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佐官の編集履歴2024/09/30 02:37:33 版
編集者:kosugi
編集内容:加筆しました

解説

佐官」とは、近代軍隊士官階級区分の一つである。

尉官」の上、「将官」の下の階級区分となる。

「左官」ではない。

その区分の仕方は、種類時代によって異なるが、

主に大佐中佐少佐の三階級をまとめて呼ぶ名称である。

平たく言えば「指揮官の指揮官」である。現場の人員に直接指図する尉官と異なり、佐官はそれら指図する人間をさらに指図する人間であるため、非常に広い視野と高い判断力が求められる。

このため大尉から少佐までの昇進は中尉から大尉への昇進とは比べ物にならない難易度となる。

ほとんどの軍隊では高い人事評価を得たうえで難易度の高い試験を経る必要があり、壁が超えられずドロップアウトする人間も少なくない。

自衛隊においては、陸佐・海佐・空佐が佐官に当たる。

陸軍及び海兵隊では、連隊大隊指揮官及び参謀

海軍では、軍艦艦長及び副長、または航海長機関長などの各科の長、

空軍では、飛行隊などの指揮官及び参謀がこの階級となる。

また「代将」は「大佐」もしくは「上級大佐」が臨時に将官扱いされる時の称号なので、階級としては「佐官」のままとなる。

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