プロフィール
職業 | 教授 |
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趣味 | 登山 |
血縁 | スービエの従兄弟 |
吸収の対象 | 飛ぶものすべて |
夢 | 英雄になる |
目的(現在) | 天空より見下ろす神に |
形態変化 |
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CV | 杉田智和(LoV) / 中村悠一(RS2R) |
概要
『ロマンシング サ・ガ2』の宿敵、七英雄の発起人にしてリーダー。
ノエルらと共に古代人への復讐の為に居場所を探っている。
同じ七英雄であるスービエとは従兄弟同士である。
語源は品川の逆読み。
七英雄最強を自負する"男"で、手足の代わりに蝶のような翼が生え、首元の羽衣の後ろには後光が差している。
概要(ここからネタバレ注意)
ネタバレ注意
動向
東方の国「ヤウダ王国」の城・ハクロ城を根城にしており、王国と戦争をしている。
ヤウダ自体はジェラールの代から行くことも可能だが、イベントを進めるためには先にメルー地方を制圧しなければならない(ノエルは倒さなくてもよい)。
ここは七英雄と因縁浅からぬ古代人がいるトーレンスに最も近い為、この地を拠点に古代遺跡の調査、または古代人に対する警戒、現代人がトーレンスへ行く事への妨害などを行っていたと思われる。そのせいか皇帝を倒す事にさほど興味はなく、対面時の「もう帰る」選択肢ひとつであっさりとユウヤンまで送り返してくれる。
ヤウダ制圧がアバロン新市街建設発注の条件のひとつであること、制圧時の収入増加が地域最高なこと、攻略中にイーストガードやイーリスを仲間にできることから通常攻略においては優先して倒すべきで、少なくとも最後の一人に残すべきではない七英雄といえる。
一方でヤウダ地方のイベントはかなり長いので、RTA等の特殊プレイでは逆に真っ先にラストダンジョンに送られる。
原作ではジェラールと接点を持つことはなかったが、リメイク版ではジェラールの前に姿を現すイベントが追加されたような演出がある。リーダーにしてはゲーム内の行動範囲が狭く(ヤウダ王国とラストダンジョン位)影が薄かった影響かもしれない。
実力
書籍『ロマンシング サ・ガ大全集』によると、古代人の中では元々実力者であったらしい。
実際、第2形態になろうものなら十分な熱属性対策をしないと勝てなくなるほど術力が高く、七英雄のリーダーは伊達ではない実力を見せつける。
皇帝のHPが700以上になると第2形態に変化し、羽の一部が骨っぽくなり顔立ちも変わる。
また、第1・第2形態共に全体攻撃+ランダムで麻痺効果を与えるサイコバインド(プレイヤー側も神槍ロンギヌスの固有技として使用可能)を多用する。第2形態はサイコバインドの使用率が増えるので難易度が上がっている。
とはいえ、攻撃は熱属性と状属性に偏っているため対策も容易。サラマンダーなら熱属性をシャットアウトできるので、下手すると状防御中心の装備のサラマンダー単騎の方が楽に攻略できるかもしれない。
他はネレイドも無効にできないとはいえ熱・状共に耐性を持っているのでオススメ。
特に第2形態はその2つの属性しか使用しないため、リマスター版では追憶の迷宮で手に入る地の指輪2つと火神防御輪を装備して挑むとただのサンドバッグと化す。
第1形態でもその装備に加えソードバリアを使うことで完封できる。
そうでなくともワグナスの攻撃はムラが激しいため、何度か挑戦しているうちに勝てるということも割とある。
尚、他の七英雄と同様に冥地相で再生する(ラストダンジョンが冥(強)地相)が、ワグナスは天術を使用するため自分で再生を止める状況も割と起こり得る。
特徴
顔立ちもどこか中性的で、おまけに立派なおっぱいも付いているが、男です。何故男のクセにおっぱいが付いていやがるのかは公式には説明されていないが、「同化の法」により女性型妖精系モンスターを中心に取り込んだ影響だろうと推測される。(因みにロックブーケは死霊系モンスターを中心に取り込んでいた。リアルクィーンのように、人間の女性に似たモンスターは数種類いる。特に翼を持つ精霊族には女性が多い。)
性別問題
ゲーム中のグラフィックを見ただけでは、胸はおっぱいなのか筋肉なのかは、実は判然としない。七英雄合体形態の一部となった姿(ワグナスの本体)に至っては、膨らみらしいものが見当たらない。
また、ゲーム中では「七英雄で唯一の女性はロックブーケ」と明言されており、ワグナスには女性型モンスターに大ダメージを与えるスクリュードライバーのクリティカル効果が発動しないという事実がある。しかし、この技は設定上女性(雌)であるはずのクィーンや海の主にも通用しない。
