グラニュート・ヤード
ぐらにゅーとやーど
データ
- 身長:203.2cm〜
- 体重:122.7kg〜
- 特色/力:刺突攻撃/防御力
概要
ストマック社に雇われ、グラニュート界から人間界に現れたグラニュートの一体。
絆斗の予想では、ケーキ等の洋菓子店『ガトー・コキーユ』の前で子供にマドレーヌを配る、温厚そうな店主の男性が彼の人間態ではないかと推測している。
背中に無数の牙と口を生やし、渦巻き状の巨大な黒い殻を背負ったヤドカリのような姿をしており、鬼の角を思わせる触角を生やす橙色の黒ずんだボディを持つ。両手は甲殻類を思わせるギザギザのハサミとなっている。
下半身はボンと同じゴツゴツした造形のもの。
前腕から繰り出すハサミによる刺突攻撃を得意とし、背部の殻は仮面ライダーヴァレンの銃撃を弾くほどの硬度を持つ。
闇菓子の原材料となる幸福の感情の質を落とさないように仕事に実直であり、より高い品質を求めて感情表現が素直な子供をターゲットにする等極めて悪質。
トンネル内で子供が立て続けに行方不明になっている事件の犯人であり、マーキング代わりでもある店の菓子を食べて幸せな気分にになった頃合いを見てヒトプレスに変え回っていた模様。
活躍
狩り場であるトンネル内で子供達をヒトプレスに変えて誘拐しており、そこでマドレーヌを食べていた少年を背後から狙うも調査をしていた絆斗の銃撃で阻止されてしまい、そのまま彼の変身したヴァレンとの戦闘を開始。
「お前、赤ガヴの仲間か!狩場を嗅ぎつけられるとはなあ!」
ヴァレン「おい!ここに通る人間を襲ってたのか!?」
「俺の仕事はそんな雑じゃねぇ。大事なの質だ!お前には用は無い!」
自身の殻とハサミで叩きのめそうとするも狭いトンネル内では長所を満足に活かせず、臆することなく立ち向かってくるヴァレンの猛攻に不利を悟り、放った銃弾を殻で防御し相手が怯んだ隙に撤退した。
絆人は標的にされた少年が逃げる際に落としていったマドレーヌの包装と、ヤードの「俺のお菓子、旨かったかぁ?」という発言から、ヤードが『ガトー・コキーユ』の店主に化けているのではないかと推理し店に向かうも、一足違いで店は跡形もなく消え去り更地になっていた。
しかし、店の前の歩道には何かを引きずったような跡が残っており…。
逃亡後は、公園でマドレーヌを食べていた高瀬きらりをヒトプレスに変えようと企み背後から忍び寄る。