ジェイド・リーチ
じぇいどりーち
結んだ契約を果たせなかった、あなたが悪いんですよ?
概要
名前 | Jade Leech |
---|---|
学年・クラス | 2年E組13番 |
誕生日 | 11月5日(蠍座) |
年齢 | 17歳 |
身長 | 190cm |
利き手 | 右 |
出身 | 珊瑚の海 |
部活 | 山を愛する会 |
得意科目 | 魔法薬学 |
趣味 | テラリウム |
嫌いなこと | 予定調和 |
好きな食べ物 | タコのカルパッチョ |
嫌いな食べ物 | アナゴ |
特技 | 紅茶をいれること |
CV | 駒田航/越乃奏(幼少期) |
個人のロゴは左向きのウツボ。
人物
フロイドとは双子の兄弟。
物腰が柔らかく、誰にでも丁寧な口調で接する。
アズールの補佐役でもあり、その有能さは寮長達の間で『スーパー秘書』として評判。一見すると真面目で、自由人なフロイドと腹黒いアズールの二人に振り回されているようにも見えるが彼も腹黒い。むしろファンの間では「あの3人の中では一番腹黒いのでは?」と言われるレベルで、仲間内の悪巧みにも積極的且つ誰よりも愉快そうに乗っている。バイオレンスな片割れが暴力的手段に出そうになっても(場合によるが)止めそうで止めない。そんな口より手が出る片割れの代わりに口が出るタイプで、サラッと物騒な事を言ったり遠回しに相手を罵ったりと毒舌で一言多い。入学式直後には新寮生の個人情報やSNSの裏垢まで把握しており、その情報ファイルを寮長に丸ごと上納していた。
フロイドの事は「一緒に居ると何が起こるか解らなくて楽しい」と行動を共にしており、授業ボイスでも「フロイドが心配です」と発言するなど何かと彼のことを気に掛けている…が、あるエピソードではあっさりと相棒を売って文字通り暫く歩けない身体にしたりと時として薄情になることも…。 また、フロイドが以前の入学式でリドルを怒らせた際に、燃やされた上に吹き飛ばされた彼の姿を見ていつになく大はしゃぎする様子を見せていた。
滅多に動じず、基本的に(たとえ某狩人からストーカーされようと)何が起こっても興味深そうに事態を楽しむ傾向があるが、カリムから(本人なりの厚意で)砂糖30個入りのお茶を振る舞われた時は苦笑いしていたり、本編のある事件には余裕のある態度が崩れていたりと、多少の予定外や危険事でも自身の手に負えるレベルまでに限るようだ。
それでいて他人からの評価は気にしない、実に食えない人物である。 そのため長い付き合いのアズールからは「フロイドよりいかれ具合がわからないから余計にたちが悪い」と評されてる。
このような性格から普段一緒にいるアズールやフロイドですら内心で一番ヤバい身内と思っている節があり、リドルの誕生日のパソストで「同じ寮を除く生徒の中で誰を兄弟にしたいか」という質問に対し、ジェイドを弟にすると返答されたアズールはいつもの冷静さが嘘のように激しく動揺し「本気ですか!?」と信じられないものを見たような反応をしていた。フロイドによると昔から他人の言う事を聞かなくて両親も苦労していたらしく、そんなジェイドに対して「昔から優等生の擬態だけは上手いから、マジで厄介」と評している。
表情の変化は大人しめだが歯が見える程口角を上げて(意地悪そうに)笑う事も。怒ると無表情になるタイプ。
ルークからは「ムシュー・計画犯」と呼ばれている。
魔法薬学は得意だが、飛行術は苦手で授業開始直後は浮かない顔をしておりモチベーションも低い。腕前に関して本人は「アズールよりマシでしょう?」と言い張ってはいるがユーザーからすれば……。
因みに意外にも「燃費が良くない」ようでファンからは大食漢に見られている。実際おめかしジェイドのホームボイスにて食べる量が多いことは判明している。
双子であるフロイドが「海の中じゃ靴は履けない」「折角足が出来たんだから好みの靴を履かないと勿体無い」等と元々はよく見る姿とは違う姿をしていたのを仄めかすような事を言っていたが、第三章「深海の商人」にて兄弟揃って真の姿が明らかになった。
フロイドがクルーウェル先生から「リーチ弟」と呼ばれているので、ジェイドは「リーチ兄」と呼ばれている可能性があるが、どちらが兄であるかは明かされていない。
珊瑚の海の中でも北の方出身。ウィンターホリデー中は海面が流氷で覆われる為帰るのが大変という理由でフロイド、アズールと共に寮で年を越すという。