一方でNTT出版の攻略本では、第2形態を「男性の顔をした後期ヴァージョン」と表記している(=「第1形態の顔は女性」ということ)。しかし、同社の出版物は記述に誤りが多いので、信憑性が薄い(というかどちらの形態の顔も中性的である)。
そして書籍『冒険ガイドブック』のイラストでは、胸は明らかにおっぱいとして描かれている一方、コミカライズ版では筋肉として描かれている。
リメイク版では昨今のポリコレなどの問題もあるためどうなるか危惧する声もあったが、普通に豊満なおっぱいを髪ブラ隠しているオリジナル版同様の姿で登場した。
なお、イベントと戦闘ではフルボイスなのでCV中村悠一で喋りまくる。
ロードオブヴァーミリオンシリーズ
カードゲーム『ロードオブヴァーミリオンⅡ』にも他の七英雄共々登場を果たしており、カード裏のフレーバーテキストによると以前の職業は教授。
この様に性別及び「胸のあれはそもそもおっぱいなのか」という点は非常に曖昧だったのだが、『LOV』のカードイラストでようやくおっぱいである事が明確になった。
インペリアルサガ
なお、インペリアルサガのイベントにて、半神半魔の魔物アプサラスを倒し吸収した事が語られている。そのアプサラスとは女性モンスターであり、吸収したワグナスは有翼の魔物へと変貌を遂げた。その際、首から下は陰になっていて確認出来なかったが、外見の特徴はSFC時代より描かれているワグナスそのものであって、恐らく立派なモノがふたつぶら下がっている事だろう。
リベンジオブザセブン
このリメイクでは各所に散らばる「七英雄の記憶」から追放前の七英雄のエピソードを見ることが出来るが、リーダーたる彼の描写はまさしくこの作品のもうひとりの主人公であるという扱いになっている。
やがて来る大災厄に対して、開発中の次元転移装置がすべての人々を救うに至らないことを歯痒く思いながらも、独断でサグザーを開発主査に任命して励まし、自らはタームの撃退に尽力するなど、高潔な志を持つ人物として描かれている。
そのタームに対抗すべく少数精鋭の部隊を結成することを決め、後の七英雄と呼ばれるメンバーが集まっていくが、実は意外にも自らの足でスカウトに赴いたのはスービエのみであったりする(ダンターグはノエルの窮地を救ったことがきっかけであり、ボクオーンは自ら頭脳を売り込み、そしてロックブーケとクジンシーは第二次ターム掃討作戦の道中で押しかけて加入に至った)。
一方で大神官の「自身を含む上位層のみが生き延びるために平然と弱き者を切り捨てる」思想に歯噛みするなど、思い通りにならない現実に苛立ちを見せるシーンも見られる。
ノエルの提案した「吸収の法」を取り入れ、大きな力を身に付けた彼ら7人は、見事タームの親玉であるクィーンの討伐に成功。首都に凱旋し、人々からは「七英雄」と崇められたが、程なくしてリーダーのワグナスが大神官の謀略によって国王殺害の濡れ衣を着せられてしまう。この時大神官は「ワグナスが魔物に心を乗っ取られた」と振りまくが、当時のワグナスにはまったくそのような様子は見られなかった。
抵抗が無意味だと知ったワグナスは「自分だけを処刑しろ、他の6人を巻き込むな、さもなくば大神官を殺す」と言い、自分だけが処刑台に上がる道を選ぶ。
しかし6人はそんなワグナスを見捨てることなく、処刑当日に警備を突破して救出に現れた。ワグナスは「これで7人全員が正真正銘の逆賊となった」と嘆くが、ここでボクオーンが違和感を指摘する。警備がなっていない、と。
その言葉にワグナスは気づく。大神官は最初から七英雄全員を追放する気でいたのだと。
直後に赤い光が降り注ぐ。世界から消える直前、ワグナスは叫んだ。
「いいだろう…! 私を断じよ! 七英雄に流刑の裁きを加えよ!」
「だがいずれ、我らはこの世界に帰る!」
「その時は必ず、この手で貴様らを…! 復讐の裁きを!!!」
……こうして彼らの物語、リベンジオブザセブンは幕を開けたのである。
余談
上述の通り、浮遊城での対面時に「もう帰る」の選択肢を選んだ場合は「では地上までお送りしよう!」と返答して本当に地上まで送ってくれるのだが、どういった手段で地上に送っているのかは不明であった。
一部のプレイヤーは、その容姿から背中に乗せて皇帝一行を地上まで送ったのではないかと思っていたとか。
その為、3Dリメイクとなったリベンジオブセブンではどういう扱いになるのかと噂されていたが、実は風術らしきものを使い皇帝一行を地上へと送還していることが判明。
長年の疑問が解けた瞬間であった。