テレビ東京の児童向け早朝番組『おはスタ』のマスコットガール“Ohaガール”出身。同番組のポケモンの名前の英語バージョンを紹介するコーナー「ポケモン・ザ・ワールド」で芸能界デビューを果たす。以降バラエティー番組を中心に活動している。
2007年7月22日の『世界の果てまでイッテQ!』では、無人島企画で小学生の男の子2人をドラム缶風呂に入れる際、恥ずかしがって股間を隠そうとする男の子からバスタオルを取り上げ、同年代の女の子の目の前でおちんちんを丸出しにさせた。
このときベッキーは、「イッテQ!」の掛け声でバスタオルの前面を開くなど、男の子の開チンを面白おかしくネタにする態度であった。この場面にはスタジオの笑い声が入り、モザイク等の修正なしでそのまま放送された。
当時のテレビでは、小学校高学年ぐらいまでの男の子のおちんちんが映ることはよくあることで、大家族番組の入浴シーンなどでも頻繁に映っていたので、それ自体は特におかしなことではなかった。しかし、男子小学生とはいえ相手の羞恥心を無視したベッキーの行動は、ネット上で賛否両論となった。
2016年1月、ロックバンド『ゲスの極み乙女。』のメンバー・川谷絵音との不倫スキャンダルが報じられる。
雑誌『週刊文春』に誌上にて、2人がホテルのベッドで寄り添う写真、本名で呼び合う親密なLINEの内容、正月に妻帯者である川谷の実家を訪問した事実などが掲載されたが、ベッキーはこれについて記者会見を開き、「お付き合いということはなく、友人関係」と釈明した( → ベッキー・川谷不倫騒動)。
この報道騒ぎが発端で活動自粛の形で休業状態に入り、レギュラー出演していた番組やイメージキャラクターを務めていたCMからのの降板が相次いだほか、制作・放映前だったCM・広告の関係の仕事が次々とキャンセルとなり、結果的に多くの企業がダメージをこうむる結果となった。
休業宣言から数ヶ月たった2016年5月放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』の出演で復帰し、同番組内で、報道で指摘されていた不倫関係などが全て事実であったことを正式に追認した。
また、こうした経緯からか2017年の年末における某人気バラエティ番組の年末恒例企画に仕掛け人として出演した際に、逆ドッキリで「禊」と称してシリーズで恒例のお仕置き(ただし、女性選手)を女性で初めて喰らい悶絶するハメになった。これについて、ファンや視聴者の間で議論が起こっている。
後年でもベッキーの不倫騒動の件は世論から批判され続けているが、やはり自身の好感度キャラのイメージを毀損したこと、会見で嘘の釈明をしたこと、被害者の川谷の妻が一般人であったこと、流出したLINEのメッセージで川谷の妻を侮辱する態度を取ったことが発覚したこと、この4つが大きい。より大きいのは会見での嘘と流出したLINEのメッセージの2つであろう。