また山、とりわけ山の恵みの一つであるキノコに執着を見せている。一時は二週間、ほぼ毎日のようにラウンジにてキノコ料理を出していた。キノコ嫌いであるフロイドは元より、無料で低カロリーの食材と喜んでいたアズールまで文句を言うほどのものだったようだ。
学園では「山を愛する会」を自身で設立し活動している。他の部員に関しては詳細が明かされていなかったが、第5章にて設立者であるジェイド一人で活動していることが判明。ちなみにホームボイスでは主人公を勧誘している。なお一見運動部と思われるが文化部である。
本編・イベントでの動向
本編・第2章
初登場。マジフト大会を目前に生徒が相次いで怪我をする事件を追っていた主人公が、ケイト情報でターゲットにされるであろう生徒として兄弟揃ってマークしていた。 彼等に気付くと貼り付けた様な笑顔で片割れと共に追い掛け回した(ゲーム上ではバトル)。
本編・第3章
イソギンチャクの奴隷達を解放するべく契約を果たそうとする主人公達をフロイドと共に邪魔をした。作戦には愉快そうに乗りつつも、アズールの危機を察知すると主人公達に拘るフロイドを窘めたり自棄を起こして暴走するアズールを説得して止めようとするなど片割れや副寮長としてしっかりした場面も見られた。
また、アズールが主人公に提示した「博物館のとある写真」を取ってこいという条件に対して思うところがあったのか、驚いた様子を見せている。
本編・第4章
続けて登場。ウィンターホリデー期間中の為兄弟と幼馴染みと共に学園に残った。そこで偶然モストロ・ラウンジに転がりこんだ主人公達からスカラビアの事に関するトラブルを聞き、三人揃ってスカラビア寮に乗り込む。最近情緒不安定だというカリムには原因があるのではとユニーク魔法で本人の口から情報を聞き出そうとするが、他人を操る魔法を使える人物に心当たりがあるという事までは判明するもののその相手が誰なのかまで聞き出す事はできなかった。しかし皮肉にもカリムのその強い思いこそが犯人の特定に繋がることとなり……。
本編・第5章
文化祭にて「山を愛する会」展示ブースの準備を行なっていた。会場設営をサボり持ち場を追い出されたフロイドもブースに遊びに来ている。同好会の活動内容や山の魅力を主人公達に解説していたがあまり理解されていない様子。
本編・第6章
アズール達が攫われた後に嘆きの島やイデアについての情報をマレウスやリリアから聞かされ、攫われた者はもう生きていないかもしれないと発言。ジェイドとしては最悪の場合のことを考えてのことだったのだが、周囲の不安を煽るような発言にあのカリムからかなり本気で怒られていた。
本編・第7章
Chapter2ではリリアの送別会に登場。その後マレウスによって眠らされた。
Chapter10で彼の衝撃的な夢が明らかに。陸の山を全て踏破したらしく、今度はまだまだ謎の多い海底火山をアズール、フロイドと共に登りまくるという内容だけ見ると微笑ましい感じの夢だったのだが、そこにいたのは少年漫画を彷彿とさせる眉太で劇画タッチの熱血アズール。シュール漫画に出てきそうな間抜けな顔の逆に狂気的なフロイド…などキャラ崩壊が凄まじく、フロイドには「もともと他人に興味ねぇヤツだとは思ってたけど、うろ覚えにもほどがあるだろ」と言われている。加えてイマジネーション強度自体は低いのにも関わらず、自分を信じる力が強いという理由で中々目を覚まさなかった。そして夢の内容に本気で嫌悪感を抱いたフロイドと全力の兄弟喧嘩が勃発、それを止めるために放たれたセベクのユニーク魔法に加えて、夢の中のアズールとフロイドに解釈違いを起こしたことによって漸く覚醒した。のは良かったのだが、覚醒した瞬間偽物とはいえそれまで仲良くしていた2人を無表情で即座に消し飛ばすという容赦の無さを見せ、周りからは恐怖されていた。また、同章では「ブフッーーー!」や「ぷぷっ」といった普段の彼からは想像も出来ない笑い方をしているので見物。
アズールの夢に渡った後はその時の浮遊感に酔ってしまい吐いた上にそれがフロイドにかかる事になってしまった。落ち着いてからは素早く夢の内容を把握し適切な対応をしていたのだが、夢の中のアズールの姿にフロイド共々興味をなくし、暴れるだけ暴れ回った後に「生産性のない遊びに時間を費やすつまらない存在と一緒にいても得られるものは何もない」というかつてのアズールが思っていたはずの言葉を返した。この行動によってアズールは目覚めかけるも闇に飲み込まれてしまい、ジェイド達も後を追うことに。アズールの計画が全て上手く行った夢を見てフロイドと共に「そんなのは、面白くない」として夢を壊すために行動を始める。
