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→ニセコ町
元々「ニセコ」とは、アイヌ語で「切り立った崖」を指す。
ニセコ町名の直接の由来となったのは倶知安町との境に跨る火山の「ニセコアンヌアプリ」(標高1,308m)であるが、その山名は「(町内の)ニセコアンベツ川(切り立った崖のある川)の(水源の)山」という意味であるとされている。
また現在周辺自治体も含めて使用される「ニセコエリア」について、本来ならばニセコ町内を流れるニセコアンベツ川、あるいはニセコアンヌアプリ連峰の地域である意味を、観光開発目的などのために拡大解釈化がされたものと思われる
列車名
ニセコ町内には現在JR北海道の函館本線が通っており、ニセコ駅が所在。
開通から今日まで同駅を経由する様々な優等列車が運行されてきた。
ニセコの地名をその名に取り入れた列車も多く、かつては蒸気機関車が牽引する急行「ニセコ」号や、臨時快速「C62ニセコ号」、「SLニセコ号」、ジョイフルトレインのニセコエクスプレスなどが運行されている。
2024年現在は、以下の列車が運行。
定期列車
札幌駅(札幌市北区)-倶知安駅(倶知安町)・蘭越駅(蘭越町)
臨時列車(季節運行)
特急「ニセコ」号
キハ261系5000番台気動車(はまなす編成)(5両)
※札幌駅-函館駅間は、定期特急の「北斗」号が途中千歳線と室蘭本線経由で運行。
関連項目
北海道占冠村の地名。
こちらもアイヌ語に由来し、「上トマム」、「中トマム」、「下トマム」の町名がある他、ニセコ町と同じく大規模なスキー場などの観光施設が知られる。