「禊(みそぎ)」と読む。
- 身を清めること。日本の固有信仰である神道における神事(儀式)の一つ。
- 1.から転じて自らの過ちを悔い改めること。またそれに則した行動を起こすこと。
- 漫画「めだかボックス」の登場人物 → 球磨川禊
- CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001 に登場する神人豪鬼(神人の字は本来は上が神、下が人の一文字)の超必殺技
1,2の概要
罪や穢れを落とし自らを清らかにすることを目的とした、神道における水浴行為。不浄を取り除く行為である祓(はらえ)の一種とされ、禊祓(みそぎはらえ)とも呼ばれる。
最も身近な例としては、神社の一般参拝者が手水で清めることも禊の一種であると言える。
日本の美しい自然や清流と、それによって培われた日本人の持つ清浄観を根源とした神事とも云われ、罪穢にまみれた自らの身を洗い流し、己が負と向き合うための行いとされる。
その為、やりさえすれば自らの罪禍を洗い流せると言うものでは断じて無く、前非を本心から悔い、行いを改め、真っ当な人間として更生・成長する為のけじめとも言える。
4の概要
最初に登場したのは「CAPCOM VS. SNK MILLENNIUM FIGHT 2000」の隠しボスである豪鬼であり、一定条件を満たすとラスボスのベガをこの技で一撃で倒し乱入してくる。
後の「CAPCOM VS. SNK 2 MILLIONAIRE FIGHTING 2001」では、豪鬼がルガールにより暗黒パワー(オロチの血の力)を注入され、殺意の波動と暗黒パワーが融合した究極の闇を纏った状態となった神人豪鬼のスーパーコンボ(超必殺技)として、「格闘ゲームにおける使用できる技」としては本作品で初登場となった。
同じく「カプコンファイティングジャム」でも神人豪鬼が使用可能。
また、「SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS」でも真豪鬼のエクシード(SVC特有の一試合中一度しか使えない超必殺技)として登場した。
「ストリートファイタークロス鉄拳」でも豪鬼が使用可能。超高速で落下して一撃を加える技というよりもさらに地面に相手を叩きつける演出技といった感じに演出が変化している。
特徴
構えと同時に相手の頭上に移動し、超高速で落下し一撃の下に両断する究極技。
性能
CVS2版は、条件がそろえば10割を持っていく程の超火力を誇る。
ただし、ガード可能(ただししゃがみガードはできない)で発動してからガードが間に合うので適当にぶっぱなすのは厳禁。
使いどころは、対空、相手が飛び道具を撃ってきたとき、隙の大きい技を空ぶったとき、強攻撃からキャンセルしてコンボなど。
ただし、ヒットさせても4フレーム程不利となってしまう為、起き上がりのリバーサルで大技を叩きこまれると、運悪ければ禊を叩きこんだよりもデカいダメージを貰う可能性がある。
(これは神人豪鬼の体力が、豪鬼より更に低くなってるため)
SVC版はコンボには組み込めないが、なんとガード不能。
しかし、火力がエクシードの割に低いなどCVS2版とは性能が異なる。
関連タグ
開海「モーゼの奇跡」 ←東方非想天則にて東風谷早苗が禊を元にしたと思われるスペルカードを使用。