そのためにアズールの力を奪うために契約書の居場所を見つけるための作戦を計画。アズールの夢の作り込みが非常に丁寧であることを逆利用して、珍しいキノコで偽物の自分を誘き寄せた後、自分自身を叩きのめしユニーク魔法で契約書の在処を見つけ出すことに成功する。ちなみにキノコは貴重な植物を置いてある保管室を勝手に開けた上に、ノリノリでガラスドームを破壊しまくって手に入れたものである。この行動には周囲もドン引きしていた。
契約書を見つけた後は上手くアズール自身の手で契約書を破壊させることに成功するも、大きなダメージを受けた事で一時的に離脱する。
ハッピービーンズデー
同じ農民チームとして主人公と共に行動をする。主人公の窮地を二度救っている。副寮長という立場ゆえゲームのルール上同じ寮の寮長であるアズールとは敵対。相方のフロイドは興味を持たずにどこかへ行ってしまったものの、当人はノリノリでアズール含む怪物チームと戦っていた。
事前にアズールから聞いていたスミスの情報もきっちり有効活用している。
情報、狙撃、役割分担、サバゲーのあらゆる要素で結果を出しておりアズールからも「お前を敵に回すとロクな事がない」と言わしめた。
因みに合流する直前までは「怖くて木の上で震えていました」などと供述していた。
ゴースト・マリッジ
花嫁ゴーストイライザからイデアを奪還する為の花婿候補として兄弟揃って参戦させられる(高身長がゴーストの理想に適っていた為)。
丁寧な物腰と花のプレゼントで好印象は持たれていたものの、フロイドから実は毒草だとバラされ、「物騒!!」と失格の平手打ちを食らってしまった。(自分だけ失格にされたのが気に入らなくて)バラしたフロイドもフロイドだがそんなモンを渡したジェイドもジェイドである。
星に願いを
願い事は特にないと言って『アズールとフロイドの願いを叶えられますように』と願った。ただしイデアからは胡散臭い、と疑われている。
スケアリー・モンスターズ!
ハロウィーンの実行委員にして本ガチャのSSRの一人。
飄々とした対応をしつつも、何時も通り笑顔で毒のある発言などをしていた(スカラビアの飾りつけでボロボロデザインになったサムの店をオンボロ寮のようだと評したなど)。一方子供や一般客には丁寧な対応を行なっている。
マジカメモンスターに怒るフロイドを止めることなく見守っており、一連の騒動もやり甲斐のある仕事だと満更でも無さそうだった(彼等の迷惑行為を肯定するワケではないだろうが)。
ハロウィーンパーティーの実行が危ぶまれた6日目には、パーティーを実行させる為マジカメモンスターを撃退すべくアズール、フロイド共々作戦を提案。生徒一丸となり、マジカメモンスターを自分達の仮装と演技で怖がらせ彼等を追い払うという手段に出る。
本番では封印を解かれた人魚のマミー役を担当。フロイドを「封印されている人魚の怨霊」として人魚姿で水槽に入れ、マジカメモンスターが水槽に傷を付けたタイミングでジェイドがフロイドと入れ替わり「復活を果たした人魚のマミー」として登場することで同一人物のふりをするという双子ならではの作戦を実行した。
なおその後、アズールを自在に操れるマミーにしたという設定のもと(台本の都合上)逆らえないアズールにアドリブで踊りを披露させている。 「あんなの打ち合わせになかっただろう!」
Endless Halloween Night
「オラ、かかってこいよ雑魚ども!そんでぇ……もっと僕のこと楽しませて?あはっ」
ハロウィーンウィーク最終日の夜中、突如として行方不明になった生徒の一人。
その後、ゴーストの世界でリドル・ラギー・オルトの組の前に現れたが……口が悪く掴みどころの無い喋り方をした、一人称を除けば片割れのフロイドそのものの人格をしたゴーストに意識を乗っ取られていた。
リドルは事前に本人から見分け方を聞いていた為一目で彼がジェイドだと見抜いていた(途中「分け目を逆にしたフロイドかもしれない」と揺らいではいたが…)。
その後三人によってゴーストを追い出してもらい、正気を取り戻した。
豊作村のケルッカロト!
