本項では、その概略を解説し能力の詳細・代表的な体得者は『覇気(ONEPIECE)』を参照。
概要
本作『ONEPIECE』で度々登場していた能力で、後に『覇気』という生物が宿す潜在能力と明らかになった。
これは全ての人間に潜在する「意志の力」のこと。要は、”体内の気(エネルギー)やマインド”のことで、それらの目に見えない感覚を操ることで発揮される技術でもある。
過酷な海域・新世界へ挑む冒険者や闊歩する強者の多くが、長期的な鍛錬で能力を引き出し扱い方を習得している。
稀に、生まれらながら会得している者(例:アイサ、オトヒメ)、生命の危機で発現する者(例:モンキー・D・ルフィ)、精神に強い衝撃を受けて覚醒する者(例:ウソップ)もいる。
また描写は少ないが、無意識に『覇気』を発現および暴走する事もある(例:コビー)。
内容
定義 | 相手を威圧する覇気 ※1 |
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発生源 | 使用者が持つ「威圧の効果を持つひとまわり強い覇気」 |
概要 |
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※1 「覇王色の覇気」は、覇気による効果や技術の一つであるため、覇気そのものの定義ではない。要は、多くの者が捉えている「覇気=覇王色(〇〇色の覇気)」という認識は誤りだということ。カイドウなどのセリフはあくまでも一般的な意味として使用している発言である。
※2 「覇王色のときに稲妻が発生する」などという認識が非常に多いのだが、それは誤りである可能性が非常に高い。『「覇気の稲妻」の描写について』ついて解説。
※3 メカニズムが「武装色の覇気」と同じなので、よく混同して解釈されてしまうことがあるのだが、決定的な違いは使用者が使用する覇気自体にあると考えられるので、「武装色の覇気」とは全くの別物であることに注意(覇気自体の違いは、"見聞色の覇気使いのキャラクターの発言"と"周囲に力量差のある者が存在する環境"の何れかの条件に該当すれば可能となるが、それ以外の環境では覇気の性質上、作中を見ても見極めることは極めて困難なので、目視での判断はまず不可能)。
※4 以下の「放出する覇気(仮)」を参照。なお、「(仮)」としているのは、作中や公式ではっきり明言されていないためである。
相手を威圧する力で、中でも特殊な種類の覇気。
この力は使用者の「気迫」そのもので、数百万人に1人しか素質を持たないが、レイリーによると世界で名を上げる大物はおおよそこの資質を備えているという。
この覇気を持つ者は“王の資質”を持つとされる。
新世界を進めば“王の資質”を持つ者はザラにいるとされ、その中で決するのは塞き合う“覇王”達の更なる頂点とされる。
応用
覇王色も練度が上昇していくと、様々な扱い方ができるようになる。具体的には、
覇気(威圧感や殺気)の発散
内容 |
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纏う覇気
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主な使用者
使用している可能性が高い人物(黒いビリビリを発している描写のあるキャラ)
使用できる可能性が高いキャラ
放出する覇気(仮)
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主な使用者
覇王色は他の2つの覇気と違って鍛錬による強化は不可能で、当人自身の人間的な心身の成長でしか強化されない。もし制御できないままでいると、激情などに駆られて暴発してしまい、敵味方関係なく周囲を威圧するため非常に危険であり、どの道鍛錬は不可欠である。
「覇気の稲妻」の描写について
「覇王色のときに稲妻が発生する」という多くの情報には、最近の描写や統計的に見ると、全く信憑性がない。
実際に作中では、「実力者」が覇気を使用すると稲妻が発生する現象が頻繫に描かれていて、「覇王色使いの実力者」にも頻繫に覇気による稲妻が発生する現象が描かれているので、作中をいくら見ても両者はかなりの確率で一致してしまう。
このことから、「覇気の稲妻=使用者が膨大な強い覇気故に発生している現象」だとした方が自然である。
「覇王色のときに稲妻が発生する」という認識は、恐らく「覇王色の衝突」「覇王色を纏う」などの新情報が明かされたときに注目が集まるようになり、その記憶が読者の頭の中に鮮明に残るにようになったことが要因として考えられ、それが「覇王色=稲妻」という認識になって拡大してしまった可能性が高い(詳細は『覇気(ONEPIECE)』の項目で統計的に見た上で解説を行い、覇王色と武装色と違いの解説も行っている)。