曖昧さ回避
デストロン(仮面ライダーV3)
ダブルライダーに倒されたはずのゲルショッカー首領が新たに組織した悪の秘密結社。
ダブルライダーに基地に踏み込まれた際、首領自身が「最後の組織」と言っている。後のシリーズの組織の親玉(仮面ライダーXの「GOD機関」、仮面ライダーアマゾンの「ガランダー帝国」、仮面ライダーストロンガーの「ブラックサタン」)は確かに違う人なので、「自分が直接指揮する組織」の意味と思われる(デストロン首領は骸骨の姿で、テープレコーダーが内蔵されていたので、「大首領」の”中継地点”ともいえよう)。
初期は人間に、動物と機械の能力を埋め込んだ「機械合成怪人」(「ハサミジャガー」、「カメバズーカ」など)が登場し、初代大幹部・ドクトルGの死と共に、各地の部族集団を招聘した怪人を作戦に起用するようになる。
大型兵器「プルトンロケット」を主要都市に打ち込む作戦がライダーマンにより、彼の命を賭けて阻止された後、起死回生の「D作戦」がV3に阻止され、最後の怪人・ザリガーナ(ヨロイ元帥)が首領に粛清され、更に「人類に死をもたらす死神」がV3に撃破され、組織は崩壊した。
構成員
デストロン首領
デストロンを支配する存在。その正体は異形の生物の骸骨。
自らを死神と呼んだ。
初期に登場したドイツからきた幹部。V3の事を「カメンラ~イダV3」と変な呼び方で呼ぶ。
正体はカニレーザー。
キバ男爵
中盤に登場したアフリカからきた幹部。ドーブー教の呪いの儀式を行う。
登場してから5話とけっこう早くやられる。正体は吸血マンモス。
キバ男爵が倒れた後にチベットからきた幹部。まんじ教教祖。
こちらも5話でやられる。正体は死人コウモリ。
終盤に登場した最後の幹部。結城丈二の右手を溶かしライダーマンを作った張本人である。↑二人に比べ長く活躍。そのため二次創作ではほかの幹部より目立つ。
正体はザリガーナ。
機械合成怪人
初期~ドクトルG編で登場していた「今週の怪人」。動物と武器あるいは道具等のマシーンを掛け合わせた怪人。
後年ジャシンカ帝国のメカ進化獣が同様のコンセプトで作られている。
キバ一族
キバ男爵と共に率いる結託部族。主に牙を持つ動物がモチーフ。
ツバサ一族
ツバサ大僧正と共に率いる結託部族。主に飛行能力を有する動物がモチーフであるが、バショウは気にするな。
ヨロイ一族
ヨロイ元帥と共に率いる結託部族。主に甲羅や硬い皮膚を持つ動物がモチーフ。キバ、ツバサに比べるといまいち統一感はない。
デストロン戦闘員
デストロンの戦闘員。人間の五倍の戦闘力を持つ。
関連タグ
デストロン(トランスフォーマー)
デストロン(Destron)は、『トランスフォーマー』シリーズにおける悪の陣営。
双璧をなす「正義」の陣営として「サイバトロン(Cybertron)」が存在する。
ちなみに原語版では「ディセプティコンズ(Decepticons)」、『ビーストウォーズ』シリーズでは「プレダコンズ(Predacons)」となっている。
pixvでは、どちらかというと『トランスフォーマー』のデストロンのイラストの方が多かったりする。