豊作村に一緒に行く人物を探しているエペルの前に話しかけてくる。いつも通り対価を要求……と、言うわけでは無く豊作村にある山目当てであった。そのため目的であるケルッカロトにはついでの扱いであった。
豊作村は雪がありとてつもなく寒いが当人は平気(イデア曰く深海育ちの人魚に言われても……)豊作村で売られている稀少な山菜に喜んだりとイデアからマニアと評された。ちなみにここでのしか食べれない(食べるのに専門の知識と技術が必要)なキノコも目的の一つ。また豊作村フェアをモストロラウンジでするための現場調査も目的。そりを引くぬいぐるみは当初はタコを要求したが当然ながらそりを引く陸の動物という縛りから離れてしまい却下されオーソドックスな鹿を選択する。(当人曰く、タコが必死にそりを引くのは滑稽で面白いという理由だったらしくイデアはアズールに同情した)アズールとフロイドには小鳥を模した笛をお土産に選択する。二人が吹いているのを見るととても微笑ましいというが……。
フェアリーガラIF
シルバーのパーソナルストーリーに登場。小さな妖精と話すための翻訳機を手に入れたいシルバーの事情を知り、ものづくりの妖精が好む「壊れた金物」=モストロ・ラウンジの調理器具を手配。シルバーに乗じてものづくりの妖精をおだてたが、素直な性格のシルバーは本心から相手の技術を褒めていたため、彼に調子を狂わされ早々と引き上げていった。
それでもちゃっかり店の調理器具を直してもらい、修理や新調に要るコストを浮かすしたたかな所は健在だった。
マスターシェフ
『辛味のふるさと』にて、ランダムに選出される審査員の一人として登場。
判定は甘くもなく厳しくもなくと言った風。怪しげな料理を出すと唖然とした表情をして仕方なく一口だけ食し、珍しく立腹した顔で1点評価を下す。
豆と人生ではメインキャラとして登場。動機は部活動をより豊かにするためにと言う理由。パソストではラウンジで料理を作っていることも手伝って手際がよいこともあり優等生とシェフゴースト達から(同時に受けている生徒があまりにも問題児過ぎるのも手伝って)喜ばれるのだが……。
その後、『豆と人生』にてジェイドのSR見習いシェフが実装された。
ステージ・イン・プレイフルランド
Lost in Book with TIM BURTON'STHE NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS
SRカードで登場。
番外編
- おめかしバースデー
トレイにつぎ、フロイドと共にバースデーキャンペーンのキャラクターとなったジェイド。
ストーリーは他のバースデーカード同様普通のカードとは異なり、『誕生日の人へのインタビュー』形式のものとなっている。
このエピソードで彼とフロイドの耳を飾っているピアスはデザインではなく本物のチョウザメの鱗であることが判明。ミドルスクールに上がる前、彼ら兄弟に勝負を挑んできたチョウザメがとても綺麗な鱗をしていたので、勝負に勝った暁には鱗をくれる約束を取り付け、見事勝負に勝って手に入れた思い出の品だとか。ちなみに海の魔女の呪文に力有るものとしてチョウザメが登場するので、チョウザメの鱗は珊瑚の海ではお守りとして人気があるらしい。
また彼の趣味であるテラリウムは、彼の憧れの偉人である海の魔女がビンの中で生き物を飼っていた逸話を聞き「魔女の気持ちを少しでも知れたら」と始めたのがきっかけだそう。たまに予想外の事態が起きることも相まって、現在では彼のお気に入りの趣味になっている。
彼の実家は本人曰く「様々な商売をしている”ごく普通の自営業”」を営んでいるらしいが……真相はいかに。
- ユニオンバースデー
- ニューイヤーキャンペーン2021
ニューイヤーストーリー3日目のオクタヴィネル編に登場。
本編で語られた通り、ホリデーは帰省せず学園に残っていた。
新年早々、ラウンジでニューイヤーキャンペーンを始めようとするアズールに「お手柔らかにお願いします」と承知し、主人公には締めの挨拶を行った。
- Sam's New Year Sale
アズールとフロイドと共にミステリー・バッグを手に入れる為に奸計を巡らす。
寮生に指示し、店の場所とは別に行列を作る事で他の生徒を誘導して店から遠ざけていたのであった。
当てた中身は文房具の詰め合わせ。テラリウムのキットが欲しかったようで、エースがそれを当てていたとデュースから聞くと”新年の挨拶”に伺いにいく事を決めた。
ユニーク魔法
『そんなに怖がらないで、力になりたいんです。かじりとる歯(ショック・ザ・ハート)』
魔法名 | 【かじりとる歯(ショック・ザ・ハート)】 |
---|---|
効果 | 一度だけ相手に真実を喋らせることができる |
一度使ってしまうと、その相手には二度と使えなくなってしまう。
また魔法耐性が強い人間や、用心深い人間にはほとんど効かない。
逆に心のガードが緩い人物や、気が動転するなどして心に隙が出来た相手にはかなり効きやすいらしい。しかしそれでも相手の義理堅さによっては第三者との約束で詳細を話すことを拒否されるなど、魔法の発動中に話を聞きだすのが難しい時もある。
その性質故、ジェイドはユニーク魔法のことを気軽に話したがらない。(利用しているアズールも同じである)
余談であるが、魔法そのものは第三章でも出ていたが名前や効果の詳しい説明が出たのは第四章である。