伊藤誠
いとうまこと
曖昧さ回避
- ゲーム『SchoolDays』シリーズの登場人物。本項で解説。
- 日本の漫画家→伊藤誠(漫画家)
- 日本のマルクス経済学者→伊藤誠(経済学者)
- 日本のアニメプロデューサー→伊藤誠(アニメプロデューサー)
※注意
このキャラクターは、その所業故にアンチが非常に多く、時折過剰なキャラヘイト表現や、「似たような人物」など本来の記事内容の趣旨からズレた書き込みが行われる事があり、それが原因となって編集合戦へと発展する事も多々あります。
原則中立性のある記事を保つ為、そして無益な編集合戦及び、演者への風評被害を防ぐ為にも、そういった悪意を含んだ書き込みは極力控えるよう、お願い致します。
プロフィール
概要
『SchoolDays』シリーズの主人公。
伊藤止という可愛い妹がいるが父親に引き取られたため別居しており、普段は看護師をしている母の萌子とマンションで2人暮らし。
萌子が夜勤で不在がちなため、家では1人でいることも多い。
特にアニメ版では作中で許しがたい愚行・イライラさせるような言動の数々を行ったため、視聴者からは(半分ネタ交じりも含めて)「誠死ね」と言われるのが半ばお約束となり、本作を知らない人も本ワードは知っているほど有名なネットミームの1つにもなるほどだった。ちなみに、彼にインテルが入ると外見はそのままだが別人になる。
父の名を「沢越止」といい、この父親は『School Days』の作中に登場こそしないが、その実態は数え切れないほどの女性と関係を持っているとんでもない親父である(また、そのまた父親もすさまじいほどの子供を作っているのだが……)。この伊藤誠もその血を直に引いているせいなのか、異常な自分勝手ぶりと性癖を兼ね備え、まさに「修羅場量産工場」ともいうべき最狂の主人公(笑)である。更に『CrossDays』では可愛ければ男でもOKという凄まじい見境の無さを発揮。恐ろしい広さのストライクゾーンを持つ。詳細は足利勇気を参照。
その無責任ぶりはかなり問題で、基本的に『都合が悪くなると付き合っている相手をすぐに見放す』といったパターンが多い。その結果、アニメ放映終了後に行われた人気投票では西園寺世界と不人気部門でぶっちぎりのワンツーフィニッシュ(1位は誠、2位は世界)を飾るという不名誉な記録を作る。
しかしながら、アニメ版は製作者自身が誠を徹底的に負のキャラクターとして描いていると発言しており、同作品を視聴しただけで彼を非難すると、原作ファンから非難される事もあるので注意(理由は以下参照)。
またそのアニメ版の伊藤誠も真面目に考察すると全ての行為が悪だったとは言い切れない部分(そもそも、アニメ版では誠以外にも問題行動を行うキャラが多いため)があり、割と何も知らずにイメージだけで彼をクズキャラ扱いしている人が多いとも指摘される。
愛の反対は憎しみではなく無関心という言葉もあるように、下記の余談を含めて良くも悪くも彼は裏を返せばユーザーから愛されているキャラクターという風に好意的な解釈はできるかもしれない。まぁ、ただの都合の良いネットのおもちゃにされている印象も否めないが....
言うまでもなく名前の由来は日本の初代総理大臣である伊藤博文。
この伊藤博文も明治天皇から「頼むから、もう少し女遊びを慎んでくれ」と言われるほどの好色だったという。ただし本人は「相手は商売女であり、妾を囲ったことはない。」とあくまで店で買い物するのと同じ感覚であると主張し、また周囲も「子供を作るようなことはしなかった。」と擁護している。
原作での描写
偉大なる父や兄弟達の歴戦の記録(孕ませ回数)と比べれば月とスッポンほど違うのでまだマシではあるが、School Daysの全EDを含めるとほぼ全員のヒロインを妊娠させ(例外は乙女)、前に付き合っていたヒロインとは縁を平気で切る最低の男である。
2016年には番外編であるが、母親とも関係を持ち、妊娠させている。
しかし、ファンから「芋エンド」と呼ばれるエンディングを迎えるルートでは、言葉を虐めた乙女達を叱り飛ばした上、虐めを裏から手引きしていた(と誠は勘違いしていたがこのルートの世界は直接は関与しておらず周りの暴走の結果であるが)世界に面と向かって絶縁宣言して言葉を救ったり、勘違いから仲違いしてしまった刹那をフランスまで追いかけて行き和解したりと、ギャルゲーの主人公(エロゲー)には珍しく、男らしい一面を見せている。また、アニメでは登場しなかったものの、妹が存在し、『SummerDays』においては(多少シスコンの気があるものの)非常に妹思いの良き兄である事も判明している。
これらの場合は、「きれいな誠」や「この場合の誠は生きろ」と呼ばれ、支持するファンも存在する。
なお「誠死ね」はあくまで「伊藤誠(School Daysの主人公)」に向けたネタなので、それ以外の伊藤誠さんたちには迷惑が及ばない気遣いが必要である。
まあ、澤永泰介など、誠以上に問題のある人物は何人かはいるが……。
余談
アニメ版の『SchoolDays』のプロデューサーも同姓同名の「伊藤誠」である。
イベントで「リアル伊藤誠」と発言するなど、実にノリノリである。
ちなみに彼は、マーベラスエンタテインメント所属である。
彼が色々な意味であまりにも人気が高いゆえか、Twitter(X)やYouTubeでは大量のなりきり垢が多数存在する。
これは最早overflowから著作権的なものが来ないか心配なレベルである。
難しい事は承知の御願い事
正直、アニメ版やゲームシリーズの数々の行動から悪く観られがちだが、ゲーム原作ではルートの展開によっては言葉を苛めていた女子を窘めたり、別ヒロインではあるが、仲違いした彼女を追って自費でパリまで追い掛けたり、別作品では離れて暮らす妹の面倒を観たり、漫画版では言葉と世界と三角関係になった事を後悔する場面もあるため、願わくは誠の良い点も観て欲しい所である。